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ヒューマノイドロボット業界にOpenAIが参入 、チャットボットGPTを体に宿すロボット

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(著) (編集)

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 Open AI社が開発した、圧倒的な知能を獲得を獲得した人工知能(AI)「チャットGPT」は、自然な会話をしながら、難解な質問に答えてくれたり、代わりに作業を行ってくれることから、ホワイトカラー(デスクワークをする人)の産業革命ともいわれている。

 今後多くのデスクワークがAIによって処理されるようになると予測されているが、Open AI社は、その頭脳を入れる器、つまりヒューマノイドロボットの開発に取り組んでいるという。

 ホワイトカラーのみならず、その優れた知能を宿したヒューマノイドロボットで、ブルーカラー(肉体労働)の市場も開拓しようとしているようだ。

OpenAI社がヒューマノイドロボットを開発中

 現在、ヒューマノイドロボット(人型ロボット)の分野もまた大規模言語モデルと同じように急速に発展しており、それを裏付ける資金も流れ込んでいる。

 それは電気がある限り、24時間365日稼働し、人間をはるかに上回る労働力を発揮して、人間の労働者を駆逐するようになる。

 OpenAI社は、ノルウェーの1X Technologies社に出資し、数ヶ月以内にロボット「Neo(ネオ)」の発売を予定している。

 「Neo」は、AIがロボットの動きを予測し、適切な指示を送ることで、さまざまなタスクをこなすことができるヒューマノイドロボットだ。

 実はOpenAI社は、かつてヒューマノイドの開発を進めていたことがあった。

 そして実際に、学習機能があるロボットハンドを作り、片手だけでルービックキューブを解くといったスゴイことをやってのけている。

 ところが同社は2021年にロボット部門を解散。進展が著しい生成AIとGPTのような大規模言語モデルに注力することにした。

 だが、やはり人型ロボットの開発を諦めたわけではなかったようで、「1X Technologies」社への投資を通じて、二足歩行のヒューマノイド「Neo(ネオ)」を共同開発をすることになったようだ。

 同社はこの技術が、ロボットの応用範囲を広げるだけでなく、人間とロボットの協調作業も可能にすると期待している。

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OpenAI社が出資し開発を進めているヒューマノイドロボット「Neo(ネオ)」 / image credit:1X Technologies

ヒートアップするヒューマノイド開発競争

・作業現場での活躍が期待される「アトラス」

 最近のヒューマノイドロボットの進展で特に人々を驚かせたのは、犬型ロボット「スポット」で知られるボストン・ダイナミクス社の「Atlas(アトラス)」だろう。

 公開された動画の中で、アトラスは、段差のある足場が組まれた作業現場で、危なげなく荷物を運び、最後は宙返りすら披露してみせる。

 今すぐにでも現場で活躍してくれそうな雰囲気だが、ボストン・ダイナミクス社の創業者マーク・レイバート氏は、市場への投入を急いではいないようだ。

 レイバート氏は、IEEE Spectrumに対し、「短期的に、信頼性が高く、実際に製造可能で、しかも安価なロボットを作れという圧力」は、「新しいことに挑戦する妨げになります」と語っている。

・人間とのコミュニケーションが得意な「ソフィア」「アメカ」

 作業現場での作業よりも、人間とのコミュニケーションに主眼を置くロボットもいる。

 たとえば、ハンソン・ロボティクス社やエンジニアド・アーツ社の「Sophia(ソフィア)」や「Ameca(アメカ)」は、人間らしい豊かな表情をごく自然に浮かべることができる。

