カラパイアの歩き方

トラとクマが遭遇!結構うまくやれているようだ
 自然動物公園でトラが小道を歩いていると、後ろからクマがやってきた。クマの気配に気が付いたトラが後ろを振り返る。するとクマは立ち上がった。

 このまま、捕食獣トップクラスの激闘が繰り広げられるのか?と思ったらそんなことはなかった。

 トラはゆっくりと腰を下ろし、姿勢を下げる。逃げも隠れもしないが、戦う意思はないということなのか?

 全く敵意を示さないトラ。この姿勢なら簡単に襲うこともできるがクマもただ立ち上がるだけでそれ以上のことはしない。

 彼らは自分の力を知っている。直接戦うことはリスクが高いのを知っているため、無駄な戦いはしないのだろう。 
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M87銀河の中心にある超大質量ブラックホールは自転していた
 ブラックホールが、自転していることを示す、直接的な証拠が史上初めて発見されたそうだ。

 そのブラックホールは、おとめ座の方角にある楕円銀河「M87」の中心にある。20年分の観測データから、そこから噴き出すジェットがコマの軸のように歳差運動をしていることが確認されたのだ。

 これによって、アインシュタインの一般相対性理論の正しさが、またも裏付けられることになった。

 日本の国立天文台や総合研究大学院大学など、国際チームによるその成果は『Nature』(2023年9月27日付)で報告されている。
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 以前カラパイアで紹介した、「たくさんの犬たちをまとめて散歩させる」ビジネスのお話を読んでくれたお友だち入るだろうか。



 このサービスを始めたティム・ピンクさん、さらに新たな展開を目指しているそうだ。マランダーでその後を追ってみようと思うよ。

未知の言語が記された粘土板をトルコの古代遺跡から発見
 3,000年以上も忘れ去られていた、失われた言語の存在が明らかとなった。

 トルコのアナトリア中央部にあった、ヒッタイト帝国の首都、ハットゥシャの遺跡から出土した粘土板に刻まれていた楔形文字のおかげだ。

 それはこれまで知られることのなかった、インド・ヨーロッパ語系の言語カラスマ語で、ヒッタイト帝国の歴史や文化を知ることができる貴重な発見である。
民家の屋根に大量のハゲワシが集まり恐怖におびえる近隣住民
 動物の死骸に群がり死肉を主な餌とすることで知られているハゲワシ類(ハゲタカ)が、アメリカ・テネシー州のとある民家の屋根に集まり、近隣住人を恐怖に陥れた。

 ハゲワシは基本的に単独で行動する鳥だ。ただし、食物となる死肉が豊富な場所では、多数のハゲワシが集まることもあるという。

 屋根には少なくとも20羽のハゲワシが集まっており、隣の家に住む男性はその様子を撮影し、SNSに投稿、ネットユーザーに相談したところ、「すぐに警察に通報して!」と勧められたという。
指名手配中の巨大カルテルのボスが学校にコンピューターを寄贈
 メキシコで、現在逃亡中の、最重要指名手配カルテル(麻薬組織)のボスが、新品のコンピューターを学校に寄付したとして、注目を集めている。

 エル・メンチョとして知られるリーダーのネメシオ・オセゲラ・セルバンテス自身が、子供たちへのメッセージを添えて寄贈したということだが、悪名高いハリスコ新世代カルテル(CJNG)は、これまでにも善行活動を行っていることが伝えられている。

 一体、何が目的なのか。
世界的に有名なロビンフットの木が意図的に切り倒される
 自然を守り愛する人々にとって、これほど心を痛めることはないかもしれない。イギリスで、200年近く立っていたセイヨウカジカエデの木が、16歳少年に意図的に切り倒されるという悲しい事件が起こった。

 この木は、ユネスコの世界遺産となっているローマ帝国時代の城壁跡「ハドリアヌスの長城」の隣にあり風光明媚なシカモア・ギャップに立っており、1991年に映画『ロビン フッド: 泥棒の王子』に登場して有名になった。

 地元の州警察は少年を逮捕し、現在取り調べを進めているという。

 この木は、美しい風景の象徴として多くの人に愛されてきただけに、SNSでは破壊行為をした者に対して非難と怒りの声が寄せられている。
飼育員が行ってしまうのを阻止しようとする象
 象(ゾウ)は感情が豊かで、愛情深いことで知られている。仲間を思いやり、仲間の死を悲しみ涙を流すほどだ。また、誰が敵で誰が味方かをずっと記憶している。

