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貼るだけで果物が長持ちするシールが開発される(マレーシア)

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(著)

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 スーパーなどで果実に貼ってるシールといえば、キウイやアボカドなどを思い浮かべたりするのだが、マレーシアの企業が開発した果物用の特殊なシールが話題になっている。

 スティックスフレッシュ(Stixfresh)と呼ばれるこのシールはなんと貼るだけで果物を長持ちさせる効果、つまり熟れすぎや腐敗を遅らせることができる。

 仕入れてもすぐに食べ頃が過ぎてしまい、破棄せざるをえなくなる果物。

 その損失に嘆く果物店の悩みから生まれたシールが、破棄果物を減量するアイテムとして脚光を浴びているのだ。

Stixfresh Mango Time Lapse

貼るだけで果物の熟れすぎを遅らせるシール

 一般的なシールの大半は、その果物の栽培者情報や栽培方法を消費者に提供するために使用されているが、スティックスフレッシュの利用目的は全く異なる。

 この小さなシールは貼るだけで、果物の熟れすぎを遅らせて新鮮でジューシーな状態に保つ。しかもその有効成分は、すべて天然処方で出来ている。

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image credit: Oddity Central

 スティックスフレッシュは塩化ナトリウムとミツロウの混合物でおおわれている。その成分が果実の成熟をうながすエチレンを除去し、熟すスピードを最長2週間まで遅らせるのだ。

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image credit: Oddity Central

 しかも貼っても果物を有害にするわけではなく、貼らない果物との違いは熟すスピードのみだという。

果物屋の友人の嘆きがヒントに

 スティックスフレッシュの創始者であるマレーシアの起業家ザフリ・ゼイヌディンは、4年前に果物屋を営む友人を訪ねた際にこのシールを思いついた。

 その友人は、仕入れた果物がすぐに腐って損することに怒っていたが、かといって熟すのを止めることもできないし、と諦めているようだった。しかし、ゼイヌディンには別のアイデアが浮かんだ。

 彼は「自然の摂理は確かに止められないが、遅らせるのは可能じゃないか?」と考え、その効き目があるアイテムを作ることにしたのだ。

 そしてマレーシアプトラ大学、マレーシア農業開発研究所のような研究機関のほか、マレーシア標準工業研究所、ボゴール農科大学、南オーストラリア大学などと提携してシールの開発とテストを行った。

 こうして発案から3年、革新的なシールの製造工程と効果がついに形になり、ゼイヌディンは技術面で協力してくれた仲間と共にスティックスフレッシュ社を立ち上げた。

天然成分のみを使った唯一の解決策

 このシールは最初はマンゴーの保存期間の延長に役立っていたが、のちにアボカド、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、リンゴ、梨などにも使用されるようになった。

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image credit: youtube
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 またこのシールは果物の成熟を遅らせるだけでなくカビの発生も抑制する。ただし、使えるのは1回のみで一度はがしてしまうとその効果は失われる。

 果物の鮮度を長持ちさせる製品は他にもある。

 だがスティックスフレッシュ社は、化学物質を使わず天然成分のみを使ったこのシールがきわめて安心な唯一の解決策とアピールしている。

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image credit: Oddity Central

 食べられずに捨てられる果物を減らし、食料の節約に役立つ技術革新。

 このシールは今年11月にアメリカでの販売にもこぎつけており、世界規模の課題に挑む魔法のシールとして現地メディアからも注目されている。

References: Oddity Central / Stixfresf など / written by どくきのこ / edited by parumo

本記事は、海外で公開された情報の中から重要なポイントを抽出し、日本の読者向けに編集したものです。

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この記事へのコメント 52件

コメントを書く

  1. この小さいの貼るだけで果物全体に効果があるとか、
    一度はがしたら効果が失われるとか、
    正直うさんくさいんだが……

  2. エチレンの吸着剤なら日本でもすでに広く使われているけど
    天然成分ということが新しいだけかな
    個人的には食べる物でもないし天然成分である必要はないと思うけど

  3. >すべて天然処方
    天然の水銀、天然の放射線、天然のカドミウム
    天然なら大丈夫、という意味わからん思い込みは危険だよ

  4. リンゴを他の果物と一緒に入れるとリンゴはエチレンガスを出しやすいので他の果物も傷む。
    裏技としてちょっと早い果物を早く食べごろにするためにあえてリンゴと一緒に置くこともある。
    その逆って事だな。
    エチレンガスが原因なのは大昔からわかってる事だから、こういうグッズって既にあるもんだと思ってたけどシールとして実装したのが初の試みって事なのかな?

