メインコンテンツにスキップ

クリスマス期間はペットの譲渡を禁止。安易に捨てられるのを防ぐため(ドイツ・アイルランド)

記事の本文にスキップ

61件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
pixabay
Advertisement

 心浮き立つ人が多いであろうクリスマスシーズン。家族や友人、親しい人にささやかな贈り物を計画している人もいるかもしれない。

 海外では、クリスマスプレゼントにペットを贈るケースもあって、突然箱から出てきた愛らしい動物に涙する感動の瞬間は人気のサプライズ動画の1つだ。

 だが、ドイツ全土の動物シェルターのほとんどがクリスマス期間中のペットの譲渡を禁止にしているという。アイルランドでも同様の取り組みを行っている。

 これはクリスマスの翌日や年明けに捨てられる動物を減らすための対策で、現場のスタッフたちが過去の経験に基づいて決めたことだという。

クリスマス時期にペットの譲渡を禁止

 ドイツ全土の動物シェルターでは、クリスマス期間中にペットの譲渡を中止している。その理由は年明けに「生きたクリスマスプレゼント」が捨てられるのを防ぐためだ。

 ドイツには犬や猫の生体販売を行っているペットショップはない。ペットが欲しい時は、シェルターから引き取るケースが多い(もしくはブリーダーから)

この画像を大きなサイズで見る
istock

 この禁止期間は今週から今年いっぱい(欧米ではこの時期から大晦日までをクリスマスシーズンとみなす国が多い)にかけて実施される。

 動物シェルターのスタッフたちは、毎年1月になると放棄される犬、猫、その他の小動物の数が最も多くなることに気づいたためこの対策を導入したという。

クリスマスの期間が終わると捨てられるペットが多くなる

 この対策についてドイツの動物シェルターの管理者は「クリスマスプレゼントになったペットは、祝祭ムードが終わって普段の生活が始まる頃によくシェルターに捨てられます」と語る。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

 また他のシェルターのスタッフも、これまでクリスマスイブが過ぎると捨てられた動物を回収することがよくあった、と打ち明ける。

同じ対策がアイルランドの団体でも

 こうした対策はアイルランド最大の動物シェルターのDogs Trustも行っており、来週から中止期間に入るという。

 Dogs Trustもまた、1年のうち犬を手放したがる人の数が最も多いのが1月だと気づいたのだ。

 この慈善団体はその期間を12月16日から1月5日に定めているが、一部の施設では犬の引き取りを検討している里親の訪問を考慮に入れて再開を決めるという。

 もちろん全ての人がそうじゃない。

 一生面倒を見ることを誓い、計画をたててこの時期に飼おうと決断する人もいる。だが、無計画に動物を引き取る人のほうが多いのだ。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

犬はクリスマスのためのモノじゃない

 Dogs Trustの役員は、特にクリスマス明けの数カ月に犬を放棄する人の多さに胸を痛めている。

 「私たちはちょうど40年前に ‘A dog is for life, not just for ChristmasR’(犬はクリスマスのためのモノじゃない)という言葉を掲げましたが、これがいまだに通用するのが悲しいです」

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

 つねに保護犬たちと向き合い、永遠の家族が現れるよう祈るスタッフが望むのは、お祭り気分のついでではなく時間をかけて熟考する飼い主だ。

 彼らは「気まぐれな飼い主」を回避し「聖夜の贈り物にされ、すぐに飽きられ捨てられる一時的なペット」を減らす努力を続けている。

References:dailymail / rtlなど /written by D/ edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 61件

コメントを書く

  1. 犬猫を飼うには幾らかかるか、躾の仕方・期間、その他諸々の情報を伝え切れているのか。
    海外は生体販売なくて良いと思っても、こういった負の側面がある。

    • -15
    1. ※1
      その負の側面は日本も変わらないと思う。街中で生体販売をやっているショップがそんなところまで伝えようとしているのを見たことがある?

      • +21
    2. ※1
      譲渡の際にブリーダーやシェルターのスタッフに事細かく指示されますし、情報ももらえます。購入した後、引き取った後に困った事があったときには相談にも乗ってくれます。
      日本よりずっとサポートされてますよ。

      • +4
  2. これは賛成だなー
    ペットは物ではないし大切な命。そして新たな家族となる存在。
    その重さを考えられるならクリスマスプレゼントなどには簡単にできない。

    実際に事例があるわけだし日本を含め検討すべき事かもしれないね。

    • +69
  3. なぜか飲み屋街でペットショップが営まれていて
    買われたはずの犬が翌日には檻に戻っている日本とは違いますね

    • +12
    1. ※3
      海外の捨て犬(野良犬)の数が日本からすれば異常なのだけれど、日本と何が違うのか何処が違うのかぜひ教えて欲しい。制度を導入しなきゃいけないほど酷い状況ってことでは?

