この画像を大きなサイズで見るドイツの町ヘルフォルトにある、かつての貴族の女子修道院の跡地から、敬虔なイメージを覆すような遺物が発見された。
深さ2mもある古いトイレの遺構から、長さ20cmほどの薄緑色のガラス製の男性器を模した物体が発見されたのだ。
16世紀から17世紀のものとされるこの遺物は、当時の貴族女性たちが宴会の席で楽しんでいたジョーク用のグラスだったという。
厳しい戒律に縛られていると思われがちな修道院の中で、高貴な女性たちが豊かなユーモアを持って生活していたという、人間味あふれる実態を伝えている。
女子修道院の地下に眠っていた驚きの遺物
考古学チームがドイツのヘルフォルト修道院の跡地で発掘を行った。陶器の破片や日用品などのありふれた遺物が見つかると予想されていた。
ところが、居住区につながる古いトイレの穴を調べていたところ、驚きの物体が見つかった。それがヘルフォルトのガラスの男根(Glass Phallus of Herford)と呼ばれる、実に見事な職人技で作られた、薄い緑色のガラス製品だ。
このトイレは、居住区から地下へと続く深い垂直の筒のような構造になっていた。2mもの深さがある地下の底に落ちたことで、この繊細なガラス器は、400年もの間、誰にも気づかれることなく、そして壊れることもなくひっそりと眠り続けていた。
禁欲的で厳格なイメージのある、貴族女性たちが集う修道院で、いったいなぜこのようなものが発見されたのか?
ルネサンス期の歴史を詳しく調べていくと、この遺物が持っていた本来の役割が見えてくる。
この画像を大きなサイズで見る宴会を彩ったユニークなジョークグラスだった
専門家たちはこの遺物を、ルスティゲ・トリンクゲフェッセ(Lustige Trinkgefäße)という、ドイツ語で愉快な飲料容器を意味するカテゴリーの品だと結論づけた。
これはお酒を飲むためのグラスそのもので、中が空洞になっており、飲み物を注いで使うことができる。
16世紀から17世紀のヨーロッパでは、高品質なガラスは非常に高価な贅沢品だった。そのような素材でわざわざユニークな形の器を作り、それを使ってお酒を飲むことは、当時の貴族たちの間で流行していた最先端のエンターテインメントだったのである。
あえて飲みにくい形の器でお酒を飲み、その場にいる人々と笑い合いながら、知的な冗談を楽しむための道具だったのだ。
この画像を大きなサイズで見る敬虔な修道女たちがワインを楽しんだ理由
ここで、修道院でお酒を飲むなんて不謹慎ではないか、と疑問に思う人もいるだろう。
その理由は、この修道院がたどった独自の歴史にある。
西暦800年ごろに設立されたヘルフォルト修道院は、もともとはカトリックだったが、1533年の宗教改革によってプロテスタント(ルター派)の施設へと変わっていた。
当時のプロテスタントの女子修道院は、一生を神に捧げる厳しい場所というよりも、未婚の貴族の娘たちが教養を磨きながら共同生活を送る、高級な寄宿施設(Damenstift)としての性格が強かった。
ここに住む女性たちは、将来結婚するために施設を去ることも自由で、音楽やお酒を伴う華やかな社交を楽しんでいた。
また、当時のヨーロッパでは、生水は細菌に汚染されていることが多く、病気を防ぐために殺菌効果のあるワインやビールが水分補給の主役だったことも、彼女たちがお酒を楽しんだ理由の一つだ。
このユニークなグラスは、男性の目を気にすることのない女性だけの空間で、最高級の教養を持つお嬢様たちが内緒のパーティーを楽しむための秘密のアイテムだったのだろう。
この画像を大きなサイズで見るなぜトイレの奥で発見されたのか?
この遺物がトイレで見つかったことについても、考古学的な視点から興味深い推測がなされている。
当時のトイレは、人目を忍んで物を処分できるプライベートな空間でもあった。持ち主がこの品を使い終えたとき、誰かに拾われたり悪用されたりしないよう、あえて人目に触れない場所へ隠すようにして処分したのかもしれない。
ドイツの有力誌デア・シュピーゲルの記者であり、科学・歴史分野の専門家として知られるグイド・クラインハバート氏は、こうした小さな遺物こそが、教科書には載らない過去の人々の本当の姿を映し出す窓になると述べている。
歴史上の人物たちは、決して信心深さだけで生きていたわけではない。
私たちと同じように笑い、冗談を言い、ときには大胆な悪ふざけを楽しんでいたのだ。
この研究は、グイド・クラインハバート氏の著書『Düstere Geheimnisse』(2025/10/15)に掲載された。
Düstere Geheimnisse: Was mysteriöse Fundstücke über die deutsche Vergangenheit verraten – Ein SPIEGEL-Buch – Mit zahlreichen Abbildungen (German Edition)
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References: Ancient Origins
















内蔵助・・ ほそかった😢
これを評価して下さった方はマニアックw
絶対使ってただろ
玉までついてるのはもう言い逃れ出来ないw
形状から見て、酒を飲み干さなければテーブルに置くことができない感じ
コーカサス地方の山羊の角を加工した酒杯も似たようなもの
>これはお酒を飲むためのグラス
ほんとぉ?
