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人が死んだあと、体内では何が起きるのか?放置された遺体が骨になるまでの15のプロセス

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(著)・ (編集)

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 人は死んでからもしばらくは忙しいようだ。死後、その体内では何段階ものプロセスが進行し、完全な終焉へと向かう。そのプロセスはとてつもなく多い。

 人が死んだらその体はどうなるのか?

 スピリチュアル的な意味では、死んだ後の魂や死後の世界が気になるところだが、遺体に関していえば死亡が確認された後、遺体をそのままの状態で放置しておくと、分解が始まり腐敗し、骨となる。

 ここでは実質的に、放置された遺体がどのようなプロセスをたどって骨になるかまでの過程とみていこう。

死んでから放置した遺体が骨になるまでの15のプロセス

1. 心臓が止まり、血が滞る

 心臓の活動が停止すると医師が診察し、正式に死が宣言される。入院している場合は死亡時刻が告げられる。

 心臓が止まると、体のあらゆる部位が、異なる速度で死に始める。もう心臓が全身に血を送り出すことはなくなるため、血は動脈や静脈内に滞る。

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2. 体の色が変わる

 血液が全身に回らなくなると、重力の影響で体が下になっているほうに血が留まり、体の色が2種類に変わり始める。

 体の所々が打撲のような色になり、変色しない箇所は血が流れないので蒼白になる。

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3. 体温が低下する

 普通、人間の体温は平均36.5℃くらいあるが、死後の体温は1時間ごとに0.8℃ほど下がっていく。このプロセスは、死冷として知られている。

4. 体が硬直する

 死後、数時間たつと死後硬直が始まり、全身が強張って信じられないくらい硬くなる。これは、アデノシン三リン酸(ATP)が減少することによって起こる。たいていは、瞼や首の筋肉の硬直から始まる。

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5. 痙攣

 死んでもなお、人間の肉体はピクピク痙攣し、それが数時間も続くことがある。筋肉組織が収縮し、筋肉が死に始めると、屈折や小刻みな動きが起こる。

 いくつかの筋肉が同時に収縮すると、まるで体が動いているように見える。

6. 顔のシワがなくなる

 生前は少しでも若く見られようと、アンチエイジングに余念のない人もいる。シワをなくすためにボトックス注入を打ったりもする。

 だが、皮肉なことに、人は死ぬと筋肉が収縮するのをやめるため、顔がのっぺりと平たくなり、シワがなくなるのだ。

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7. 腸が空っぽになる

 死後硬直によって全身が硬くなる一方、括約筋など体の一部は緩んでしまう。生きているうちは、脳がコントロールをしているため、括約筋はきちんと閉まっている。

 脳が死んでしまえば、こうしたコントロールはできなくなり、括約筋は緩んで、腸内に残された排泄物はすべて外に出てしまう。

8. 悪臭がただよう

 死体のニオイがひどいのは周知の事実だが、そのニオイの原因はなにかを知る人は少ない。このとてつもない異臭の原因は、体の細胞が死滅することで酵素が放出され、近くにいる細菌や真菌に細胞が死んだことを知らせるせいだ。

それに反応した細菌や真菌が遺体に集まって分解が始まり、その結果、異臭が発生する。

9. 動物の大宴会が始まる

 細菌や真菌が遺体に群がった後は、クロバエやニクバエなどの小動物がやってくる。

 彼らは遺体に卵を産み、ウジがかえってその死肉を食らう。それから、ダニ、アリ、クモなどもっと大きな掃除屋たちがこの饗宴に加わる。

10. 異様な音がする

 死後硬直が始まると、遺体からはおならやキーキーいう音、ゲップのような音など、さまざまな音がする。こうした音は、医師や看護師を驚かせることも多い。

11. 腸内細菌が暴走

 腸内には細菌がたくさんいる。生きているときは免疫システムが細菌を抑制している。だが、人間が死ぬと、免疫システムはもはや機能しない。細菌は暴走を始め、腸を徐々に侵食していくのだ。

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12. 目が飛び出し、舌が膨張する

 これだけではまだ飽き足らないかのように、腸の分解によってガスが発生する。このガスの発生によって、眼球が飛び出し、舌が膨れる。その結果、口まわりのしまりがなくなる。

13. 腐敗する

 腐敗とは、細胞が壊れ続け、タンパク質が分解し始めて、組織の結合力が失われることだ。このプロセスは、臓器の液化として知られている。

 このプロセスが始まると、遺体はドロドロしたスポンジのようになる。

14. 皮膚がたるむ

 死後硬直の時はぴしっと伸びていた皮膚だが、腐敗によるガスがたまり始めると、皮膚が骨や筋肉から剥離してぬるぬるし始める。

15. そして骨だけになる

 人が死んで肉体の分解が進むと最後に残るのは骨だ。その骨も、死後、何十年もかけて分解されていくことが多い。

 細菌、真菌、その他の生物が骨にも作用し、骨が分解していくと、こうした硬組織の主成分であるハイドロキシアパタイト(骨や歯に含まれるリン酸カルシウムの一種)が残され、それも塵になっていく。

