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「天才」と聞いて、レオナルド・ダ・ヴィンチやアルベルト・アインシュタイン、プラトン、アリストテレスなどをイメージする人は多いだろう(関連記事)。むろん彼らは天才だが、そこまで有名ではないものの他にも天才は存在する。
彫刻家や画家、アーティスト、哲学者、作家、航空宇宙エンジニア、大工など多彩な肩書きを持つアレクサンダー・ウェイガースは1940年代、のちに「空飛ぶ円盤」と呼ばれることになる垂直離着陸機の特許を取得していたのだ。
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オランダ生まれの天才・ウェイガースが描いた「ディスコプター」
The Mysterious Genius Who Patented the UFO
オランダで生まれてアメリカへと渡ったウェイガースが描いたのは、「ディスコプター(Discopter)」と呼ばれる垂直離着陸機の詳細な設計図だ。
「ディスコプター」の見た目は今でいう「空飛ぶ円盤」にそっくりである。
ウェイガースはサンフランシスコやシカゴの港の上空を「ディスコプター」が飛ぶスケッチも作成し、それらをまとめてアメリカ軍のすべての支部に送ったという。

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約75年前に生み出された「空飛ぶ円盤」が航空機のプロトタイプに
アメリカ軍は「ディスコプター」の新しい概念やデザインに興味をそそられたが、戦争遂行が優先されて開発には至らなかったようだ。その後、ウェイガースは1944年にアメリカの特許商標庁に「ディスコプター」の特許を申請し認められている。
ウェイガースが設計した「ディスコプター」は、今日までに開発されてきた同様の航空機のプロトタイプとして役立っているのだとか。
約75年前、もしアメリカ軍が「ディスコプター」を開発していたらどうなっていたんだろう?もしかしたら乗用車感覚で「空飛ぶ円盤」に乗っていたりしたのかな?
References:Wikipedia / Ufo sightings hotspot / YouTubeなど / written by usagi / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
米軍は水着離着陸できる円盤型の試作機いっぱい作ってるよね
うるさいとか不安定とかデメリットが浮き彫りになって主流にならなかった
2. 匿名処理班
実際に作ってみて欲しいな。
3. 匿名処理班
でも、お高いんでしょう ?
4. 匿名処理班
時代に恵まれず能力を発揮出来なかった天才たちってどれだけいるんだろうね
5. 匿名処理班
外国で、これに似ているUFOの目撃例がある。
ロズウェル時代のUFO騒ぎはブラックバードのようですね。
墜落した胴体だけのブラックバードは、まさしくUFO。
アブロカーの発展型(トライアングル型UFO)も何故か公開されていない。
しかし、試作機を星の数ほど製作しているんだな米国は・・・
ロバート・ラザーはタイムマシンの話をしなければ、まだマシだった。
6. 通りすがり
そして1944年からXF5Uフライングパンケーキの開発がスタートした
何を犠牲にしてでも人類は円盤を飛ばさなければならなかった
7. 匿名処理班
何でエンジン積んで無いんだ。
斬新な方法であの大きな二重反転プロペラ回すのかな。
8. 匿名処理班
「XF5U」で画像検索!ぜひ!!
9. 匿名処理班
※3
「いやー、それがですねー奥さん、エンジン出力の関係で、そんなに高くは飛べないんですよ」(違う)。
10. 匿名処理班
これって今で言う
ドローンなんだろうな
多分極秘裏に研究もされてて
それの実験飛行中
一般人が目撃
後のUFOになる・・・
ってナ感じかな
11. 匿名処理班
アブロカーに似てるね
12. 匿名処理班
※4
日本だと飛行機とかTVとか有名だね
13. 匿名処理班
完全動作するところまで作って特許取得なら凄いことだけど
アイデアだけで特許取得なら誰でも取得できるだろ
ユルい時代だったんだね
14. 匿名処理班
天才エンジニアだったかもしれないけど、今これが飛んでないという事は、結局モノにならなかったってわけだよね。
なんか、ダ・ビンチのヘリコプターと同じだ。
15. 匿名処理班
二重反転プロペラがコクピットの下にあってカバーがついてるのは斬新だけど結局ただのヘリコプターじゃないの?