メインコンテンツにスキップ

これ全部食べられるんだぜ!世界最長のチョコレート機関車がギネス記録

記事の本文にスキップ

25件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Guinness World Records
Advertisement

 すごい!長い!見渡せない!チョコレート100%のスーパーロング列車がSNSで話題だ。

 2026年2月、イタリア・ミラノで全長55.27mのチョコレート列車がギネス世界記録に認定された。

 制作を率いたのはマルタ出身のショコラティエ。国際的な講師も務めるアンドリュー・ファルージャ氏。「マルタのチョコレート王」とも称される著名人だ。

 同氏にとって、この新記録は、1年に及ぶ構想と4か月の緻密な作業の集大成。国境を越えたチームアートでもある世界最長チョコ列車を見ていこう。

55.27mの最長記録!世界一長いチョコの列車

 ミラノの冬季オリンピック開幕前にお披露目された、チョコ製の蒸気機関車と22両の貨車。約160kg超のベルギーチョコレートでできている。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Guinness World Records

 その長さなんと55.27m。ちょっとやそっとじゃ全体が見渡せないほど圧倒的な超ロング列車だ。

この記録を通じて、私の学校、国、家族に遺産を残したかったんです (ファルージャ氏)

 プロジェクトを率いたファルージャ氏とって、これはただの“巨大なチョコ作品”ではなく、人生の集大成ともいえるプロジェクトだった。

5,000個のパーツに180個の車輪。全てが手作業

 制作は主にイタリア・ベルガモで行われ、大量のパーツを手作業で一つ一つ用意。

およそ5,000個のパーツです。すべて手作業で切り出したものです。貨車の車輪だけで約180個ありました

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Guinness World Records

 もう気が遠くなる数だ。しかもチョコだし温度にも配慮がいる。その規模と労力は想像を絶するレベル。

最大の難関はミラノへの「輸送」

 しかもその場で組み立てではない。その前に「輸送」という最大の難関が待っていた。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:youtube

 チョコで作った繊細なパーツ5000個を無事に会場のミラノに運ぶため、今度は1個ずつ包むという、これまた手間のかかる手順が必要だった。

非常に繊細な作品なので細心の注意が必要でした。壊さず運ぶには全パーツをプラスチックフィルムでしっかり覆わなければならなかったんです

でも幸いなことに、すべてが無事に到着しました。壊れたものはゼロでした

 その工程はギネス世界記録のフェイスブックでも動画で公開されている。巨大なチョコ列車ができるまでの行程はため息が出るほど。

Facebookで開く

 まずチョコレートがチョコレートに見えないぐらいに大量投入されている作業風景にも驚くが、精密な設計図がきちんとあって、チームが真剣に、ときには楽しそうに作っている様子が印象的だ。

教育者としての誇りと、仲間との絆

 ファルージャ氏は、マルタ共和国を代表する観光・ホスピタリティ教育の中核機関、マルタ観光研究所(ITS)で29年以上教えるベテラン講師。

 その活躍は有名で、マルタで知らない人はいない。

 今回の制作には、その学生たちや同僚、そしてイタリア各地の職人が参加した。実はこの作品は、“国境を越えたチームアート”だったのだ。

同僚、友人、学生、そしてベルガモ、ブレシア、ミラノなど他の地域の人々と一緒に働けたことは、私を誇りと喜びで満たしてくれました

World’s Longest Chocolate Train Unveiled In Italy

チョコ模型で世界記録を持つ「マルタのチョコレート王」

 「マルタのチョコレート王」とも呼ばれるファルージャ氏は、過去にもチョコレートで作った模型で2つのギネス記録を持つ。

 2012年に長さ34.05mのチョコレート列車。2014年には、アラブ首長国連邦ドバイの超高層ビル、ブルジュ・ハリファを模した高さ13.52mのチョコレート作品を制作。それぞれが世界一に認定されてるのだ。

 そして2026年、彼は再び世界を驚かせた。この列車は、技術、教育、文化、そして情熱がひとつに溶け合った“チョコレートの遺産”だ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:youtube