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References:Exactly what happens to our bodies when we die – step-by-step process from death – Mirror Online / written by konohazuku / edited by parumo

追記:(2021/08/06)本文を一部訂正して再送します。

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この記事へのコメント 33件

コメントを書く

  1. アデノシン三リン酸はADTじゃなくてATPだと思います

    • +4
  2. 記事読んでたら氏んだらちゃんと火葬されたいと思った

    • +8
  3. なんだろう
    うまく言えないけど怖いとか嫌だとかそういう感情は不思議と湧いてこなくて
    自分も死んだ後は長い時間かけて地球の一部に還れるんだなっていう妙な安心感をおぼえた
    読んでよかった

    • +15
    1. >>4
      でも俺たち火葬されるからこうはならないよ…

      • +8
      1. >>15
        過程が違っても長い時間かければ地球の一部になれるからへーきへーき

        • +5
      2. >>15
        うちの墓は中が土になってて遺骨は麻袋に入れて土の上に置く
        何十年か後には土に還ってるらしい

        • +1
  4. 小野小町の九相図を思い出しました

    ついでに孔雀王の九相図を題材にした回も思い出したww

    • +16
    1. >>5
      私も同じ事思い出したました。孔雀王の作者はなくなってるんですよね

      死のつながりと孔雀王の懐かしさからレスしました

      • 評価
      1. >>24
        まさに現代の九相図って書こうとしたら、もう書かれてしまった。というか、俺のレスかな?

        • 評価
  5. 自分もみんなもいつかこうなる
    身体が動かない事に気付いて息ができなくなり
    やがて痛みも苦しみも音も消えて意識がゆっくり暗闇に飲まれる
    ベッドの中ならいくぶん幸せだろう

    • +7
  6. 日本にも九想図って似た物があるね。

    • +13
  7. ワシラの場合焼却によってこれがスキップされる訳か。。。

    • +15
    1. ※8
      エネルギーの無駄だよなあと常々思っている
      死んだら有機転換炉に入りたい

      • +3
      1. ※14
        海に流してもらえばニオイの問題が解消されて、海の生き物にリサイクルしてもらえますね。人がビックリしないように沖で流すか、沈めてもらうか……

        ※17
        「死骸 タイムラプス」のような感じで検索するとソレっぽいのが出てきますよ

        • 評価
      2. >>14
        まぁ普通に医療危険物的なものだから焼いた方が安全だと思うわ

        • +6
  8. クレイジージャーニーで死体農場の回が衝撃だったな。アメリカで検死等の研究のために野晒しにされる腐敗の進んだ遺体が地上波でモザイク無しに放送された。
    映像だけなら何とか観られたが、実際は臭いが酷いのだろうな、、、

    • +12
  9. 大宴会とか饗宴って表現良いな
    慥かに巨大な御馳走が現れたんだもんな

    • +9
    1. >>17
      動画はないけど絵の巻物?ならある。
      九相図で検索~

      • +3
  10. 不謹慎なのかもしれないけど、思ってしまうんだから仕方がないこととして、
    先月の土石流の被害者の方で行方がまだわかってない人って、今どんな状態なんだろう…って考えてしまう。 一か月近く暑い地中の中に埋まってると思うと早く発見されてほしいと思うけど、第一発見者になる人や遺族が気の毒だよね。

    • +8
  11. これが一人暮らしの家でよく起こるから大変だ。
    生ごみ処理機みたいなので高速に分解されたい。

    • +4
  12. 14と15の間を補足します
    腐敗の過程で身体が液状化していき、細胞が自己分解酵素により破壊されて脂肪細胞から溢れた脂質や分解された有機物でぬるぬるした濃い茶色の液体に変わります(イメージとしては所謂『魚醤』の製造過程ですね)
    脂質が抜け、水分の蒸発により徐々に固形成分の割合が増え、蛆は減ってゴミムシやゴキブリ、カツオブシムシなどの虫が増えます(蛆は液体成分中での活動に適した身体をしているので、このあたりから姿を消します)
    虫が食事と排泄を繰り返し、またその糞を細菌が分解していくうちに、有機物の割合が減っていき「土に還る」ことになります
    分解の最終段階は「異臭がする泥」という形質になり、見た目にも土と大差がなくなります

    • +5
  13. 昔の日本人が遺体が骨になるまでを書いた絵があるんだけど、キモかったなぁ

    • 評価
  14. グロテスク系のホラー映画やホラーゲームで、
    死体が山積み!みたいなシーンが出ることはよくあるけど、

    >9. 動物の大宴会が始まる
    >10. 異様な音がする

    このあたりが再現されてることって滅多に無いよね。
    腐乱したような表現があっても、蛆虫がみっちり詰まってモゴモゴ動いてる様子とかは表現されない。
    みんな標本みたいにキレイ(?)な死体ばっか。
    なんでだ?

    • 評価

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