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レゴシリーズ史上最大のサグラダ・ファミリアのセットが販売予定、実際の建設順で組み立て

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(著)・ (編集)

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 2026年、スペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリアで最も高い塔「イエスの塔」が完成し、世界最高の教会建築となった。

 建築家アントニ・ガウディの没後100年にあたる節目の年に、レゴグループはブロック史上最大となる12,060ピースのセットを発売する。

 その組み立て順序は、実際の建設工程をそのままなぞる構成で、地下聖堂から塔の完成まで、140年以上続く歴史を追体験できる仕掛けになっている。

塔の完成で世界一高い教会に

 2026年2月、サグラダ・ファミリアの中心にそびえる「イエスの塔」が最終的な高さに到達した。

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サグラダ・ファミリア 2026年5月時点の全体像/image credit:Canaan,CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

 高さは172.5mと、これまで世界一高い教会建築だったドイツのウルム大聖堂(Ulm Minster)を上回る、世界で最も高い教会建築となった。

 塔の頂上に4本の腕を持つ十字架が取り付けられ、大聖堂を構成する18本の塔がすべて完成した。

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イエス・キリストの塔の頂上(建設中)2026年5月1日時点/image credit:Canaan,CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

 ガウディの没後ちょうど100年にあたる2026年6月10日には、ローマ教皇レオ14世が出席し、塔の完成を祝う式典が執り行われた。

 とはいえ、これで大聖堂全体が完成したわけではない。塔の内部工事は2027年から2028年ごろまで続く見込みで、正面玄関にあたる「栄光のファサード」(建物正面を飾る装飾部分)もこれから本格的に建設が進む。

 周辺の広場整備を含めた全体の完成は、2034年から2035年ごろになると見られている。

140年続いた前例のない建築計画

 サグラダ・ファミリアの建設開始は1882年。当初は別の建築家による設計だったが、翌1883年からアントニ・ガウディ(Antoni Gaudí)が設計を引き継ぎ、独自の建築様式で計画を大きく作り変えた。

 ガウディは、ヨーロッパのどの教会よりも高くそびえるよう、18本の細長い塔を設計した。18本の塔は、12人の使徒、4人の福音記者、聖母マリア、そしてイエスをそれぞれ象徴している。

 ところがそのガウディが1926年に死去し、設計図の多くも失われてしまった。かろうじて工房に残っていた模型やスケッチも、1936年から1939年にかけてのスペイン内戦の被害により、多くが失われてしまった。

 こうした事情から、以降の建設は、断片的な資料をもとに、職人たちが暫定的な解釈を重ねながら進められることになった。

 それでもサグラダ・ファミリアは、1984年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録された。

 そのときすでに、完成まで40年以上かかるとされていたが、未完成のままの建物が世界遺産として登録されるのは異例のことだった。

 2010年には教皇ベネディクト16世が、サグラダ・ファミリアを訪れ、礼拝の場として正式に聖別(せいべつ)した。

 一方で、建築許可が正式に下りたのは2016年のこと。それまでの100年以上、知らないうちに無許可の状態で建設が続けられていたことになる。

光をまとう大聖堂をレゴブロックで再現

 レゴのアーキテクチャーシリーズは、ニューヨークのスカイラインやパリのエッフェル塔、ローマのトレビの泉といった世界の名建築をミニチュアで再現してきた、大人向け商品ラインだ。

 今回発売されるサグラダ・ファミリアは、そのシリーズ中で史上最大の作品として位置づけられている。

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image credit:LEGO

 設計を担当したレゴのマスターモデルデザイナー、ロク・ガリン・コービー(Rok Žgalin Kobe)氏は、ガウディのビジョンを最大限に尊重することを目標に据えたと説明している。

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image credit:LEGO

 大聖堂の建設が積み重ねてきたリズム感や並外れた複雑さ、そして野心を捉え、組み立てる人が没入できる体験に落とし込むことを目指したという。

 大聖堂内部の雰囲気は、透明なブロックで再現されている。実物と同じように、色鮮やかなステンドグラスを通した光がセットの中に差し込むようになっており、単なる外観の再現にとどまらない作りになっている。

隠されたこだわりとユニークなパーツ

 こちらのセットでは、大聖堂を彩るステンドグラス風の光の再現のため、500ピース以上の透明なブロックが使われている。

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image credit:LEGO

 実際の大聖堂を訪れた人が体験する、時間帯によって色合いが変わる光の効果を意識した凝った作りだ。

 内部の柱には、ミニフィギュア用のキャンドルパーツを逆さに積み重ねる工夫がなされている。

 この工夫により、ガウディが目指した、森の中の木々のように立ち並ぶ柱の構造を、既存パーツの組み合わせだけで表した。

 尖塔の先端を飾る円錐形のパーツは100個で、もともとはユニコーンの角として作られたパーツを転用したものだという。大聖堂を飾る42体の彫像とあわせ、細部まで見応えのある仕上がりになっている。

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image credit:LEGO

 コービー氏いわく、本セットのために新しく作られたパーツはひとつもなく、既存のパーツだけで、レゴシステムの可能性を表現することにこだわったそうだ。

現在予約受付中 発売は2026年11月1日から

 サグラダ・ファミリアのセットは現在、レゴ公式オンラインストアなどで予約を受け付けている。一般発売は2026年11月1日からで、以降は順次発送される。

image credit:LEGO

製品情報

レゴ®アーキテクチャー サグラダ・ファミリア(セット番号:21065)

