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世界に残された5つの未解決ミステリー

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(著) (編集)

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 人生においてちょっぴり必要なモノ。それはミステリーだ。すべてがわかりすぎちゃったら面白くないし、謎が残されているからこそ考えたり、世界の不思議と謎に思いを馳せている間は、日常の煩わしいこまごまとした問題を一瞬忘れることができるし、もっと大局的なモノの見方ができるようになるかもしれない。

 ミステリーは解決するまでの過程が面白くてためになる。人類は論理と科学を用いてその答えを探ろうとしてきた。

 これまで、たくさんの謎が解決された。中には知りたくなかった結末もあった。そしてなお、人々の努力も論理的思考も寄せ付けない、未だ答えることのできぬミステリーはまだまだ存在するのだ。

1. イースター島のモアイ

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 1722年、メガラニカという伝説の大陸の存在を信じ、その証拠を求めて旅をしていたオランダの探検家が、とんでもなく奇妙なものを発見した。

 それは彼が今まで見聞していたものとは異なる島で、彼が驚いたのは、その島が3000人ほどの島民がいる孤立した島だったことではなく、海をめぐっていた彼を出迎えた巨大な像だったのだ。

 イースター島と名付けられたその島には887体の石像があり、中には高さ10メートル、重さ82トンという巨大なものもあった。

 だがそれが発見されてからも、原住民が石像を作った方法はおろか、それを運んだ方法も謎のままになっている。ラパ・ヌイの人々はラノ・ララクという主要な石切場から何らかの手段でそれを運んだはずなのだ。

 これまでロープ、ソリ、さらにはトラックまで使って運搬の実験を試みたが、いずれの方法でも石像には大きな傷ができてしまう。一体700年も前にこの孤島で暮らしていた人々はどのようにして今石像が立っている場所まで運んだのであろうか。

関連記事:頭だけではない、地下に埋められたモアイ像の秘密

2. ギョベクリ・テペ

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 トルコにあるギョベクリ・テペには200本近くの石柱が建てられている。そのいずれもが高さ約6メートル、重量20トンで、20ヶ所にある別々のサークルに配置されている。そんなものが13,000年前に作られたというのだから不思議だ。

 この遺跡が発見される以前、人類は複雑な社会階層と記号システムを有するほどには発達していなかったと考えられていた。分業すら、ずっと後になって登場する概念だと考えられていたのだ。しかし遺跡の発見により、それまでの説は粉々に打ち砕かれてしまった。

 遺跡の発見はいくつもの論争を巻き起こしたが、それを上回る疑問を残した。遊牧生活を送っていた新石器時代の人類がいかにして労働力を組織し、ここで働かせたのか? そもそもなぜ作ったのかも分からない。

3. アンティキティラ島の機械

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 1900年、ギリシャの近くに沈んでいた難破船から古代のアナログコンピューターが発見された。天体の様々な位置を示すために使用されたもので、37枚の青銅の歯車が利用されている。不思議なのは制作年代が紀元前150~100年であるということだ。

 我々がこれほど複雑な装置を再度作れるようになるのは、それから1,000年近く経ってからのことだ。こうした装置の作成を可能にした当時の知識は1,000年以上にも渡って忘れ去られてしまっていたようである。はたして古代ギリシャでは他にどんな代物を作り上げていたのだろうか? 一体どれほどの知識が失われたのだろうか?

関連記事:夢わくわく!「アンティキティラ島の機械」が見つかった沈没船を最新機器で調査するプロジェクトが遂に始まる

4. ヴォイニッチ手稿

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 1912年、古書収集家のウィルフリッド・ヴォイニッチがある手稿を購入した。当初、それは不思議な文章が書かれただけの代物だと思われた。

 そこには240ページに渡り、宇宙論、天文学、本草学、生物学に関するイラストや図表が掲載されていた。それらを見ればそうした内容が論じられていることは分かるのだが、そこに書かれている文章はまるで読めなかった。文字は書き間違うことなく淀みなく綴られているのだが、その内容は誰にも分からなかった。

 放射性炭素年代測定によれば、書かれたのは1404年から1438年の間だ。それから続く700年で、ヴォイニッチ手稿に書かれている文字に多少なりとも似ているものすら発見されていない。

