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人は訓練をすることで瞬時にカモフラージュを見抜くことが可能となる

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(著) (編集)

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 カモフラージュの達人は体の模様や形態を巧みに操って、周囲の風景に溶け込んでしまう。そうなった相手を見つけ出すのは至難の業だ。

 だがある訓練を受ければ、素人であっても1秒もあればカモフラージュを見抜くことができるようになるそうだ。兵士がこのテクニックを身に着ければ、最強のスナイパーを誕生させることができるかもしれない。

カモフラージュを見破る訓練

 その訓練とはカモフラージュされた対象が隠れている背景と隠れていない背景を比較するというもの。これを一定期間繰り返せば、初めて見る背景に隠された対象であってもすぐに見抜けるようになるという。

 『Cognitive Research: Principles and Implications』(4月6日付)に掲載された実験では、6人の被験者に2週間の間、この訓練を1日1時間受けてもらった。

 すると背景に隠された対象を50ミリ秒(0.05秒)の電光石火で発見できるようになったという。

 素人には時間をかけてもわからないような画像であっても、対象が具体的に何で、どこに隠されているのかまでも認識できるようになるのだ。

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photo by iStock

訓練を積み重ねることでカモフラージュを見抜く能力が得られる

 この訓練法は2012年にジェイ・ヘッジ博士らによって考案されたものだ。ただし当時、被験者がカモフラージュを見抜けるようになるのは、画像に違和感を感じているだけなのか、具体的に対象を発見しているのかどうかまでは定かではなかった。

 今回の実験では、ただ違和感を感じているだけでなく、対象を具体的に認識し、隠された位置まで把握できていることが確認されたとのことだ。

 研究グループによると、こうした能力は経験を積んだ放射線技師のそれに似ているという。医療の現場で長年働いた彼らは、レントゲン写真に写し出された微かながんの兆候を感じ取れるようになるという。

 ジェイ・ヘッジ博士が考案したサンプル問題があったのでちょっと試してみよう。以下の”a”に示された人間の頭部かデジタル胎児のどちらかが、”b”の画像の中に隠されている。パッと見て、どちらがどこにあるか見抜けるだろうか?答えは1つだけだ。(解答は本文最後に記載)

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aに示された図形のどちらかをbの中から探し出せ / image credit:cognitiveresearchjournal

軍事分野での活用に期待

 この訓練はどんな職業に行かされるのか?最も有効なのが軍事的な分野だろう。戦場にどんなカモフラージュも見破ってしまうスナイパーが潜んでいるとしたら? 敵にしてみれば恐怖以外の何物でもないはずだ。

 この研究は参加していないが、米陸軍戦闘能力開発コマンド陸軍研究所の神経科学者フレデリック・グレゴリー氏は、いかに早く敵を見つけるかが重要課題となっている軍において、いち早くこのカモフラージュを見抜く訓練を導入するべきである、と語っている。

※文中の問題の解答:b画像右上の角に注目。a画像の頭部が1つある

Top image:photo by iStock /References:‘Camouflage breakers’ can find a target in less than a second – Jagwire / Some People Can See Through Camouflage, And It’s Not as Hard as You Think/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 22件

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  1. こういうのって結構真ん中の方に大きく隠されてるもんだと
    だからこそ
    うわっめっちゃわかりやすいとこにあるやん!
    ってなるもんだと
    ちっちぇわ

    • -3
  2. 山菜採りとか、虫取りとか、化石拾いとか、
    プロは素人には全く見つけられないフィールドから無造作にターゲットを拾っていく。
    それと同じような感じかな。

    • +14
    1. ※2
      山菜採りはやってると夢の中でも出てくるから嫌だわ
      子供の頃時期になるとよく手伝わされてたからね
      夢の中でもあっあそこにあるって山菜とってる

      • +2
    2. ※2
      だね、同じことを考えた。
      きのこ目とか昆虫採取が浮かず、あと狩猟が浮かんだ。

      きのこ採り、たとえば松茸なら斜面の低いから見て探すんだが、ある程度生えそうなところは経験で、あとはパターン認識、この記事の主題。
      まあ日当たりとか微妙な土の香りとか全身の感覚も使うし、植生を見てここから先はないとかの判断もいるんだけど。
      昆虫もまず季節、で食性で場所や樹木をさがして…またパターン認識(以下、略)。

      • +3
    3. これ慣れてる軍人さんは既に見付けられるんじゃ…
      あと、アメリカとかロシアの狙撃が上手い人達って子供の頃から狩猟してるんだよなぁ
      多分米2の人とかが書いている様な感じで隠れているやつを探してる
      新兵の訓練用ってことなのだろうか?

      • +2
  3. サーモグラフィーとか機械に頼らないわけね

    • +1
  4. 頭部の微妙に斜めの黒線が縦に真っ直ぐだったり、耳が全く見えないなどで無理がある
    解像度悪くて潰れてるし、重ねてもずれてるぜパルモ(;´д`)

    • +2
  5. まぁ一応人間って目は良い方だし訓練次第なんだろうなとは思う

    • +3
  6. 見つけた
    左最上にマスクのジムキャリーを見つけたわ

    • 評価
  7. ロシアの伝説的な女性スナイパー(リュドミラ・パブリチェンコだったっけ?)は、自軍を狙っている敵のスナイパーを先に見つけて仕留めたらしいね

    • +1
  8. 1枚目のシマシマは
    ジャイアントロボだろ?

    • 評価
  9. 記事の内容より、aの右側のデジタル胎児(原文はdigital embryo)が何なのかの方が気になります。

    • +6
  10. 戦前戦中もこの手の技術は偵察や情報分析する人には必須で
    偵察機が持ち帰った航空写真からでも
    偽装やら何やら見つけられるよう訓練してたって話

    • +1
  11. 訓練された兵士はカモフラージュを見抜く
    一方、詐欺師はカモを見抜いた

    • +1
  12. 簡単だわ
    でも胎児の方だったら難易度高かったかも

    • +1
  13. こういうの得意なんだよね~ってニヤニヤしながら読んでたら画像で叩きのめされた

    • 評価
  14. 頭髪のカモフラージュを見破るのはやめてくれませんか。

    • +1
    1. ※20
      グレーの”お帽子”だと思い込んで
      視線を向けないようにしていました。

      • 評価
  15. 画像テスト難しいw
    言われてみれば・・・という感じ

    まあjpgで1000ピクセル程度の画像なんて拡大縮小すると絶対に崩れるし、サイトにアップロードするときにエンコードもされるだろうから、そもそもこのテストをここで掲載してやること自体に無理がある気がする

    • 評価

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