      • -10
      1. ※15
        この記事はドイツとアイルランドの話であって、野良犬・野良猫が大量にいるバルカン地方や地中海地方と一緒くたにされても…。
        ドイツ在住10年以上だけど公園や墓地で野良らしき子をただの一度も見かけたこと無いよ。
        日本に帰ると「おぉ沢山いるな~」っていつも思う。

        • +7
      2. ※15
        違うと言えば、何もかも違う。ペットショップで安易に売らない、シェルターからの譲渡の際には家族構成や家の構造までチェック対象、ペットに対する責任感が日本より強い、というか意識が全く違う。もちろん捨てる人がゼロではないけど、日本ほど簡単に買えないから捨てられる数も減る。

        • +4
  4. NNN「だから身元調査が必要だとあれほど…」

    • +27
  5. 真剣に免許制度導入して欲しい。野良を保護した場合も踏まえて事後取得でも良いから。飼育する種に応じて必要な餌や飼育方法が学べて、試験に合格したら免許発行という順序を踏まえれば、取得期間中に飼育の大変さやコストを実感して思いとどまったり、命を預かる自覚が生まれたりするかもしれない。根拠のない思い込みでワクチン打たなかったり、旅行したいからと言って保健所にぶち込んだり、この記事の例みたいに気まぐれで引き取ったりまた捨てたりなんてのはもう沢山。覚悟のない人たちの元に行かないようにして欲しい。

    • +22
    1. >>5
      でもそれだと供給過多で大量の命がなくなるのでは…
      そこら辺と折り合いのつく案ができるといいなぁ。
      金稼ぎで最悪の環境下で大量に飼育しているブリーダーもいるって話を聞くし。

      • +5
  6. これは素晴らしいわ。アメリカもクリスマス前にキャンペーン張ってるけど、こうやっていっそ全面禁止にするとか、見習ってくれると嬉しいわ。
    そして、日本もとっととペット飼うのは免許制&ペット税導入を検討して欲しいわ。
    自分も犬飼ってるが、パット税導入には賛成だから。

    • +26
  7. ちょっと衝撃を受ける記事だった。
     
    日本での似ているケースは、避暑地の別荘で犬を買って、夏が終わって都会へ戻るときに犬を捨てていく人がいる、というやつ。
    「秋になると血統書付きの高級そうな犬が時々捨てられている」と、軽●沢に長く住んでいる人たちは言っている。
    この話を聞いたときには耳を疑ったね。
     
    クリスマスシーズンに加えて、別荘地エリアでもペットの販売を止めて欲しいよ。

    • +35
    1. ※7
      エスパー魔美の「サマー・ドッグ」は、
      ほとんどの回がハッピーエンドな物語の中で異色で
      いろいろと衝撃的だった。

      • +2
  8. 日本も導入してほしい
    ついでに深夜、繁華街で売るのもやめてほしい
    酔ったカップルが買ってるの見ると心配になる

    • +51
    1. >>8
      テナント料の兼ね合いだろ普通に。
      それとも無理やり飲屋街なのかな

      • -16
      1. ※25
        ホステスの姉ちゃんが客におねだりするんだよ
        高価な珍獣ばかりで店はワンワンショップって名前だが
        ケモノショップって呼んでた

        • +1
  9. ペットオタクが何も考えず絶賛する絵しか浮かばないけどペットショップとかブリーダーはたまったもんじゃないよね

    • -52
    1. ※10
      ペットオタクって、何ソレ日本語?

      ペットショップは完全に利益重視だからドイツでは禁止されている。ドイツにもブリーダーはいるが、基本利益目的ではない。
      日本ではペットはモノ扱いなので、まずはそこが変わらないと何も進まないね。

      • +17
      1. ※19
        ドイツ在住。ドイツでは現在、何週齢を過ぎてからなど動物保護法に基づくいくつかの条項(←結構厳しい)を満たした場合、当局に認可をとったうえでペットショップでも子犬の販売は可能です。
        といっても私が知る限り、ドイツ国内で子犬販売しているのはデュースブルクにあるZoo zajacというペットショップのみですが。
        ほとんどのペットショップが販売しないのは、「何かあったときに責任が持てない」ための業界自主規制によるものです。

        • +12
        1. 賛成、というか、海外でもまだあるのが驚き
          生き物はおもちゃじゃないんだから。

          日本も早くペットショップ無くせ
          (悪質ブリーダーやその関係も)

          >>38
          19で合ってる?