 単なるでっち上げではないかという見解もあるが、これほど手の込んだでっち上げを大昔に作れたとは俄かには信じがたい。また、なめらかな筆跡は、著者が迷いもなくごく自然に文字を書いたことを示しているように思える。

関連記事:未だ解明ならず。謎に包まれたヴォイニッチ手稿の複製が満を持して制作中

5. 1518年のダンシングマニア

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 この事件の発端は、1518年、フランスのストラスブールである女性が突然激しく踊り出したことだ。彼女は日が暮れても踊り続け、翌日になってもまだ踊っていた。

 1週間もすると、そこへ30名以上の人々が加わり、何かに取り憑かれたかのように踊り続けた。1ヶ月後、踊る人々は400名を超えた。長時間の踊りで疲れ果て、死ぬ者も現れた。それでも残りの人間は踊ることを止めなかった。

 医師はこれを食い止めるには徹底的に踊らせることだと考えた。そこでステージが作られ、楽隊まで用意された。

 一説によると、精神活性作用のある化合物が関連していたのだという。驚いたことに、この地域では中世において同じような事件が他に7件も発生している。まるでB級映画のような話だが、実際はきわめて陰惨な出来事であった。踊る人の中には殴ったり、蹴ったりしてでも止めて欲しいと懇願する者もいたのだ。

関連記事:一体なぜここまで大流行してしまったのか?世界10の奇病の大流行

via:5 Greatest Unsolvable Mysteries of the World – KnowledgeNutsなど/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 65件

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  1. モアイ…完成した石像を運んだのではなく、材料の石を運んだうえで現地で彫ったのかな…?

    • 評価
    1. ※1
      建てた場所から離れたところに掘りかけのが見つかってる
      運び中に放棄されたのも見つかってる

      • +3
    2. ※1
      岩から切り出してる途中のモアイが残されてるので石造にしてから運んだ順番は確定っぽい

      • +3
  2. 踊り続けるって下手な拷問よりキツそう…
    「誰か止めてー!!」の高田順次のギャグが頭に(笑)

    • +5
  3. モアイはロープで引っ張ってモアイ自体を「歩かせて」運んだ、みたいな説もこの前見たな

    • +19
  4. モアイの場合、大航海時代に武器と交換に戦争で処理に困った
    捕虜を奴隷で売却し、よりによって神官や王様などモアイの
    作り方や運び方知る人までうっぱらった結果、摩訶不思議な
    遺跡になってしまったような
    でもある学者が、奴隷解放しやがれと文句言った結果、数は
    少ないけど神官らが帰ってきた結果、言い伝えで残り、それを
    基に実行したらあら不思議~ちゃんと運べちゃったというのが
    答えだと見たぜ

    • 評価
  5. モアイは縦に転がしたって解明して無かったか?

    • +1
  6. モアイは石切り場に完成体が転がってるから、彫ってから運んだのは確定と言われてる。
    てか何か仮説が出るたびに「謎は全て解けた!」って騒ぐから、考察する楽しみも失せてきたけどね。

    • +1
  7. 巨大建造物には、ロマンを感じる

    個人的には記事の最後に記載してあるマレーシア航空370便行方不明が気になる

    • +5
  8. ネット文化も発展し便利になった一方
    消えはしないだろうが多くの媒体がネットに集約され
    従来の形態は縮小傾向にあるし、ネットが崩壊すれば
    世界規模で一気に情報が失われ、未知の時代になるだろうなと思う。

    • +7
  9. モアイって、歩かせて運んだとかって研究成果出てなかったっけ?

    • +15
  10. モアイは立たせてロープを左右に張って移動させる動画がある。
    ただ、あくまでも移動させるだけで、台座にどうやって乗せたかは判らん。

    • +3
  11. だから白雪姫のお妃さまは死ぬまで踊ったのかな?
    それがヒント?