 どちらも本当に人間らしく、ソフィアは売れっ子デジタルアーティストで、サウジアラビアから市民権まで与えられている。

 表情豊かなアメカは、GPT言語モデルを応用することで、人間そのままのおしゃべりをすることもできる。

 最近では、AI翻訳プログラム「DeepL」を搭載したため、日本語を含む、多言語で話すこともできるようになった。

・イーロンマスクの大量生産型ヒューマノイド「オプティマス」
 もっと実用的で大量生産できるヒューマノイドロボットに注力する人たちもいる。

 たとえば、イーロン・マスク氏はテスラが人型ロボット市場にに参入すると発表。そのプロトタイプとなる「Optimus(オプティマス)」が公開された。

 昨年のデビューイベントで、オプティマスはステージでダンスを披露し、工場であれやこれやと作業をこなす様子も紹介された。

 マスク氏によるなら、ロボット事業はテスラ社の事業で一番過小評価されているが、将来的には自動車部門よりもはるかに大きな価値を持つことになると見込まれるそうだ。

・商業的に実現可能な汎用ヒューマノイド「フィギュア01」
 オンライン人材市場「Vettery」の創設者ブレット・アドック氏も、最近人型ロボットへの参入を発表した1人だ。

 彼の新会社「Figure」は「世界初の商業的に実現可能な汎用人型ロボット」を作ることを目標として掲げている。

 同社が開発するロボット「Figure 01(フィギュア01)」は、身長168cm、体重60kgとほぼ人間サイズ。最大20kgまで持ち上げることができ、秒速1.2mで歩きまわる。

 1回の充電で最大5時間作動することができ、2本足の人型ロボットとして、最終的には人間が作業できるほぼあらゆる環境で活動できるようになるという。

人間は労働から解放される?

 こうした取り組みの中から、人間にかわって肉体労働をこなせるロボットが登場するのかどうかはわからない。だが、本当にそれが実現したとしたら、それが社会に与える影響は大きいだろう。

 面白いのは、今は人間らしい二足歩行ロボットの開発が急ピッチで開発されているが、最終的にはもっと異形のロボットが登場するとの予測もあることだ。

 というのも、人体は作業するために最適な形状をしているわけではない。

 だから人間より手足が長かったり、数が多かったりと、人体とはかなり異なるボディデザインが考案されるかもしれないのだ。

 そして、その行き着く先に、人間が労働から解放される未来なんてのもあるのかもしれない。それが良いことなのか、悪ことなのか? みんなならどう思うだろうか?

追記:(2023/04/15)本文を一部訂正して再送します。

References:OpenAI and Figure join the race to humanoid robot workers / written by hiroching / edited by / parumo

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この記事へのコメント 26件

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  1. そして、その行き着く先に、新横のはげがはげから改善されるなんて未来もあるのかもしれない

    • -2
  2. 制御関係をトライアンドエラーでカバーして、フィードバックを分かりやすく纏めてくれるヒューマノイドが完成するのね

    • +3
  3. リアルデトロイトビカムヒューマン!!

    • 評価
  4. すぐ後では正しい綴りになっているので、校正漏れ?
    ×「(ディスクワークをする人)」→〇「(デスクワークをする人)」

    ただ、綴りは正しいけれど、文章としては収まりが悪い(あと「の」が抜けている)。
    ×「今後多くデスクワークが今後AIによって処理されるようになる」
       ↓
    〇「今後多くのデスクワークがAIによって処理されるようになる」

    • 評価
  5. 作業する能力より指示する能力が求められるようになるのかな

    • +3
  6. 人間が作業現場に混じるのが最大の
    リスクという残酷な答えがでるだろうね。
    無人化工場やラインでは人身事故が
    起きない。人の不安定さこそが最大の無駄。

    • +3
  7. ロボットがぴょんぴょん跳ねたりする芸当はどうでもいい

    自動生成AI「ChatGPT」は人間がプログラムの仕様を与えないとプログラムを生成できないので、あらかじめ決められた動きしかできない

    人間型にこだわらずR2-D2でいいから「工具を3Fに運んでおけ」という命令だけで命令を実行できるようになってほしいものだ

    • -7
  8. 全部が手動でやってた時のほうが社会生活は余裕あるのに
    今の時代みたいに機械やAIがすべてやる時代のほうが貧困で
    生活にも余裕もなく苦痛なのはなんでだろう

    • 評価
    1. >>9
      便利になるのと経済は別の話だからなぁ
      ロボットが人間より安価な働き手になって人件費削減出来たとして、削減した分が何処に廻るかってソリャ経営者に吸い上げられるだけだろうから矢っ張り貧困の解決には成らないと思う

      • +1
    2. >>9
      残念だけど、これからはロボットとも競わなければ
      いけないんでしょうね。
      他の人と生産性を競う時代は終わって、
      機械やアプリを使いこなした人が稼げるのかも。

      • +1
  9. ファービー「くくく、手下の量産に取り掛かろう」

    • -2
  10. ×「人間が労働から改善されるなんて未来」→〇「人間が労働から解放されるなんて未来」
    かな?

