「会いたかったよ〜！」大好きな飼い主に会ったロバ、大興奮の声をあげ全身で喜びを表す

　ロバは、とても愛情深い生き物で、同種はもちろん、人とも異種動物とも強い絆を結ぶ。そんなロバの愛情表現はとてもストレートだ。

　これまでにも、カラパイアでそんなロバのキュートなニュースを伝えてきたが、今回はTikTokに投稿された飼い主と一週間会えなかったロバの様子を紹介しよう。

　飼い主に呼びかけられると、喜びを鳴き声と全身で表現しながら走り寄ってくるロバの姿は、なんともかわいくて見る者をほっこりした気持ちにさせてくれる。

赤ちゃんだったロバ、飼い主一家に保護される

　ロバのドミニクは、また赤ちゃんだった時にソフィー・ホジソンさん一家に保護され、家族が経営する農場で大切に育てられてきた。

　中でも、ソフィーさんはドミニクと強い絆を育み、ベストフレンドになった。

ドミニクとは、いつも抱き合ったりレスリングしたりして、触れ合って過ごしてきました。それがドミニクのお気に入りの愛情表現なんです。

いつもドミニクが示してくれるのと同じぐらい、私もドミニクに会う時はワクワクします。

　そう語るソフィーさん。しかし最近、仕事で1週間ほどドミニクに会えなかった。

　ドミニクも、大好きなソフィーさんに会えず、とっても寂しい思いをしていたようだ。久しぶりにソフィーさんが農場にやって来ると、その喜びを露わにした。

大きく鳴いて走り寄るドミニク

　農場に来たソフィーさんは、「ドム！ドム！」とドミニクの名前を呼んだ。

　すると、遠くからソフィーさんの声を聞きつけたドミニクが、嬉しそうに鳴き声をあげ、走り寄って来た。 　ドミニクは、全身で喜びを表現しており、ソフィーさんのもとに来ると、まるで「会いたかったよ〜！」と言わんばかりに大声で甘えた。

　その動画はTikTokに投稿されているが、短いクリップでもドミニクがいかにソフィーさんにかわいがられているか、またドミニクのソフィーさんへの愛情がどれほど強いかが明らかに伝わってくる。 　やさしい一家に保護され、幸せに暮らしているドミニク。飼い主へのありったけの愛情をストレートに表す姿は、まるで犬のようだ。

　ドミニクを誰よりもかわいがっているソフィーさんは、「ドミニクを見ていると、動物がどれほどの思いやりや愛情を示すことができるのかがわかります。それは、私に全ての生き物の生命を救う価値があることを教えてくれます。」と話している。

written by Scarlet / edited by parumo
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