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目撃者多発、コロラド州の空に謎の光る物体が出現。その正体は?

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(著)

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Image credit:Michael Walsh
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アメリカのコロラド州で、夜空をゆっくりと移動する巨大な光る物体が目撃され、現地は一時騒然となった。

 2026年1月18日の午後6時ごろ、コロラド州の各地で「空に飛行機よりもずっと明るい光の球が浮いている」という報告が相次いだ。

 SNSには住民が撮影した動画が次々と投稿され、その正体をめぐってUFO説まで飛び出す事態となった。

  人々の好奇心を刺激したこの怪しい光について、専門家が明らかにした正体とは何だったのか。その詳細を見ていくことにしよう。

コロラド州全域で目撃された謎の発光体

 2026年1月18日の夕暮れ時、コロラド州の住民たちは驚きの光景を目にすることになった。

 空に現れたのは、ぼんやりとした光をまといながら、西から東へとゆっくり移動していく明るい光の球だ。目撃情報はシルバーソーンやサウスパーク、キャニオンシティといったコロラド州の広い範囲から報告された。

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Image credit:Michael Walsh

 サミット郡に住むマイケル・ウォルシュ氏は、バッファロー・マウンテン付近でこの光に遭遇した一人だ。

 ウォルシュ氏は「最初は雲の間から飛行機がライトを照らしているのかと思った。だが、飛行機よりもずっと明るい。あれは何なんだ?と驚いた」と当時の心境を語っている。

ネット上で飛び交う憶測とUFO説

 この謎の飛行物体の映像がネット上に拡散されると、SNSはすぐに目撃情報と正体を探る書き込みで溢れかえった。

 あまりにも明るく不思議な動きをしていたため、一部では「ついに宇宙人がやってきたのか」といった憶測も飛び出した。

 天文学者のルーク・ハクスリー博士も、「それが本当(宇宙人)だったら良かったのに」と笑いながら話すが、博士の分析はもっと現実的で、かつ科学的なものだった。

@colorfulpricks

No clue what this was. No sound. Looked low flying. No indication of a plane based on radars. This is western Colorado sky’s. Not Houston. Not Florida. Western Colorado. The light moving pushes forward a ring of smoke or something with no noise. No blinking. We looked online and no plane squawking. It was too low for a rocket. What is this?!? #orb #ufo #nightsky #wtf #fyp

♬ Supernatural Ambient_UMA, UFO, Ghost, Haunted, Doomsday Prophecies, Alien Encounters, Life After Life, Bermuda Triangle, Psychic(1094836) – Ney
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スペースXのロケットの可能性

 ハクスリー博士によると、この光の正体はイーロン・マスク氏率いるスペースX社が打ち上げた、スターリンク衛星を運ぶロケットである可能性が極めて高いという。

 スターリンクとは、地球上のどこでもインターネットが使えるようにするために、スペースX社が打ち上げている通信衛星群のことだ。

 この日の夕方、カリフォルニア州の基地から数十基のスターリンク衛星を載せたロケットが打ち上げられており、その飛行ルートや速度、明るさがコロラド州での目撃情報と完全に一致していたのだ。

 映像で確認できる中心の明るい光は、ロケットそのものや放出された衛星を指している。

 そしてその周囲を包む大きな光の輪の正体は、ロケットが噴射したガスや排気物質だ。

 ロケットが宇宙空間へ向けて大気圏の異なる層を突き進む際や、飛行中にエンジンの出力を変化させたとき、噴射されたガスが急速に膨張して巨大な雲のような輪(プルーム)を形成することがある。

 通常、ロケットは地球の自転を追い風のように利用して燃料を節約するため、西から東へと飛行するが、今回の光もまさにその方向へ移動していた。 

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Tiktok@colorfulpricks

なぜこれほどまでに明るく輝いて見えたのか

 多くの人々を驚かせた最大の要因は、その異様なまでの明るさだ。

 ハクスリー博士は、目撃された時間が「夕暮れ時」だったことがポイントであると説明する。

 地上ですでに日が沈み暗くなっていたとしても、大気圏の高い場所を飛んでいるロケットには、まだ太陽の光が届いているのだ。

   太陽光を反射したロケットの噴煙が、暗い夜空を背景に白く輝いて見えたことで、あのような幻想的な光景が生み出されたのである。

 正体が判明した後も、何十基もの衛星を一度に運ぶ現代の宇宙開発が生んだ「光のショー」に、多くの住民が深い感銘を受けていた。

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この記事へのコメント 9件

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  1. タイトルの時点で「どうせまた…」と読み進めたら案の定Xのロケットでした

    • +9
  2. スペースシャトルや国際宇宙ステーションも日没1時間前後くらいの時に見かけると「なんだアレ」ってなるくらい明るいからな。

    カラリと晴れた日の夕方日没ちょっと前に見る金色に輝く短い飛行機雲を発生させて飛んでいく飛行機、子供の頃彗星ってあんな風に空を駆け抜けるものだと思ってたw

    • +7
  3. カラパイアのお陰ですぐに正体がわかるようになった

    • +14
  4. そのうち「天の光はすべてスペースX」みたいなことになるんじゃないか

    • +4
  5. 最近だと光るものが空飛んでても変な軌道しててもドローンでしょ、ってなるから夢が無くなったなあ。

    • +4
  6. 「ふっふっふっ、ロケットに擬態しておけば、地球人をごまかせるぞ」
    みたいな、宇宙人の陰謀があったりして。

    • +2
  7. マジかよ、みんなの夢を壊すなんてイーロン最低だな

    • +3
  8. ロケットを噴射口側から見たんだろうなという感想だったけどたぶんそうだろう。
    ICBMの試験発射とかは噴射炎が渦を巻いたりしていてかなり異様な風景となる

    • +1

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