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サッカーボールと激突したカモメ、試合は一時中断、選手が心肺蘇生を施し息を吹き返す

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(著) (編集)

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image credit: Instagram @
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 動物にやさしい国、トルコならではの出来事が話題を呼んでいる。

 イスタンブールで行われたサッカーアマチュアリーグの試合で、低く飛んでいたカモメにボールが当たり、カモメがピッチへ落下した。

 すぐさま試合は中断され、駆け寄った選手がカモメに心肺蘇生法(CPR)を施したのだ。迅速で適切な処置により、カモメは無事に息を吹き返した。

 カモメはその後、野生動物治療施設に送られ、治療を受けており、元気を回復しているという。

 残念ながら、蘇生を行った選手のチームは試合に敗退したが、この出来事が広く知られると、大臣をはじめ多くの人からの賛辞が寄せられることとなった。

サッカーボールと激突したカモメがフィールドに落下

 この事件は2026年2月22日、イスタンブール1stアマチュアリーグのプレーオフ決勝戦中に発生した。

 ゼイティンブルヌで行われたこの試合では、メヴラナカプ・ギュゼルヒサルとイスタンブール・ユルドゥム・スポルの2チームが対戦していた。

 事件が起きたのは、試合開始後22分のことだった。ユルドゥム・スポルのゴールキーパー、ムハメット・ウヤニク選手が、ペナルティエリアからボールを​​蹴り出した。

 ボールは空中で、ちょうどピッチの上を飛んでいたカモメに激突し、カモ​​メはそのまま地面に落ちた。

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試合は中断、選手がすぐに心肺蘇生法を実施

 試合は即座に中断され、真っ先に駆け寄ったのが、イスタンブール・ユルドゥム・スポルの主将、ガニ・チャタン選手だった。

 カモメに近づいても反応がなく、呼吸もしていない様子だったため、彼はためらうことなく心肺蘇生(CPR)を開始。

 約2分間の胸骨圧迫を続けた結果、カモメはなんとか息を吹き返し、足と目を動かし始めたという。

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 チャタン選手はカモメをサイドラインまで運び、医療スタッフに引き渡した。

 その後試合は再開されたが、残念ながらチャタン選手のチームは敗退し、優勝を逃してしまったそうだ。

 下がその時の一部始終を写した映像である。

ネット上では賞賛の声と「逆効果では?」との意見も

 この出来事は瞬く間にSNSで広がり、世界中で話題になった。
 チャタン選手の行動を称える声が数多く上がる一方で、「本当に胸骨圧迫が必要だったのか?」といった疑問もあがった。

  • あきらめずに鳥を救おうとしたのが本当に素晴らしい。まさにレジェンドだよ
  • 命は尊い。この光景は本当に美しいと思った
  • ここ最近ネットで見た中でも、本当に心温まる出来事のひとつだよ。すぐに動いた選手だけじゃなく、周りのみんなが支えていたのも良かった
  • トルコとトルコの人たちで一番好きなのは、動物への接し方だ。みんな自分のペットみたいに大切にして世話をしているんだ
  • ああやってすぐ動いたのは素晴らしいけど、本当にCPRが必要だったのかは疑問だね。鳥は心停止じゃなくて、ただ気絶していただけじゃないかと思う。こういう外傷で蘇生できる確率はかなり低いはずだ
    • 同意だ。CPRで逆に傷つけた可能性もあると思う
  • 脳震盪を起こしていただけだろ? CPRは意味がないよ
  • 選手の行動を称えたい気持ちはあるけど、鳥類学者じゃなくても鳥の骨は軽くて中が空洞だってことくらい知ってるよ。逆に傷つけたんじゃないかって心配になる
    • 医者なら誰でも「心臓が止まるより肋骨が折れるほうがましだ」って言うよ。人間でもCPRで肋骨が折れることはよくあるしね
  • 以前にもやったことがあるみたい。もしかすると、トルコではよくあることなのかも
  • サッカー動画で感動するなんて思ってなかったよ。すべてを止めて助けに入り、また呼吸を取り戻したっていうのが本当に胸にくる展開だ
  • CPRが他の動物にも使えるなんて知らなかった
    • 使えるだけじゃなく、責任ある犬の飼い主ならCPRのやり方を学ぶべきだ。小型犬と大型犬では圧迫する位置が違うけどね
  • 人間への基本的な応急処置すら知らない人も多い。まずそこからだ
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カモメは無事に回復中。チームのロゴにも採用される

