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子供の不安を和らげるため。レゴが病院にMRIのブロックを寄付

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(著) (編集)

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 幼い子どもにとって、なぜか動きを封じられ不快な検査を受けたり痛い注射をされたりする病院は恐ろしい場所でもある。

 そうした不安をまぎらわす取り組みは小児科などでも行われてるが、最近レゴが設計した病院専用スペシャルキットのツイートが大反響を呼んでいる。

 見ての通りのブロックでできたMRIの模型はおびえる子どもの不安緩和を目指したもの。独特の閉塞感をともなう検査に遊び心を加えるアイデアにたくさんのいいねが殺到中なのだ。

暗い穴の中で大きな音…小さな子どもが怖がるMRI

 閉所恐怖症など、大人でも不安を感じる人がいるMRI(磁気共鳴画像法)の検査を楽しいと思える子どもはめったにいない。

 たとえば一人ベッドに横たわったまま、磁石でできた巨大なトンネル型の装置に運び込まれるところも得体のしれない生き物に飲み込まれるかのよう。

 それが一瞬で済むならまだしも撮影には所定の時間が必要なため、暗い穴の中で画像がブレないようじっとしていなければならない。

 しかもその間、ふだん耳にしない「カンカン」「ゴンゴン」という大きな音が響くため、幼い子どもにとっては怖い経験になりがちだ。

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photo by Pixabay

不安になりやすい子供たちのために作られたレゴのMRIキット

 そんな不安を和らげるためデザインされたのが装置を模したスペシャルキットだ。

 注目を集めたきっかけは、先月22日にLEGOの社員フレイザー・ラバットさんによるこんなツイートだった。

週末のちょっとしたプロジェクト。レゴは緊張しやすい子どもたちがその手順を理解できるようMRIの模型を病院の放射線科に寄付しています。私も一つ組み立ててみますね!

 白や緑やグレーのブロックとミニフィグと呼ばれる小さなヒト型。それらがどう組み上がるのか?

 そんな期待に応えるようにラバットさんが続きをシェア。確かに見た目もMRI装置そっくり!ミニフィグまでちゃっかり待機しちゃってるし。

 そしてこちらが完成形。

 実際はMRI装置だけでなく結果を読み取る医師の部屋までついてるもよう。なるほどこれならリアルに近いし、子どもでも全体をつかめるだろう。

ミニチュアMRIに「良いアイデア」「娘も気に入る!」いいねが殺到

 子どもに身近なブロックで検査を受ける子ども自身に必要な検査の知識を伝えようとするレゴの取り組み。

 そのアイデアはレゴスタッフのErik Ullerlund Staehrさんの発案がもとになっているそうだ。

 一連のツイートはブロック好きなフォロワー経由で反響を呼び、おおぜいの人がアイデアを賞賛。こんなコメントが寄せられた。

この件に関するツイッターユーザーの反応は…

・すばらしいアイデア!

・これで子どもも少しは安心して検査に行ってくれるかも。レゴはやっぱりいいね!

・Erik Ullerlund Staehrさんと君たちスタッフには脱帽だよ。たくさんの人が感謝してると思う。こうした思いやりと共感を見るとうれしくなる。シェアありがとう!こんな親切の輪がもっと広がるべきだな。

・これすごくいい!病院で先に練習できるなんて娘もきっと気に入ると思う。

一般販売なしの病院専用。ツイッターで問い合わせる医師も

 もちろんこれがすべてを解決するわけではない。

 それでもあらかじめ目にすれば、子どもが抱くであろう未知への恐怖は多少なりとも和らぐだろうし、たとえ心細くてもすぐ隣に部屋があり、つねに見守っている人がいることなどをビジュアルで教えることができる。

 なおこの模型は病院専用。一般販売はしないが、2021年夏から世界中の病院に設置されていて、ツイートを見たフランスの医師などからも問い合わせが寄せられてるもよう。日本のどこかの病院でもこのMRIキット置いてるかもしれないな。