    • +3
    1. ※16
      白雪姫のお妃様が死ぬまで踊ったのは靴にちょっとした細工がしてあったからだから違うかと

      • 評価
  12. 水俣だったかイタイイタイだったか忘れたけど、魚を食べた野良猫が踊り始めた(ように見えた)って記述を見たことがあるからそれだったり…

    • +2
  13. ヴォイニッチ手稿かい?
    南極から続く地底人界の書物さ。

    • 評価
    1. ※19
      それはモヤイ…(野暮だって判ってるよ…)
      因みにモヤイの掘られたコーガ石はイタリアと日本の小笠原でしか採れないのだそうだ…

      • +3
  14. 5は麦角菌中毒なんじゃないの
    同じ土地で繰り返し起こったのも麦角菌が繁殖しやすい気候とかの土地柄の可能性もあるし

    • +5
  15. 中2の国語の教科書に載ってる「モアイは語る~地球の未来~」 に答えがある。

    • 評価
  16. 5は童話「赤い靴」の着想元になった逸話かな?

    • +3
  17. ギョベクリ・テペってwiki見たけど凄いね
    人類が農耕や牧畜を始める前の遺跡だってさ

    • +4
    1. ※23
      でも、よくよく考えてみると、狩猟採集の縄文人も村を作ってたから、あってもおかしくはないんだよね

      • +3
  18. アンティキティラ島の機械は凄いよね…
    古代エジプトやメソポタミアの知識を受け継いだことも大きいけれど、この歯車機構が日食や月食、閏年補正つきのカレンダーになっていて、しかも当時から地球が丸いことと大体の大きさは分った上でのことだから(実際の地球より11.7%大きく見積もられてたけど)
    ウィキペディアのアンティキティラ島の機械の項目、古代ローマの博物誌から↓
    ガルスがその球体を動かすと、地球内部で回った分だけそのブロンズ(の仕掛け)の上を月は太陽を追いかけて回った。また空中で太陽の球体と月が列を成し、月が地球(上)に(その)影を落とす位置に来て日食を作り出した。

    • +4
  19. いいねえ…
    この考古学・民俗学・オーパーツ・科学技術・奇病・風習、全部のジャンルがバラバラなのが良いw

    • +5
  20. ヴォイニッチ手稿は誰かの黒歴史ノートじゃないのかなw

    • +8
  21. だいたい完成品くらいのでっかい岩をゴロンゴロン転がしてきて
    所定の位置に設置してからおもむろにモアイを削り出した って説を
    誰も唱えないのが不思議

    • -4
  22. フランスのは幕末のええじゃないか騒動に似てますね…

    • +3
  23. 「ええじゃないか」てダンシングマニアに似た症例かな

    • +1
  24. ドイツだっけ?暗号だか呪文だかが刻まれた剣はどうなったのかな?

    • 評価
  25. モアイって日本の建設会社が簡単に運び方証明しなかったっけ?

    ダンスが全く関係ない人間に影響与えて踊りだすのはフェスで証明されてるよ。
    1人が踊りだすと人間の持ってる共感覚みたいのが働いてみんな踊りだすんだってさ。
    心理学の先生が言ってたよ。

    • +1
  26. こういう謎の機械とかを見ると
    次元の裂け目とかバミューダトライアングルを思い出す

    • 評価
  27. タイムマシンを完成させれば全て解明できるけど
    歴史の中で真実を見られるとまずい人や国が
    圧力かけてくるからタイムマシンは永遠に
    完成出来ない

    • -3
  28. ロマンは満載なのだけど
    「昔の人が知識も技術もない」思うのは良くないよね
    記録体系(文字・媒体など)が発達してない時代なら伝わらなかった
    ロストテクノロジーも沢山あるんじゃないかな

    • +9
  29. 俺の厨二病ノートがヴォイニッチ手稿みたいな扱いになる前に始末せねば…。

    • +6
  30. ヴォイニッチ手稿ってよく見ると単語のパターンが同じのを繰り返してるように見えるね。

    • 評価
  31. イースター島にはその昔、たくさんの森林が存在していて、モアイ像を
    動かす為の材木や丸太を簡単に手に入れられた様子。
    と言うのが、花粉などからわかるんだそうだ。

    • +2
  32. ヴォイニッチ手稿、きちんとした言語体系が確立されていると、どこかの数学者が証明してたような

    • 評価
  33. 5はしかし、ブリューゲル(ベルギーの画家)の「農家の婚礼の踊り」だから死ぬまで踊り続ける怖い絵ではないよ

    • +3
  34. 捏造。太古ではなく最近造られたとか。話題集め、集客。アナログコンピューターも怪しいもんだよw

    • -16
    1. ※43
      当時の文献に同様の機械の記述がすでに見つかってる
      古代人を馬鹿にし過ぎではないか?
      大ピラミッドから2000年もあとの時代だぞ

