ここにもそこにもあそこにもクマー！巨大テディベアに占拠された街(フランス)

　世界中から観光客が訪れる人気の観光地、フランス・パリ。おしゃれな街並みが広がる芸術の都であり花の都であるわけだが、そんなパリのゴブラン区(13区)で今、サプライズかわいい事案が起こっているようだ。

　ゴブラン区のあちこちに体長約1.3mの巨大なテディベア約50体が出現し、カフェでくつろいだりヘアサロンで美に磨きをかけたりバスに乗ったりと我が物顔で街を占拠しているのだ。

ゴブラン区で書店員による楽しいイタズラが人気

　テディベア軍(army of teddy bears)と呼ばれる彼らは、ゴブラン区のここにもそこにもあそこにも出没してとてもかわいい光景を振りまいている。

　パリのカフェ文化にもすっかり馴染んでおり、そのリラックスした雰囲気にバッタリ遭遇してしまった人も思わずリラックスしてしまう状況らしい。

　地元メディアによると、この楽しいイタズラの仕掛け人は、ゴブラン区で書店員として働くフィリップさんだそうだ。

　ゴブラン区を盛り上げようと始めたもので、地元の人々にテディベアの貸し出しも行っており、そのおかげでテディベア軍はさらにさまざまな場所に出没することとなっている。

カフェにもバスにも学校にもテディベア軍が出没中

　フェイスブックページにはテディベア軍の活躍(？)する姿が多数投稿されていて、パリ市長のアンヌ・イダルゴさんも注目するほどの盛り上がりを見せている。

　それでは、パリを占拠するテディベア軍の様子を見ていこう。

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街を占拠するテディベアたちがパリの名物になる！？

　テディベア軍は1体で出没することもあれば複数の場合もあるが、どちらにしてもかわいいことに変わりはないね。

　フィリップさんはこの楽しいイタズラについて、

僕はゴブラン区で25年間働いているんだ。これまで会話をしたこともない人もたくさんいたけど、今ではみんな気軽に僕を呼んでくれるようになった。テディベア軍のおかげだよ

と感想を述べている。

　フィリップさんによるとテディベア軍は少なくとも来年1月初旬まではゴブラン区に出没する予定とのことだ。

　長く続ければパリの名物になりそうなかわいい光景だけど管理とかなかなか大変そうだもんな。この年末年始、パリを訪れる予定のある人はテディベア軍に出会えるかもだね。

References: Facebook / Twitterなど / written by usagi / edited by parumo
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