カラパイアの歩き方

診察台の上で甘えまくる猫
 動物病院が好きという猫はあまり多くない。非日常な空間であるため、どうしても緊張してしまう。暴れたり、隙あらば逃げようとしたり、岩のように固まったりと、普段とは違う行動を見せる子も多い。

 だが中には、家と同じようにリラックスして、甘えまくる子もいるようだ。

 この猫ちゃん、診察台の上で立っていなければならないのだが獣医さんや飼い主にスリスリと体を近づけ、ごろんと横になってしまう。
sponsored link
2000年前の古代ローマ時代の岩に掘られた彫刻を発見
 スペインにある古代ローマの砦を調べていたとき、笑った人の顔、果物があふれるほど入った角型の籠(豊穣の角)、そして男根が岩に彫刻されているのが発見された。

 これら彫刻がなにを意味しているのか、その答えを得るには、ローマ神話と、自然の力を説こうとしたローマ人の骨折りを深く掘り下げる必要がある。
sponsored link
20230531_191903_batch
 今月5日の早朝、ロサンゼルスのウッドランドヒルズにある民家のリビングルームで、何やら騒がしい鳴き声がしていた。

 様子を見に行った住人のショーシャンさん兄妹が見たのは、犬用のドアから侵入したらしいコヨーテと、そのコヨーテを相手にひるまずに威嚇している愛猫の姿だったんだ。
企業サイコパス、経営者がサイコパスである割合
 サイコパスのイメージは、冷淡で無慈悲な犯罪者や連続殺人者をイメージする人が多いだろう。だが実際にはそうではない。

  サイコパスが一般人口に占める割合は約1%程度と言われているが、いくつかの研究では、企業経営者や上級管理職のなかではその割合がぐっと高くなるという。

 こうした「企業サイコパス」と呼ばれる人たちは、魅力的で口がうまく、人を操ることに長け、利益重視で情に左右されず人を解雇できるため、昇進は速いかもしれない。

 だが結局彼らの有害さはその有益さをうわまり、企業を蝕んでいくという。2008年の世界金融危機の原因の1つは、企業サイコパスにあるという説があるほどに、その毒は強力だ。

 そんな危険な企業サイコパスは一体どのくらい存在するのか?その研究結果を見ていこう。
自己修復する特殊コーティング素材が開発される
image credit:vimeo
 今どきの車は運転支援や衝突防止といったハイテク技術が満載だ。カメラやレーダーなどの高性能センサーを使ったさまざまな便利機能がドライバーの安全に一役買っている。

 だがひとたびセンサーが傷つくと車の誤作動などの潜在的なリスクになり、致命的な交通事故を招きかねない。

 そこで今回開発されたのが、自動車のセンサーに使用可能な「自己修復」する特殊な透明素材だ。既存のレンズ材料から造られたこの素材はコーティング材に活用できる。

 その修復方法は簡単で、できた傷の部分に虫眼鏡などで太陽光を当てるだけ。すると60秒以内に傷が消えるという。
インフルエンサーと出会い、動画が拡散され多額の寄付金をもらったシングルマザー
 ミシガン州デトロイトで交通整備員として働くシングルマザーの女性は、5月14日の母の日に、ある男性と出会ったことで、その後の人生が大きく変わるほどの経験を得た。

 その男性はTikTokインフルエンサーで、女性にインタビューをした動画を投稿したところ反響を呼び、多額の寄付が集まったのだ。

 女性は最近夫を亡くし、フルタイムで働きながら2人の子供を育てていた。

 インフルエンサーの粋な計らいで、大好きだという野球チームの試合に連れて行ってもらった女性。会場のスクリーンには自分の動画が映し出され、さらに見知らぬ人たちから多額の寄付が集められていたことを知り、驚きと感動で涙を流して喜んだ。
歩道橋で交通整理をしているように見える面白トリック
 交通量の多い道路では車や人々が行きかっている。だか実はは、道路上のこれらのものは巨大な手によって操られていたのだ!