          • +5
  10. ひどいよね、よりにもよってクリスマスに捨てるなんてさ
    寂しいだろうな、寒いだろうな
    もっといい人が保護してくれるならいいけどさ

    • +8
  11. むしろシェルター側はクリスマス期間中のお試し貸し出しとかやってもいいのでは?
    実際に飼ってみなきゃ分からないこともあるだろうし返す場所がハッキリしてれば捨てられない
    何よりそのまま飼ってもらえればwin-win-win

    • +10
    1. ※13
      クリスマス精神を考えればそっちの方が正しいよね

      • +1
  12. YouTubeなんか見ると、ほとんど欧米だけど、サプライズギフトに犬猫を子供にプレゼントして子供が喜んで、さも感動動画のようにupしているけど、これがおもちゃでも同じように喜ぶだろうし、飽きる時も同じなんだろうなと思ってしまう。犬なんて特にコロコロした子犬の一番可愛い時が過ぎれば外の鎖につなぎっぱなしとか。

    • +25
    1. ※14
      しかもその手の動画に否定的なコメントしたら叩かれがちなんだよね
      このサイトにも子供にサプライズでペットを、って記事がたまにあるけど
      「そういうのはなんか違うんじゃない?」って言うとマイナスの嵐
      子供が無邪気に喜ぶとこ見て感動してるんだから水差すんじゃない、って感じなんかな?

      • +8
    2. ※14
      正直ああいうの喜ぶ人の気持ちって分からない。
      wiiが流行ってた頃、プレゼントにもらって大喜びする子供とか
      戦地から帰ってきた飼い主に大喜びする犬の動画とかは大好きだけど。

      ここでもそういう動画記事のコメント欄にクリスマス後の捨て犬問題のこととか書いてめっちゃマイナス評価入れられたことあるけどwいざ問題を突きつけられるとみんな豹変するのね…。

      • +2
      1. ※49
        問題意識を持たないタイプの人々は
        サプライズを喜ぶ子供の記事は読むけど
        この手の記事は開かないってだけのような気がする

        • 評価
  13. 猟区だと猟期終わる頃に猟犬が捨てられる
    5月半ばにイングリッシュセッターを拾った
    猟期が終わる2月半ばに捨てられて
    約3ヶ月程迷い犬だった様で
    ガリガリに痩せてベタベタに汚れていて
    皮膚病になっていた
    獣医に連れて行ったら
    「捨てられた猟犬ですね~」と
    コメントされたので
    なぜ捨てられるのかと訊いたら
    「フィラリアの予防をしないので
    感染してフィラリアが心臓に詰まり始めたら
    心肺機能の低下が起きて運動能力が落ちるから」と教えてもらった
    動物愛護団体の方が
    「この辺りでは毎年捨てられるわよ~
    今年はあなたが拾ったのね~」と言っていた
    どうやら猟犬の健康管理をせずに
    猟犬を毎年使い捨てる屑ハンターがいるらしい…

    • +32
  14. てゆーか
    クリスマス自体を禁止して欲しい…
    街がクリスマスで賑わっていると
    何故だか心が寒くなる…

    • -19
  15. 人間でも駆け落ちカップルは長続きしないことが多いと言うし、特別な時期でテンション上がってるときの情熱は冷めた時の反動が怖いよな
    種族を問わず、一生を共にするパートナーはじっくり落ち着いて選んだ方が良いと思う

    • +8
  16. これってどの程度の生き物に当て嵌まるのかね?
    いつものようにヨーロッパから活き餌の昆虫輸入しようとしたら、断られたのもこれと関係あるのか??(冬場でも例年なら輸入出来てた)

    • -2
  17. 日本のペットショップや子猫子犬ブームの風潮もヤダ。特にテレビでチヤホヤされてる動物は心から可愛いと思えずチャンネルを変える。その裏側にいる現実が常に頭をちらつく。
    金を払って買うから認識が「命」ではなく「物」になるんじゃないかと思う…

    • +9
  18. あっちでいうところの神がご立腹なのでは。

    とりあえず道に捨てる人は地獄に落ちてね

    • +4
  19. クリスマスに物欲にまみれたやつらにサタンの鉄槌を!

