ラーメンにインスパイアされちゃったゲーミングPCがシンガポールで爆誕

　ゲーミングPCとラーメン。一見突拍子もない組み合わせだが、 親和性の高さでいえばある意味鉄板かもしれない。「とんこつ」「トムヤム」「シーフード」3種のうちあなたはどれを選ぶだろう？

　PCと飲み物を同時に冷やすゲーミング冷蔵庫など、フリーダム化が著しいゲーミング界隈に即席ラーメン インスパイアの珍妙なPCが登場した。

　その名も「ラーメンコレクション」は、シンガポールのゲーミングPCショップが手がけたユニークなPCだ。

　ラーメンをこよなく愛するゲーマー仕様、あるいは常にラーメン欲を刺激する危険な仕様と見るか。そこはユーザー次第だが、どういうわけだかラーメンのおいしさを強調したPCが爆誕しちゃったそうなのだ。

味は3種類！インスタントラーメンをテーマにしたゲーミングPC

　このたびインスタントラーメンをテーマにした個性的なPCを開発したのは、シンガポールのゲーミングPCショップ Aftershock PC（アフターショックPC）だ。 　これまでもタピオカティーをテーマにしたPCなど、風変わりなPCを世に送り出している同社にとってテクノロジーと味覚の融合は初のことではない。 　今や世界中で親しまれてるラーメンを取り上げ、PCのおいしそうなデザインを追及することに没頭した結果、「とんこつ」「トムヤム」「シーフード」の3種が爆誕したもよう。

随所にインスタントラーメンをつきつめたこだわりのデザイン

　快適でコンパクトなゲーミング環境をイメージしたこのシリーズは、ケースに DeepCool のMACUBE 110（400x225x431ミリ）を採用。CPU は、AMDのRyzen 5 7500F（6 コア 12 スレッド）、RAM は AORUS RGB Memory DDR5 32GB （16X2）6000MHz。

　グラフィックボードは ZOTAC のRTX 4060 Twin Edge OC 8GB。マザーボードは GIGABYTE B650M Gaming Wifi、 CPU水冷システムは、240ミリ のAIO液冷クーラーを搭載しているそう。 　注目のデザインに関しては、ラーメンの普遍的なビジュアルをつきつめるとともに、3つの味それぞれの個性を際立たせ、かつ食欲をそそる色やイメージにも気を配ったそうだ。

　そのこだわりの深さは背面に実際の製品同様、調理方法や注意書き、栄養成分表示まで載せることからもうかがえる。 　特注のGPUバックプレートとファングリルにも食欲をそそるデザインを採用。 　各PCにはラーメン好きにうれしいおまけの麺型マグネットチャーム付き。 　これを目のつくとこに配置しとけば、いつもラーメンを感じられるだけでなく、非常食としても優秀な即席ラーメン備蓄管理のリマインダーになりそうだ。

1台27万円。今なら23万5千円とお得に

　Aftershock 公式によると、このラーメンPCは受注生産品。オーダー時にさまざまなカスタマイズやアップグレード（有料）が可能。日本を含む世界中に発送するが送料については要問合せとのこと。 　気になる価格は 2,415シンガポールドル（約27万円）〜だが、今は 2,099シンガポールドル（23万5千円）〜とセール価格だ。（2023年11月15日現在） 　なかなかマニアなお品だが、ラーメン愛好家やつきぬけたゲーミングPCをお探しの人などいかがだろうか。気になる人はAftershock ラーメンコレクション公式をチェックだ。

References:designtaxi / aftershockpcなど /written by D/ edited by parumo
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