 インドで撮影された動画には、象がいつもお世話をしてくれている飼育員に対し、まっすぐな愛を貫く様子が映し出されている。

 その飼育員が仲間のスクーターに乗って、去っていこうとすると象が必死に止めるのだ。

 どうしても離れたくない、ずっと近くにいてほしい。その思いはすべて鼻の動きに現れており、鼻で飼育員を自分の近くに引き寄せたり、鼻を回して向かう方向とは反対の方向に連れて行こうとする。
最後の食べたものが内部に残っている三葉虫の化石を発見
 チェコ共和国、プラハ盆地にある4億6500万年前の地層で三葉虫の化石が発見された。この化石が貴重なのは、内部に最後に食べたものが残されていたからだ。

 およそ2億5千万年もの間、2万種以上の仲間たちが海底にひしめいていた三葉虫は、古代生物のシンボルのような存在で、これまで多くの化石が発見されている。

 だが、基本的生態はあまりよくわかっておらず、彼らが何を食べていたのかも明確ではなかった。

 今回、お腹の中に食べ物を残したまま死んだ三葉虫が発見されたことで、謎のヴェールに包まれた彼らの暮らしぶりがほんの少しだけ明らかになったようだ。
家から閉め出された猫が飼い主に激怒
 猫のコヴは怒っていた。飼い主は帰宅後、庭にいたコヴに気が付き、窓を開けて「どうしたの?」の声をかけた。

 「どうしたもこうしたもあるか!」とコヴは鳴き声をあげ、飼い主をにらみつける。「中に入っておいで」と話しかけると、「俺についてきな」と飼い主に何かを示そう玄関の方に歩いて行った。

 何と飼い主、猫用ドアのロックをしたまま出かけてしまったのだ。コヴは家に入りたくても入れなかったことにご立腹だったのだ。
no title
 何千年もの間、世界中の人々は空に輝く説明のつかない物体を描いてきた。いわゆるUFO(今風にいうところのUAP:未確認航空現象)と呼ばれるもので、日本だと江戸時代に描かれた「虚舟(うつろぶね)」があげられる。

 彗星、流星群、火球、オーロラ、地震発光など、現在では簡単に説明がつく空に現れる航空現象は、古代でも広く伝えられていた。

 古代の作家たちは、こうした航空現象は社会不安や差し迫った災害の兆候とみなした。

 UFO(UAP)に対する反応は、現代も過去も変わらない。政治的、軍事的危機と関連した、空に現れる不可解な物体の歴史は長いのだ。
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 子供の成長はあっという間。ニンゲンも動物もおんなじだ。昨日まで赤ちゃんだったのに…!と、元気に走り回る様子を見て、思わずうるうるしちゃった経験ってみんなにもあると思うんだよ。

 今日は生後2日から、子猫の成長の様子を写真に収め続けた動画を紹介するよ。親になったつもりで、その成長っぷりに感動してほしい。
日本で日本語完全対応のchatGPTを作る取り組み
 技術立国を目指していたはずの日本だが、今や人工知能をはじめとする世界の革新的開発に遅れをとることが目立ってきた。

 とりわけ生成AIの分野では、日本は世界で3位のOpenAIのサイトのアクセス数を誇りながら、その開発という点では他国に後塵を拝している。

 一体なぜこんな状況になってしまったのか?

 人工知能にくわしい人材の不足やAIの学習を行うハードウェアの不足も考えられるが、もう1つ、日本の言語や文化の独自性もあるかもしれない。

 外国語で訓練されたAIシステムは日本語と文化の複雑さを理解できないと感じている研究者も多く、日本独自のChatGPTを開発する動きが高まっている。
幽霊付き物件が売りに出される
 アメリカ、マサチューセッツ州にある物件が売りに出された。それは1850年に一戸建て住宅として建設された歴史のある古い建物で、1948年に葬儀場として改装されたものだ。

 物件案内には「簡単に一戸建て住宅に戻すことができる」と記載されているが、一番目を引くのが、芝生に設置された看板に「おそらく幽霊がでる(Probably haunted)」と書かれていることだ。

 つまりここは幽霊付き物件で、ゴーストハンターたちにとっては魅力的なものなのだ。
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