何かを感じ取っているのか？会ったことがない先住犬のお墓に毎日通う犬

　去年に愛犬を亡くした女性は、8か月ほど経った後、新しく1匹の犬を家族に迎え入れた。その犬は、前の犬と一度も会ったことがないにもかかわらず、いつも庭にある亡き犬の墓に行き、長い間ずっと座っているという。

　そこに先住犬が眠っていることを知っているのか、前世でつながりがあるのか？あるいは先住犬の霊が見えているのか？

　今の愛犬が、亡き愛犬と不思議な繋がりを共有していると感じた飼い主一家は、深く胸を打たれたようだ。

17年間飼っていた愛犬が旅立つ

　オーストラリアのクイーンズランド州トゥーンバに住むミッシェル・バックリーさんは、去年8月26日に17年間飼っていた犬のバーレイを失くした。

　家族であり、良き仲間であり、何より気持ちを分かり合える親友だったバーレイの死は、ミッシェルさんだけでなく家族に大きな悲しみと痛みをもたらした。 　しかし今年4月、ようやく気持ちの整理がつけられるようになったミッシェルさん一家は、新たにダグラスというオスの子犬を迎え入れることにした。

　ダグラスは、バーレイが亡くなった後に生まれており、当然バーレイのことを知らない。

　ところが、ダグラスを庭に出した初日から、ミッシェルさんは不思議な光景を目にするようになった。

亡きバーレイのお墓の前で座り続けるダグラス

　ある日の午前中、ミッシェルさんがダグラスを庭に出すと、ダグラスはバーレイの墓がある場所に向かった。

　そして、1時間ほどバーレイの墓の前で座って過ごしていたという。 　それから毎日、ダグラスはまるでバーレイのお墓参りをするかのように、庭に出ると必ずバーレイの墓の前に行き時間を過ごすようになった。

庭は広く、ダグラスが探険できる場所が十分にあります。なのに、ずっとバーレイの墓の前で座っているんです。

その光景を見た時、会ったこともない2匹は不思議な何かで繋がっているのかもしれないと思いました。

　なぜ、ダグラスがそのような行為をするのかは、ミッシェルさんにはわからない。

　だが、ダグラスがまるでバーレイを知っているかのように、何かを感じ取っているのは確かなようだ。

　ダグラスが、バーレイのお墓参りを毎日してくれる姿に胸を打たれたミッシェルさんは、「ダグラスは本当に愛らしくて、私たち家族の心を癒してくれる存在です。」と話している。

References:Dog Shares Mysterious Connection With The Pup His Family Loved Before - The Dodo/ written by Scarlet / edited by / parumo
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