ジョークの訳ねーだろ用途は唯一つ
いやでも実用品のアレもジョークグッズという体裁でしか販売できないわけですし
趣向をこらしたグラスだった、というのは本当だとしても
見てたら使いたくなってしまって、トイレでこっそりと実際に使ってみたら、スルッと滑って「ボットン!」
当時の「修道院」がボットン便所であったかどうかは、知らんけど。
ぱっと見、拷問器具かと思った
>あえて飲みにくい形の器でお酒を飲み、その場にいる人々と笑い合いながら、知的な冗談を楽しむための道具だったのだ。
知的……知的かなあ……!?
不快にならない猥談をするのは意外と頭を使う
確かに
コメ欄わりと不快だわ
記事は笑ったのに
オレもかつてはこういう知的な会話を楽しんだもんだ。小学校五年生ぐらいの頃。
違う目的で使おうとして落としたのでは?(名推理)
「笑う」という感情表現をすでに近世の段階で獲得していたのは流石文化先進地域たるヨーロッパだね。
ジョークの内容からして、おそらく現代人の私たちが当たり前のように発露している笑いとほぼ同等のものだったのでは?「おもしろおかしい」という感情自体がかなり高度な次元に位置するとされているからねぇ。
キリスト教の儀式においてワインはキリストの血とみなすはずだが。
こうまで冒涜するということは、黒ミサ祭りでもこっそり主催しとったのかな
ワインがキリストの血なのではなく、
聖餐で使うワインをキリストの血と見なすんだよ。
ワイン全般がキリストの血なわけではない。
トイレで発見・・・。
違う利用をしてたに一票。
女子高みたいな修道院だったんだなーけど本当に処分目的かな?トイレで使用しようとしてツルッと落としたんだったりしてwww
思ったりしっかりとした息子スティック
形状からして別の用途を連想するけど、わざわざ当時高価だったガラスを使うのかな。
あと、ドイツの修道院とワインのお話だとクロスター・エーバーバッハ修道院のシュタインベルガーは有名。
本文に「貴族」とあるやろ?
経済的には問題ないし、むしろ平民には「ジョーク」で誤魔化せる。
安いもので作ったら、言い訳に使えんやろww
大人のオモチャって分類的にはジョークグッズなんですよね。
実際に使うものなのですが、何がジョークなのかは哲学と言えるでしょう。
当然使う前提で作られてはいるが、法規制もなく何かあった時にメーカが責任を取れない(取りたく無い)から「(責任取れないから)使用は自己責任でお願いね」を湾曲表現してるだけ、とマジレス。
主よ許したまえ(-_-)
気心の知れた仲のお酒の入る場でこんな息子スティックグラス出てきたら爆笑だっただろうなあ
聞くところによると、女同士の方が卑猥な話で盛り上がるとか
元祖(?)女子会には欠かせないイチモツ…もとい、逸品だったのでしょうね
>持ち主がこの品を使い終えたとき、
ほぼ言っちゃってるよこれwwwww
※ガラス製品で「遊ぶ」のはやめようね!危ないよ!
袋部分付けるとか、毛のようなモジャモジャを表現するとか
変なこだわり発揮してんな
袋1個なのは2個付けたら流石に飲みにくいからか
グラスならモジャが邪魔なんで飲み口を探してしまった
それかと思う一部出っ張りの部分があるけど見ようによっては玉がひとつ外れたようにも見える…
現代でも「ジョークグッズ」ってカテゴリで売られてるね
そういうことだねぇ
酒の代わりにミルクを入れて飲んだ人もいるんだろうか
別の用途ではって方もいらっしゃるけど、グラスっぽくて薄そうだからそういう用途には向かなそう
グラスとしても使えるんだな
ゾッとする 使用中に割れたら
なんだよオイ ルスティゲ・トリンクゲフェッセじゃねーか 完成度たけーなオイ
飲食容器だとして
しまう場所は、なぜかトイレが適当という特殊カテゴリーの飲食容器
これは不思議
世界一座標に細かいドイツの人たちなのだから
しっかりと保管場所を議論した上で決めたことなのだろう
トイレが最適であると
ドイツ人が云々など偏見でしかない。一人ひとりの個性を軽視した発言であるどころか、そもそも今とは時代がまったく違う。1か0か、白か黒かじゃないんだよ。考えが極端すぎる。
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃん、再現率たけぇな!
男版のシンデレラストーリーやね
これどこから液体が出てどうやって飲むの?
先っぽ?
中にお湯が入れられるムラーノガラス製の…場所も確か修道院で。
あの小説、題名忘れたなぁ。なんだっけ?
四国の可杯に近い用途でもあったのかな。日本だとひょっとこ、てんぐ、穴開きのおちょことして有名で置く事が出来ないからずっと飲まされるんだよね。
最近じゃ土産物としては面白いけど、ハラスメントだって騒がれちゃうかもね。酒飲みの土地の風習。
やはり息子スティックの記事は伸びる・・・
ということにしておこう
トイレに落ちてたってことは
汲み取り式か。
し尿がクッションになってグラスが割れなかったんだな
想像通りの大喜利状態で草
ガラス製って怖すぎる。
せめて木製とかにすればいいのに
中が空洞のガラス製なんて怖くて使えんだろう
ちょっとしたゲームをやって勝者へのご褒美か敗者への罰ゲームでこのグラスでイッキでもしてたのかしらん?