      • +7
  35. ダンシングマニア

    これ、今も同じような症状を引き起こすやつがあるよ
    しかも医者によって正々堂々と?盛られている
    医者は一切みとめない(←まさにバカ医者)けど、薬の添付文書とかにはちゃんと書いてある

    • 評価
  36. オカルト系スレを覗くと夢で不思議な体験をしてヴォイニッチ手稿を解読できたって連中が度たび現れるよな

    • +3
  37. アンティキティラ島の機械は制作者側や国で厳しく技術の漏洩防いだ結果だろうな
    技術や文明の退化なんてしょっちゅう起きてる事だし
    今の広く世界に知られてる文明もちょっと人類の文化や技術が退化して失われればそれだけでオーパーツ塗れだからね

    • 評価
    1. ※47
      ローマ軍によってギリシャのシラクサから略奪されたという
      記述があるようだし
      天体観測用歯車式装置はイスラムに継承されていたらしいよ

      かの地には科学を否定する宗教が支配した
      暗黒の時代があった事を忘れてはいけない。

      • 評価
      1. ※67
        アストロラーベだよね。
        研究者達が、アストロラーベを知らないはずがないと思うんだけどなぁ。
        全くの謎であるかのように語られるのは、何でだろう。

        • 評価
  38. モアイ…柔道の銀メダリストが全てを知ってるな

    • +1
  39. 1518年つったら荻野目洋子のアレか?

    たしか「ユースピンミーラウンド」(※タイトル整形)

    • 評価
  40. アンティキティラ?明日花キララならまかせろ!

    • +1
  41. 3はだいぶ研究会すすんでるから、このリストに入れるのは違うと思う。
    技術が失われることだって、そんなに珍しくもないだろう。

    • +2
  42. アンティキティラ島の機械は確かに凄いんだけど、歯車を作る技術は当時から有ったわけで、後は天才が一人いればいい話で別に謎という事でもない様な気がするな。
    田中久重の万年時計だって同じ物が作れるようになるにはかなりの時間が必要だっただろうし。
    古代ギリシャ時代にはすでに月の大きさや距離もほぼ正確に分かっていたり、実際天才がゴロゴロしてた。

    • +2
    1. ※53
      地球ドラマチックでやってたの面白かったなぁw
      それではアルキメデスだろうって言ってたよw

      • 評価
  43. アンティキティラ島の機械の記事はここにもよくあるから注目しているけど、
    どういうわけか、製作年代の測定だけはものすごく適当にしかされないんだよね・・・
    他の考古学的遺物ならやって当然の調査がされないし、言い訳ばかり。
    機械としてどうなのかという調査は散々されているんだけど

    • -1
  44. 死ぬまで踊りつづけたのは、アンデルセンの「赤い靴」じゃね?

    • 評価
  45. 風土病みたいなもんかな?
    ウェンディゴ憑きとかあるよな

    • 評価
  46. アンティキティラ島の機械は時計のご先祖だったと聞いた、そもそも時間自体が天文や農耕と密接で当然農耕は大きな力なんだよね

    あとこれとは関係ない話だけど歯車とかはだれがいつ作っててもおかしくはないと思うのよね
    それを理論にしてコピーできる状態にし部品や工具を共通規格化してるのが現代のつよみだし

    • 評価
  47. トリリトンが入ってないやん!
    どうしてくれんのこれ

    • 評価
  48. モアイとか素材の岩を球体に切り出して転がして行って掘ったんじゃない?

    • 評価
  49. 誰も指摘してないようだがモアイの文章の始めの部分「ことではない。巨大な石像が立っていたことだ」の意味がわからない。
    ソースを見たところ外国語が堪能ではないのでよくわからないが、in 1722からthe sea travelersぐらい迄のくだりの文章の訳が抜けてはいないだろうか?

    • 評価
    1. ※65
      おおっと一日で修正されてる、感謝します。
      問い合わせフォームではなくここに書き込んで申し訳ない

      • 評価
  50. ギョベクリ・テペは調査はまだまだこれからだね。
    これで当時の歴史が書き換えられるかも。

    • 評価

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