  • 対象年齢:18歳以上
  • ピース数:12,060個(レゴ製品史上最多)
  • サイズ(完成時):高さ約62cm × 幅約47cm × 奥行約39cm
  • 価格:129,980円(税込)
  • 発売日:2026年11月1日
  • 販売店舗:レゴ公式オンラインストア、全国のレゴストアほか

 組み立ては、実際のサグラダ・ファミリアの建設工程をたどるように、地下聖堂を含む後陣、生誕のファサード(ガウディが生前に完成させた唯一の部分)、受難のファサードから、中央の広い通路と西側聖具室へと進む。

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 6本の塔を組み上げた後、東側聖具室と栄光のファサードを経て完成に至る。

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 サイズといい外観といい圧巻の存在感だが、未完の象徴サグラダ・ファミリアの長い歴史を自身の手元で再現できる工程付きとはなかなかに面白そう。気になる人はレゴ公式製品ページをチェックだ。

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サグラダ・ファミリア 21065 | アーキテクチャ |レゴ®ストア公式オンラインショップJP

References: LEGO

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この記事へのコメント 33件

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  1. 「主任彫刻家」および「芸術工房監督」を務める外尾悦郎のおかげ

    • -4
    1. 京都市立芸術大学出身の外尾悦郎氏が
      当初はサグラダ・ファミリアの彫刻担当で現場に入って
      後に装飾の総監督になったんだよね
      彼が最初に手掛けたマリア像造形に関する自書を読んだことがある

      • +2
  2. 建て始めて140年くらいだと最初の部分は補修が必要になってきてる時期かもしれないかな

    • +16
  3. いろんな会社がここの模型に挑戦しているけどコンセプトやらディテールへのこだわりやらこのLEGOのはかなりガチっぽいな
    ただしやっぱりパーツがもうLEGOっぽくない

    • +15
    1. きっと5年後か10年後ぐらいにレゴ職人が方体のパーツだけで作ってくれると期待している。

      • +6
    2. >ただしやっぱりパーツがもうLEGOっぽくない

      巨大なので遠目に見てるからそう思うだけで、
      クローズアップで見たら一つひとつのパーツはちゃんとレゴだよ。

      • +5
  4. あくまでも現時点での建造物のレプリカであって、購入者は自前でブロックを揃えて永遠に作り続ける必要があるっていうレゴ史上発の完成しないレゴではないかw
    終わらないディアゴスティーニっていうか、ここからがスタートで少なくとも13万円以上かけたくなる気がする。親子3代でこのレゴの建造を代々続けるのも楽しそうではある。

    • +17
    1. 記事にもあるけど完成は「2035年予定」です
      あとこの教会の完成が遅れていたのは、スペイン内戦で設計図等の大半が損失したこととと
      “喜捨”でのみ建築をしていたので資金難でたびたび工事が止まっていたからもあります

      • 評価
  5. 何十年か前。「だばだ~」とかいう変な歌と一緒に、ネスレでサグラダファミリアのCMがやってて、、。なぜかこれを桜田さんっていう日本人建築家の家族がスペインで作ってるんだと壮大な勘違いをして。割と歳いくまで信じ込んでた。

    • +11
    1. ぼく、どっかのファミレスで
      ファミリー向けのサラダだと思っていた。

      • +2
  6. 完成が見えてきた頃にピースが3個くらい余ってたら、寝込むと思う。

    • +27
    1. もう一回作り直すという楽しみができるではないか。

      レゴのいい所。
      接着剤を使わない。(ギミックははめ殺しがあるけどもこれには無いと信じる

      • +9
  7. ふお~~~すごく欲しい!
    でも、なかなかいいお値段するのね。。
    今年、我が子がサンタさんにおねだりしたりしませんように

    • +2
  8. ルパンに出てたあの落ちみたいな光り方したら
    買うけど、非公式アイデア故さすがに無理だな

    • -3
  9. 12万円!もうこれ子供のオモチャじゃないだろw

    • +2
    1. PS6の予想価格も10万以上は確実そうだし、世知辛い時代になったなぁ・・・

      • -1
  10. 世界に拡がる夢玩具
    作れぬモノなど無いという

    誰かの企画が通る時
    新たな企画が通る時

    子供のオモチャと思っちゃいけない
    大人の財布を緩めにゃならない

    父の瞳が輝いて
    ブロックは~レゴ~
    レゴ レゴ レゴ レゴ レゴ
    作れ レゴ作れよ~

    • 評価
  11. ばらして構造を理解できるなら楽しいと思う・・・・がウチに置き場がない

    • +5
  12. 建築関連の模型やミニチュアは面白いから是非買いたいけど流石に良いお値段しますね

    • +3
  13. 既存のパーツで作り上げたところに職人の意地と発想の豊かさを感じる。
    すごいなぁ〜

    • +6
  14. 欲しい!
    でかい!
    置けない!
    高い!
    買えない!

    • +3
    1. うむ、途中でパーツが足りないことに気付いて途方に暮れるのは確実
      そして猫に転がされたパーツは、数年後に家具や家電の下から発掘されるんだきっと

      • +1
  15. 有給使っても買えない
    完成しない
    ある意味再現度高い

    • +2

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