 カモメは医療スタッフから、野生動物治療施設へと引き渡されたようだ。

 チャタン選手は、正式な健康法や応急処置の訓練を受けたことはないそうだ。今回の介入は、動物を救おうとする反射的な試みだったと語っている。

 ボールを蹴ったウヤニク選手は、最初は何に当たったのかわからず、空から落ちてきた白い物体に近づいて初めてそれがカモメだと理解したという。

 彼は自分が蹴ったボールが生き物に当たってしまったことにショックを受け、ひどく動揺したという。

 ウヤニック選手は、「カモメがどこで治療を受けているのかは知らないが、場所がわかればお見舞いに行きたい」と語っているとのこと。

 その後の治療でカモメは再び歩けるようになったが、ボールと激突した際に羽を損傷しており、飛べるようになるまでにはまだ時間がかかる見込みだそうだ

 チャタン選手は、チームの敗北は残念だったとしながらも、結果よりもカモメを助けられたことの方が意義深かったと語っている。

私たちは優勝を逃しましたが、命を救えたのは良いことです。優勝よりもこっちの方が重要ですから

 彼はなんと、この時の献身が認められ、「動物愛護協会(PETA)」から動物のヒーロー賞を授与されたそうだ。

 さらにチームはトルコの青年スポーツ大臣に招かれたほか、今回の出来事にちなみ、チームの新しいロゴにはカモメの意匠がデザインされることになったという。

 すぐに手当てを開始したチャタン選手も素晴らしいし、敵味方なく選手全員がカモメの周りに集まって心配している様子も胸が熱くなる光景だった。

 さすが動物フレンドリーで知られるトルコである。カモメが早く元気になって、元通り飛べるようになることを祈りたい。

Player performs CPR on seagull during playoff game

References: Football game stops as player performs CPR on seagull struck by ball in Istanbul

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この記事へのコメント 16件

コメントを書く

  1. ボール蹴ろうとしたのは見えていたのだろうと思いますけど、当たるとは思わなかったんですかね、カモメさん。
    狙ったわけではないとはいえ飛んでる鳥にボールを当てるという離れ業、すごいです。

    • +12
  2. ランディジョンソンの投球にぶち当たった鳩も心配蘇生してあげればよかったのに

    • -3
  3. ピンと伸びたあんよがかわいいなと思ってしまった
    優しい心の持ち主の人たちは素敵だ

    • +34
  4. バードストライクだからナショジオのメーデーで取り上げて貰おう

    • -2
  5. カモメへの心臓マッサージ、不謹慎かもしれないけど笑ってしまったw
    でも心優しい選手の処置で、カモメが無事で良かった良かった😄

    • +14
  6. 犬の心肺蘇生はこんな感じの観たことあるけど、鳥もこれで蘇生できちゃうんか・・・

    • +7
  7. コレに関してはなあ
    仕方ないよね
    まあ無事でなによりだけど

    • +9
  8. ずいぶん手慣れた動きでマッサージしてるけど
    対人でも経験あったりするのかな

    • +14
  9. 優しいな
    意外と体が動かないものだと思うけど

    • +10
    1. 小さい生き物を死なせないためにとっさに動けるのはすごいことですよね。スポーツやってると判断が早くなるのかな。

      • +6
  10. テニス🎾の試合中
    選手の打ったボールに鳩が当たって
    鳩さん死んでしまった事故もあったわね

    • 評価
  11. とりあえずピッチの外へ出しなさい
    そして試合再開しろ
    遅延行為はペナルティだ

    • -9
  12. 文字通り飛ぶ鳥を落とす勢いで当たっちゃったのね
    テニスや野球に比べ玉が柔らかく大きなサッカーボールだった事はカモメにとって不幸中の幸いだったかもしれない
    勿論選手達の対応があってこそだけど

    • 評価

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