2台分のスペースの真ん中に迷惑駐車。顧客がショッピングカートで包囲網

　マナーを守って運転し、駐車すれば、社会はちょっぴり気持ち良くなることだろう。だが、どこの国でも迷惑運転および迷惑駐車は後を絶たない。

　時にSNSでは、迷惑駐車についての投稿が寄せられるが、オーストラリアのキャンベラの駐車場での迷惑駐車の様子がSNSでシェアされた。

　投稿主によると、番長停めしていたジャガーを見て見ぬふりできなかった人がいたようだ。その後、ジャガーには制裁が下されたという。

駐車場でラインをまたいで番長停めする迷惑駐車

　オーストラリアのキャンベラ郊外にあるショッピングモール「ウェストフィールド・ベルコネン・ショッピングセンター」の駐車場で、2つのスペースにまたがって駐車していたジャガーが、他の買い物客の怒りを買ったようだ。

　「こまったやつがいるもんだ」で済ます人もいれば、どうにも怒りが収まらない人もいる。

　投稿主は、この車がどうなったかの顛末を撮影し、「キャンベラ人の狭量さが大好きです」というタイトルで画像をシェアした。

迷惑駐車した車の周りにショッピングカートで包囲網

　この行為が許せなかった人は、ジャガーのまわりをショッピングカートで包囲したのだ。しかも、カートとカートは前部分が鎖で連結されてある。

　最初は2台のショッピングカートが置かれていたのだが 　投稿主が買い物を終え、1時間後に車に戻ったときには5台のショッピングカートががっつりと、車の周りを取り囲んでいた。 　見たところ、駐車場には他にも空きがあるようで、番長停めしても問題ないと判断したのか？隣の車に誤ってドアを開けた時にぶつかってしまうことを防ぎたかったのか、なぜこのような停め方をしたのかはわからない。

　だが結果的には最悪に等しい。その後の顛末は不明だが、きっとジャガーの所有者は、自分で車を傷つけないよう、繋がったカート5台を戻すのに苦労したはず。

　この投稿を見たユーザーからは、「これが野生のジャガーを罠にはめる方法だ（笑）」「美しい報復だ」「ショッピングカートをドアハンドルに縛り付けてやればよかったのに」といったコメントが寄せられた。

キャンベラの迷惑駐車あるある

　こうした迷惑駐車は、キャンベラに限ったことではない。が、Facebookにはキャンベラの迷惑駐車アカウントがあり、そこにはさまざまなドライバーの迷惑な駐車光景がシェアされている。







　海外では、迷惑駐車をしたドライバーは、さまざまな方法で報復されることがあるようだ。

　どんな理由があるにせよ、大切な車が傷つけられないためにも、やはりマナーを守って駐車した方がいいだろう。

References:Outraged shoppers teach inconsiderate driver a lesson after he parked across two spaces/ written by Scarlet / edited by parumo/ written by Scarlet / edited by parumo
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