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この画像を大きなサイズで見るイタリア・ナポリ郊外の海沿いの自治体、バーコリで、子供用の遊び場とレクリエーションエリアを建設中に驚くべき発見があった。
約2000年前の古代ローマ時代の邸宅が崖の上から姿を現したのだ。
考古学者たちは、この邸宅は古代ローマの博物学者であり政治家、属州総督でもあった大プリニウス(ガイウス・プリニウス・セクンドゥス)のものではないかと推測している。
子供の遊び場を建設中に古代邸宅を発見
ナポリ近郊の地方自治体バーコリで、子供用の遊び場とレクリエーションエリアの建設プロジェクトを行っていた所、紀元1世紀に建設された古代ローマ時代の邸宅が見つかった。
厚い周囲の石壁と10の大部屋、タイル張りの壁、壊れていない多くのパノラマテラスが発掘されたのだ。
この邸宅は崖の上に位置し、ナポリ湾を一望できる絶好のロケーションにあった。遠くイスキア島やプロチダ島も見えたという。
考古学者たちは、この豪華な邸宅が自然哲学者である大プリニウスの住居であった可能性が高いとみている。彼はこの地に駐留していたローマ海軍艦隊の指揮官でもあった。
この画像を大きなサイズで見るプリニウスの邸宅である可能性
大プリニウス(ガイウス・プリニウス・セクンドゥス)は著名な著述家であり、博物学者だった。彼の著書「博物誌」は、自然界の広範囲な知識を網羅しており、現代の百科事典の出版モデルとなった。
さらに彼は初期ローマ帝国の属州総督でもあった。
バーコリは古代のミセヌム市だったところで、ポンペイから約25kmほどの距離である。
79年に、ポンペイの町を飲み込んだヴェスヴィオ火山大噴火の時、プリニウスはミセヌムでローマ西部艦隊の司令長官の任についていた。
火山現象をくわしく調査したいとの熱意と友人らを救出しなければという思いから、プリニウスはナポリ湾をわたってスタビアエの町に到着した後、ガスの噴出から逃れることができず死亡したと伝えられている。
この画像を大きなサイズで見るこの邸宅からローマ西部の安全を守っていた
この豪華な邸宅は、ティレニア海を制御する70隻の艦隊とともに、約4世紀にわたりローマ帝国西部の安全を守っていたようだ。
ナポリ芸術遺産(Naples’ art heritage)のシモーナ・フォルモラ主任考古学者は、「この豪華な邸宅がナポリ湾の360度の景色を軍事的戦略のために持っていた可能性が高い」と語る。
今後、より深い層の発掘から、さらなる部屋やフレスコ画、貴重な発見があるかもしれないという。
邸宅の壁はダイヤモンド型に切り出された石灰岩のブロックで構成され、漁師の網を模したパターンで配置されていた。
この画像を大きなサイズで見る野外博物館として公開予定
この邸宅のテラスは現在、海から数メートルの高さにあるが、ミセヌム市だった時代には崖のもっと高い位置にあったという。
地震や火山活動の影響で、この地域全体がゆっくりと海に沈んでいるのだ。邸宅を行き来するための船のドックも現在は水没している。
今後数ヶ月での発掘が続く予定で、ローマ帝国時代の生活や建築構造についてのさらなる知見が得られることが期待されている。
また、ここは近いうちに野外博物館となる予定だという。
大プリニウスについて興味がある人は、漫画「プリニウス(全12巻完結)」がおすすめだ。私も一度読んだのだが、もう一度読んでみたくなった。
References:2,000-Year-Old Home Found Under a Seaside Playground May Be Pliny the Elder’s Villa / written by parumo
















崖の上のP… プリニウス w
きみとこで大変な家がみつかっているでナポリ君
大プリと小プリのおうちかな?
小枝不動産 築2000年、この物件のお値段は?
んー実に興味深い
なんということでしょう !
現代の匠の遊び心で古代邸宅が蘇りました !
グーグルマップでこのあたり見てみたけど、ああ、これは本当に美しいな……
戦略的価値はもちろんだけど、プリニウスだと好きで毎日楽しく暮らしてたんじゃないかな。