References: designtaxi / nerdist

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この記事へのコメント 21件

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  1. あれ、中に絵を描いちゃうとかってダメなのかね
    小人が道路工事しているところとか

    • +6
  2. 周囲見ても怖いし、目瞑ってても暗闇に変な波紋広がって気持ち悪いし、どうにもならんと思うわ
    せめて頭部、腹部と部分的に出来るようになれば

    • 評価
  3. MRI、閉所恐怖症には悪夢のような体験だったな。耐えられなくて、「あの!助けて!開けてくださいー!」って喚いたら「もう少しだから、落ち着いてー」って言われて30分も続けられた。注射失敗されて腫れ上がるし、外に出た途端失神した。二度とごめんだ。

    • +2
  4. 最近MRI受けたんだけどすごい動作音うるさいし
    造影剤を注射しながらで全然動けないし子供だときついと思うよ
    自分は半分寝てたけど

    • +8
  5. 以前は余裕だったMRIが、転職先のストレスで苦手になった。
    レゴだろうがこんな分厚いドーナツ型は無理。
    トラウマを呼び覚ますぞ。

    • -1
    1. ※7
      先にトラウマ化しちゃった人には良くないだろうけど、まだ未経験の子どもが先に機器に親しみを持っておくことが主目的だから一定の効果はあるんじゃないかな

      • +6
  6. 初めてのMRIが脳の検査だったから耳のそばだったけど、音が心地良くて爆睡して技師さんが笑いながら起こしてくれた俺みたいなのも居るので人それぞれだな…(その後もだいたいウトウトしてたり)。
    手術して治ったのでもう数年やってないが、Canonの CMであの輪の奥に環境映像映してるのもあったからスクリーンで閉塞感緩和はできそうな気がする。あのCanonまたは東芝だったやつだっけ。

    • 評価
  7. あの音、やかましい割には何故か眠気を誘うんだよなぁ
    催眠術的なリズムなんだろうか

    • +5
    1. >>9
      すごくわかる。何でですかね。
      まあまあうるさいし結構不安になってくる音だけど、規則的だからか慣れるとメトロノームのように眠気誘ってきますね。

      • +2
  8. これは素晴らしいアイデア
    あなたは今これをやってるんだよ怖くないよって可視化できるのは良いね

    • +5
    1. ※10
      こんなもので恐怖がなくなるとでもw

      • -6
  9. 絶対に動かないようにと緊張していたんだけど、機械音が

    ゴンゴンゴンゴン…


    ブっ

    いやそれ絶対笑かしに来とるやんていうタイミングで「ブっ」て短いブザー音が鳴ってヤバかった。

    良い子のみんなも気をつけてね!

    • +2
  10. 初めてのMRIに臨んだ時、自分は閉所恐怖症じゃないし余裕でしょ、と思ってたのに体を固定されあの筒の中に入れられて、想像以上の狭さにパニックになりかけた。頭の上が抜けてるのに気づいて落ち着けたけど、子どもや閉所恐怖症の人にはとんでもない恐怖だろうなと思い知った。

    • +3
  11. レゴは子供の為の玩具とは思えないほど高いよな。
    誕生日とか贈与用とかじゃないとおいそれとは買えない。
    家にレゴあるやつって普通に金持ちだよな。

    • 評価
  12. レッゴ大好きフリスキィ~♪(まちがい)

    • +1
  13. photo by Pixabayの写真はMRI装置ではないですね…。
    多分ガンマカメラかな?

    • 評価
  14. 男女の違いと世代別で怖がるか興奮するかで分かれそうだね。子供の頃、カプセルに入ってロボットに乗るみたいなコンセプトが流行ってたから、その影響が大きいのだと思う

    • 評価
  15. 自分の子供時代でも十分すごかったけど、今どきのレゴってほんとに何でも作れるなあ
    唯一の欠点は踏むとメッチャ痛いこと

    • 評価
  16. 文章中の画像MRIじゃなくて、SPECTだぞ

    • 評価

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