秋の夜長にとかなのか？団子にゴマ900粒を張り付ける驚異の「ごま団子プラモ」が予約販売開始

　地味な作業を淡々と続けることで頭を空っぽにできるという話もある。ならばこのプラモデルはどうだろう。

　中華料理のメニューにあったら必ず頼みたくなるごま団子。それを完全にプラモデルで再現した驚異の「ごま団子プラモ」だ。

　ゴマの形状も本物そっくりのクオリティ。さらにゴマの数も本物のごま団子を分解し粒数を数えリアルに再現したというのだから驚きだ。

　まずは円形のベースとなる団子をつくったら、あとはコツコツと約900パーツのゴマをピンセットで張り付けていくというお仕事だ。

　完成した後の達成感も半端ないことだろう。

ゴマ団子を完全プラモ化

　ちょっとくしゃみをしたら飛んでしまうほどに小さな実物大のゴマを団子状の土台に貼り付けていくという、人としての何かが求められそうなプラモデルが誕生した。

　ごまを張り付ける前に、まずはゴマ型のプラスチックを枠（ランナー）からニッパーで外すことからやらなければならないのもプラモづくりの醍醐味だ。

　「ごま団子プラモ」の中身はゴマを張り付ける団子（皮）と、その中に入れるあんこ、そして驚異的な数のゴマで構成されている。 　そのパーツの数は驚異の900個以上。外したゴマは、半球状の黄色い団子に1粒ずつ接着剤をつけ、ピンセットで取り付けていく。

　販売元のグッドスマイルカンパニーによると、なぜこの数なのかというと、本物のごま団子を分解し粒数を数えて再現したというこだわりっぷり。ゴマ団子の大きさも実際のものとほぼ同じサイズで直径約40mmほどだ。 　さて作業時間がどれくらいかかるかは未知数だし、人によって異なるだろうが、中に黒色のあんこ役のプラスチックを入れれば完成だ。

　せっかくいれたものの、上から団子で閉じてしまうと中が見えなくなるけれど、これが隠れた美学ってやつなのかもしれない。 　ランナーからゴマなどのパーツを取り外すニッパーやピンセット、接着剤は自前で用意しなければならないが、全ての工程を経て完成した時の達成感は相当なものだろう。

　誤って誰かが口に入れてしまいそうなほどにはおいしそうなゴマ団子だ。

期間限定で予約販売受付中

　10月20日から11月24日まで予約販売を受け付けているそうで、お値段は1セット1,540円 。AmazonやGOODSMILE ONLINE SHOPか、楽天 StudioSYUTOで受付中だ。発送は2024年3月を予定しているという。

　猫や犬などペットを飼っている家での作業は密室にこもる必要がありそうだな。だけどゴマを淡々と貼るお仕事とか不思議にしたくなる。 image credit:グッドスマイルカンパニー
written by parumo
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