  5. メカニズムが書いてないせいでうさんくさいけど、パクられんように詳細伏せてるのかな

    1. ※14
      人間の場合は加齢してこその美しさや気品があるんですよ

  6. 例え事実でも利権で潰すのが日本。
    みかんにカビが生えなくなったら
    金八先生が失業しちゃうからね。

  7. 消臭剤みたいなニュアンスかね。周囲空間のガスを吸着してるカンジ?

  8. 剥がすと効果が失われるってんなら接着面に細工があるんだろうとは思うけどね

  9. 塩水で洗うだけでも効果があるのかな、ハチの巣は殺菌作用かな。

  10. 輸入かんきつ類に使われている防カビ、防腐財、TBZ、OPP、ジフェニルとかが塗りつけてあるに違いない・・・・と思う

  11. 日本の海外旅行者が現地の果物でお腹を壊す心配もこれで無くなりそうだね

  12. むしろ早く熟させるシールは出来ないのかな?
    家庭だとそっちの方が使いでがあるんだけど

    1. ※33
      キウイフルーツとかも追熟したくなりますけど、リンゴと一緒にビニール袋に入れておくといいですよ。

  13. 塩とパラフィンでも同じものが作れたりするんかな?
    それとも組成が複雑な蜜蝋じゃなきゃダメなのか

  14. 新手の詐欺かと一瞬思ったけど人間も湿布貼るし効きそうだ。
    販売先としては農家よりスーパーとかが狙いなのかな。エチレン吸収剤とかをスーパーとかが使ってるとは思えないしな。

  15. これまた、1月の記事としては微妙な表現してますね

    >>今年11月にアメリカでの販売にもこぎつけており

    これは、アメリカ食品医薬品局から、2019年の11月から販売してもいいですよという許可がおりたってことですか?
    それとも2018年の11月からアメリカの全州での販売を創めたってことでしょうか?

    どちらとも取れる表現は、年始の記事では避けた方がいいと思いました

  16. 貼ったからといってスーパーで売りに出される期間は変わらないでしょ。逆に値引きシールに付けたらいいんじゃね。

  17. 日本一の大企業も、アルミテープ貼れば燃費良くなりまーすwとかやってたので、多分コレもマジなのでは?

  18. A.ニコチンパッチを貼って禁煙したフルーツの肺
    B.タバコを吸い続けたフルーツの肺

    「このパッチのおかげで禁煙できました」バナナ(果汁代・男性)さんの意見

  19. 実へ貼るだけで長持ちと見栄張る
    🍌(ーー;)💧それを我々に強いる(シール)🔰

  20. キャベツの芯の部分を包丁で突き刺すだけで、1か月もつぞ
    バナナも根元の茎っぽい部分を切り落とす
    根元を傷つけたり排除すると、ガスが止まるっぽいな

  21. 効果はあるのかもしれんけどレモンの写真は絶対誇張でしょ

  22. すげぇ
    親戚が農産物扱う仕事してるから勧めてみるか

    …でも塩化ナトリウムとミツロウを使うってどんな反応機構なんだろう?

    エチレンは油性の物質(専門用語で言うと非極性物質)
    そして塩化ナトリウムは極性物質だから水に溶けやすく石油には溶けない
    てことはミツロウが何かしてるのかな?

  23. さすがトロピカルフルーツの国!
    果物が好きなのでこれは嬉しい。傷みやすくて輸入が難しかったフルーツも日本で買えるようになったりして。

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