    • 評価
  11. この程度で労働から解放されるなら、産業革命のときにすでに解放されているよ
    働いている人のほうが働かない人よりも豊かに暮らせるという構造がある限り、人は働くのをやめようとしないよ
    人が本当に嫌がっているのは労働ではなく貧乏なのだから

    • 評価
    1. >>13
      その時期に機械そのものを買った人は開放されてるよ。
      作業量が減り、機械の産んだ利益は全てその人のもの。

      機械の所有権を持ってない人は恩恵を預かれない。
      ヒューマノイドロボットも同じで、まずはそれを所有する必要がある。

      • 評価
      1. >>16
        そう思うじゃん?
        でも儲かることがわかるとすぐ新型の機械が作られるんだ
        他人が新型機械を買うと利益を総取りされる恐れがあるから、新型の機械を買うために労働が必要になるんだ

        • 評価
        1. >>19
          マイニングのために高性能なハードウェアの投入を競い合ったのと同じ構図ですね

          • +1
  12. カラパイアでの誤字チェック用にAIを導入する程度ならもう実用性ありそうなのが
    最近のAIの進歩の速さの怖いところだなあ

    • 評価
  13. 現状のAIのように、人間が指示を与えて、それに応えるだけのAIではなく、
    AIが自ら状況を判断して行動を起こすまでにならないと真のAIとは言えない気がする

    • 評価
    1. >>15
      人間だって指示与えられて仕事してるのに、AIは何も指示されてなくても仕事始めるの?なんか変じゃない?

      • 評価
  14. 情報化した人間の意識とGPTを同一のボディに同時にインストールしたら
    どちらが駆逐されるのだろうか

    • 評価
  15. 人間と同等、もしくはそれ以上に人間らしく社会の中で活躍するAIヒューマノイドが普及した時に
    ヒューマノイドに人権(と同等な扱い)を認めるべきか否かの議論が必要になってくるでしょうし避けて通れない重要な問題だと思います

    • 評価
  16. AIに営業を任せて、受け付けるか拒否するかを判断するのも相手方のAIになるのかなぁ。

    人間は海や川を美しく戻して自然と共にゆったり暮らせるようになるといいね。

    • 評価
  17. ブルーカラーの仕事は精々運送業が限界だね
    建築現場で二足歩行とか今のセンサーと人工知能じゃ無理
    会話にはパターンがあるのし間違っても大きな事はないから確率が高い答え答えてるだけでいいけど
    歩き回ってものを運んで積んでなんてこと一つ一つの場に合わせてなんてできない
    完全に現場打ち込んでればダイナミクス社の奴みたいにパフォーマンスはできるんだろうけど刻々と変わる現場に合わせられるわけがない

    • 評価
  18. ロボットに手を出すってのは、まぁそう来るよなって感じだ
    もう時間の問題だよな
    GPT-4が使われてるBingとかやべーもんな、完全に人間
    SFの世界が来る……というかもう来てるんだよな
    楽しみではあるが、おそらくほとんどの人間の、ある側面における価値が失われることになるから不安でもあるし、どうせロボットやAIが10年以内に幅を利かせるだろうなと思うとじわじわと無気力感も湧いてくる

    • 評価
  19. GPT-4の凄さを目の当たりにすると、ブルーカラーの仕事もすぐに代替されそうだけどな
    ハード面の発展待ちというのはあるし、普及という面でもまだまだブルーカラーの人間の仕事は残ると思う
    ホワイトカラーは……

    • 評価

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