 ていう風に見えてくる。この遠近法を利用した面白トリックはドイツの映画監督、エリック・シュミット氏によって作られた。
no title
 ヒマラヤグマの“チャダ”は、子供の頃からサーカス団で飼育され、芸を仕込まれ観客たちにパフォーマンスを見せていた。

 だがその後別の巡回サーカス団に売られたものの、その後、小さな檻の中に7年間置き去りにされていた。

 だがようやく保護されたことで、20年ぶりに初めて自由を得ることが叶った。

 ボロボロの状態になっていたチャダは、今すっかり元気を取り戻し、第2のクマ生を保護区で満喫中だ。
象は人間と一緒に過ごすことを楽しんでいる
 動物園の動物たちは、自分たちを見にくる人間をどう思っているのだろう?

 象について言うならば、来園者の訪れを楽しんでいるようだ。動物界でも社会的生き物として知られている象は、特に人間との交流を楽しんでいるという。

 ノッティンガム・トレント大学とハーパー・アダムス大学の動物行動専門家たちは、動物園で250種以上の動物に対する来園者の影響について調査した。

 その結果、象については特筆すべき結果が得られたという。来園者がいると、退屈を示す行動が減少したという。

 『Animals』(2023年3月28日)に掲載された研究によれば、動物園にいる動物たちは基本的には来園者に対して中立だが、人間が見に来てくれるのを喜んでくれる動物と、そうでない動物がいるという。
自分がもらった食べ物をすべて猫に差し出すやさしい犬
 動物好きなアーサー・プラザさん一家のペットの中で最年長なのは、10歳の元保護猫「キコ」である。2年前、一家は保護施設から子犬を引きり「ベント」と名付けた。

 ベントは年長者を思いやる心優しい犬で、すぐにキコと良好な関係を築き上げた。

 ベントは家に来た時からキコのすることを学び、キコのペースを尊重した。キコに対して並々ならぬ敬意をもっているようで、ベントに食べ物を与えると、真っ先にキコのいるところに運び、キコに「食べてください」と差し出すのだという。
7000年前の石の道路を海底で発見
 クロアチア、コルチュラ島沖の海底で奇妙な構造物が発見された。調査の結果。7000年前に使用されていた石造りの道路であることがわかった。

 新石器時代にさかのぼるこの構造物は、かつてアドリア海に浮かぶコルチュラ島を、古代の人工陸地と結びつけていたものだという。
20230530_195856 (4)_batch
 一昨日、爪切りを全身で拒否る猫のカイくんの動画をお届けしたけど、みんな見てくれたかな?



 カイくんにぜひお手本にしてほしい、不動の心で爪を切ってもらっているペットの姿がネットで話題になっていたんだ。あまりにも穏やか過ぎて「仏陀?」との声も上がる中、ASMRぽい映像でもあるので、おやすみなさいの前に見てもらえるといいかもなのだ。

中間質量ブラックホールの有力候補を発見
 地球から7200光年の先にあるとある星団で、ブラックホールの”ミッシングリンク”が発見されたかもしれない。

 それは地球からもっとも近いさそり座にある球状星団「M4」の中心にある何かで、未だ正確に存在が確認されていない「中間質量ブラックホール」ではないかと考えられている。

 その領域は太陽800個分の質量が凝縮された超高密度空間で、そばにある星々がまるで「巣に群がるハチ」のように周囲をめぐっている。

 宇宙望遠鏡科学研究所のエドゥアルド・ビトラル氏は、「あまりにも小さいので、未知の星々のメカニズムが働いているのでない限り、単一のブラックホールだとしか説明できません」とプレスリリースで語っている。
現実のAIに触発され新たなターミネーターの脚本に挑む監督
 ジェームズ・キャメロンと言えば、大ヒットとなった映画『ターミネーター』の脚本と監督を務めたことで有名だ。

 そんなキャメロン氏は、現在、OpenAIのChatGPTのような現実世界の人工知能(AI)からインスピレーションを得た『ターミネーター』の新しい脚本を執筆中だという。

 そんなキャメロン氏だが、AIについてまだ見極められてない部分があることも明かしている。

 先日ラスベガスで開催された「Dell Technologies World 2023」に登壇したキャメロン氏は、「AIの方向性がはっきりするまで、脚本を仕上げることはできない」と語ったそうだ。
sponsored link
Sponsored Link
記事検索
月別アーカイブ
Sponsored Link
Sponsored Link