男同士の尊い友情にクゥッ！結婚式で緊張マックスの新郎を隣で支える親友

　日本に独自の結婚文化があるように、欧米でも独自の結婚式のしきたりや慣習がある。それは宗教によっても異なるし、人種によっても異なる。

　例えば、欧米で一般的なのは、式の前日には新郎新婦になる双方が独身最後の夜を楽しむため、別々に過ごす。そして、当日の式場へはそれぞれ別の場所から向かう。

　当日、式場で初めてドレスを着た新婦の姿を見ることになる新郎は、バージンロードに現れる新婦に緊張し、またその美しいドレス姿に感極まり、思わず涙…なんていうことも少なくない。

　ある結婚式で、緊張の面持ちで新婦を待つ新郎を、隣にいるベストマン（花婿付添人）がサポートしている姿が、写真家のカメラに収められた。

　男同士の厚い友情が垣間見えるその光景は、とても尊いものだった。

新郎を支えるベストマン。男同士の尊い友情の姿をシェア

　オーストラリアのクイーンズランド州を拠点に活動している写真家のアンジェラ・ブラッシュさんは、これまでに撮影した感動的な結婚式の動画をTikTokでシェアしているが、2022年11月に結婚した1組のカップルの動画は、予想以上に拡散され話題となった。

　新郎のピートさんは、花嫁となるマディさんがバージンロードを歩くために姿を見せるのを待っている。

　きっと、ピートさんもこの時までマディさんの花嫁姿を見ていなかったのだろう。ピートさんは、ドキドキと緊張が最高潮に達したような表情をしている。 　そんな新郎の横に立っているのは、ベストマンを務める友人だ。

　ピートさんの緊張をほぐすかのように、腕をポンポンとやさしく叩いてサポートする様子が映し出されている。 　撮影者のアンジェラさんは、動画のキャプションでこのように綴っている。

これは、私がこれまでに撮影した結婚式の動画の中で、最も愛らしい新郎の反応の 1 つです。

ピートさんのベストマンと友人たちは本当に彼をサポートしていました。

ベストマンも、新郎と同じように感極まっていたようです。

そしてついに、新郎が花嫁を見た時、この瞬間は最も美しいものでした。

花嫁が現れた瞬間、感極まる新郎

　動画パート2では、バージンロードに姿を現したマディさんを見たピートさんの様子が撮影されている。

　純白のドレスを身にまとったマディさんが、バージンロードを歩いてゆっくりと近づいてくるのを見たピートさんは、感極まってついに涙ぐんでしまった。

　そんなピートさんの体を支えるようにして、ベストマンはピートさんをやさしく前に押し出した。 　動画パート1に続いてパート2でも、感極まる新郎を隣で支え続けるベストマンの男性は、多くのユーザーの注目を集めたようだ。

・なんて素敵な光景なの！感極まる気持ちを隠そうとしない新郎の姿が、なんだかとてもいいね。新郎とベストマンの関係って、「生涯の友人」なんだろうね。

・素晴らしいベストマンだ。新郎の気持ちを察してくれるいい人だね。

・あぁ、素敵なベストマンだわ。彼は、独身なのかしら？（笑）

・男同士の友情見て、感動して泣けた。

　ちなみに、ベストマンの男性もコメント欄に参加。新郎とは就学前からの親友で、彼の名前も新郎同様ピーターであることを明かした。

　幸せな結婚式の動画は、いつだって見る者の心を温かくしてくれる。

　ユーザーたちからは、ピートさんとマディさんの末永く幸せな結婚と、本物の生涯にわたる男同士友情の素晴らしさを称賛する声が相次いでいる。

References:Best man sweetly supporting an emotional groom has people celebrating genuine friendship / written by Scarlet / edited by parumo
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