 ちなみにこの列車、長期にわたる屋外展示の終了後は、再度溶かされ、学生の練習用に再利用されたり、動物の飼料の一部に使われるそう。

 巨大アートの“その後”まで無駄にならないよう考えられているところにも感心する。

 お菓子職人というと、器用な人ってイメージあるけど、ここまで巨大で繊細な作品をチョコレートで作れるなんて、ほんとにすごい。

 それに技術だけでなく、たくさんの人と協力しあって作ってるのもまたいいね。

 記録挑戦を目指し、国境を越え、教育も兼ねたチョコ模型の大プロジェクト。これからも続いてほしいな。

References: Odditycentral / Guinnessworldrecords

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 25件

コメントを書く

  1. 見てるだけでも甘い匂いが漂って来そう

    • +8
  2. 凄いなあ。
    子供とか特に大喜びだろうね。
    僕はここの皆さん用のヅラくらいなら作れる。
    ボールに溶かしたチョコ入れて一気にかぶせるだけ。手軽。
    あちち(笑)ってなるかも。

    • -10
  3. 食べた人間の不健康や虫歯の責任を考えない
    無責任なパティシエが車掌を務める暴走特急。

    • -30
  4. 再利用プランはあるみたいだが
    パーツに分けて販売して
    利益をカカオ農家に還元してくれたらいいのに

    • +9
    1. 何で「カカオ高騰」の今?
      純粋に彼の偉業を喜べない自分がいる。

      パーツ分けして販売して、利益をカカオ農家やカカオ栽培その他に還元してくれたら「徳」を積めたんだろうにね

      • +3
      1.  せめて見に来た人には削って食べてもらうとかしたなら、少しましな気がしましたがなんか違うよなと私も感じました。 チョコレートと同じような挙動をするように蝋を同量教育機関に寄付するとか偉業ともう少しその後の処置まで丁寧に考えてほしかったなと……

        • -9
    2. 他人にどこかへ寄付しろなんて言うのは口だけ出して何かやった気になる卑怯な自己満でしかない

      • +6
  5. 食えるけど食ったら腹壊すってレベルだろ

    • -2
  6. 👴「本当に食べ尽くさないと勿体無いのぉ」

    • +1
  7. > 再度溶かされ、学生の練習用に再利用されたり、動物の飼料の一部に使われる
    綺麗だけど、やっぱり普通の食用としてはもう利用できないのね
    ちょっともったいなく感じてしまう

    • +16
    1. 長期間の屋外展示の後のものを不特定多数の人に食べさせることはできませんよね
      食べるならギネス認定された直後でしょうが、展示をすることに決めたのですから仕方がありません
      消費期限が短い巻き寿司みたいなものとは違うんですよね

      • 評価
    2. 壮大なタイトル詐欺だよな
      >これ全部食べられるんだぜ!

      • +3
  8. 昔は白砂糖=富の象徴で
    砂糖でお城とか芸術品を作って、お披露目した後は庶民に分け与えるのがステータスだったそうな
    チョコもまた超高級品に戻っちゃったし…ぎぶみーチョコレート!!><

    • +1
  9. 細部のディテールまですごい!
    冬季のミラノならできる事だね、真夏なら直ぐに、、ちなみにイタリアの本物の線路には暑さ対策でレールが白く塗られてる位に本当に暑いです。

    • +1
  10. お い し そ う !

    と思ったけど、以前食べたイタリアのチョコレートは激甘だったからな・・・
    日本のチョコは安物でもカカオの風味が良いのが多くて好き
    カカオのキレ?みたいなのがあって
    何にせよ、ギネス記録おめでとう

    • 評価
  11. 炭水車にのってる分は食べても良いんだ
    なるほどw

    • +3
  12. チョコでやる必要はあったのだろうか
    欧州って人権とか環境とかの先進国って顔してるけど
    カカオ問題の根底ってあんま感じてないのかな

    • -5
  13. すげええええええ!!!かぶりつきたい!

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サブカル・アート

サブカル・アートについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。