    • -3
  20. クリスマスサプライズでペットを貰って感動して泣いてる動画集をほのぼのして見てたけど、
    こういう現実があるのを知ると悲しくなる。
    人間ってやっぱり身勝手だわ。

    • +13
  21. 免許制・ペット税・アニマルポリス
    これだけは最低限早く導入してほしい

    • +13
  22. 俺は、クリスマスの日にアメリカの友人からもらった七面鳥を今でも大切に飼ってるよ。

    • +13
  23. サンタクロースに「クリスマスプレゼントにペットを贈るのは感心しないぞ、ホッホッホッ。」とかキャンペーンで言わせればいいよ。

    • +12
  24. つーかサプライズでペット送るという行為自体が危険過ぎますよ。ペット飼うてのはかなり難易度高い対応を相手に求めるものなので、家族が初めから世話する覚悟した上で同じ家に住む家族に送るとかならギリギリ判りますが、別のとこに住んでる人にいきなり送るとか何も考えてないアホじゃないかと。

    • +16
  25. こういうのずっと問題視されてたけど対策しても大して成果は上がらなかったんだろうな。
    アメリカでは誕生日にペットを贈るのはやめようっていう公共広告CMがあったよ。
    フランスでは別荘地で捨てられた猟犬が野犬化して群れを作ってて危険だというニュースもあった。
    どっちも20年くらい前のこと。
    状況は何も変わっていないのね。

    • +7
  26. うっわ…えぐ…てか捨てるならなんで飼うの?海外も日本もどっちもどっちじゃん。アクセサリーじゃなくてコンパニオンって言う意識持って欲しいし、犬猫問わず全生物を飼う時は最後まで面倒見る覚悟を持って欲しい

    • 評価
  27. 11日にアップされた「「オーマイゴッド!」おうちににペットがやってきた!ビックリ嬉しい子供たちの反応がプライスレス」の記事のフォロー??

    • 評価
  28. クリスマスプレゼント目的での譲渡だけ禁止したり捨てた人への厳罰化だけすれば良いんじゃねえの?
    予防目的の規制や法律は巻き添えになって自由を制限される事もあるので好きではない

    • -4
    1. ※41
      巻き添えとは言うけどきちんと計画して動物飼おうとしてる人にとって
      「この時期はやめてね」ってたった半月ほど指定することが
      それほどの自由の制限になるのかね?

      • +8
  29. この制度かペットはすべて政府のもので、政府からペットをレンタルして飼う制度への移行はありだな
    捨て犬や捨てヌコを減らす意味でも

    • -4
  30. ここの過去記事に犬をサプライズプレゼントされて喜ぶ人の動画集とかあるんだけどね…。
    まあ、このコメントも掲載されないんだろうけど。

    • -2
  31. ドライな意見だけど、野犬が増えると家畜を襲うし狂犬病にかかるリスクも増えるので
    情がないとしてもやたらと捨てるもんじゃない

    • +4
  32. 他人が選んだペットをもらって喜ぶ感性が全く理解できない
    動物贈られたら迷惑だ

    もらった建前で喜んだふりをしてるだけだから
    後で捨てる人が多いのは当然の成り行きだ

    クリスマス期間だけじゃなく全面的にペットの贈り物は禁止にするべき

    • +3
    1. ※52
      言われてみればそうだよなあ
      「日本と違って欧米ではペットも家族の一員!」とかよく聞くけどさ
      そんな大切な”家族”を子供との相談もなく秘密で選んでいいもんなのかね?

      • +5
  33. 柴犬の賞を取ることを生きがいにしてるブリーダーの知人がいるけど、賞をとれる見込みがなくなった犬にはわざと予防接種をせず、フィラリア等に罹患しても一切治療しないとのこと。死んでくれた方が次の犬を飼えて嬉しいんだそうだ。捨てないだけ有情なのか・・・

    • 評価
    1. ※56
      「柴犬可愛さ」ではなくて賞を取ることが目的だともう「モノ」でしか無いんだね。
      里犬にして、誰かが無償で引き取るのもきっと悔しいんだろうね。

      • +7
    2. >>56
      治療しないなら飼育できていないのと一緒では…
      動物愛護法違反だよ。どこかに情報話せない?
      犬が可哀想だ

      だから動物のことを考えてないブリーダーって嫌い(知人のこと悪く言って申し訳ないが)
      子ども産ませて金儲けって浅ましいにもほどがある

      • +7
  34. 世界は動物にもっと優しくなるべき。
    アメリカは返品大国なのでペットも返品できます。クリスマスに動物を買って子供にプレゼントし、その映像をとってSNSにのせて、クリスマス後にショップやブリーダーに返品する人そうです。本当に動物好きな人はペットショップやブリーダーで働けないそうです。悲しい;;

    • +2
  35. 海外のサプライズ動画を観る度にモヤモヤしてた。
    確かに人によっては適切な終生飼育ができるかもしれないが、
    クリスマスプレゼントというその場のノリで飼うものじゃない。

    縫いぐるみとサンタからのメッセージを箱に詰めておくのが正解。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。