メインコンテンツにスキップ

神童とは何か?世界にセンセーショナルを呼び起こした天才抽象画家少女、アリータ・アンドレを考察する。

記事の本文にスキップ

92件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 美術館で抽象画を鑑賞したとき、子供がいる親なら誰でも、こんなの自分の子だってできると思うだろう。有名な巨匠が描いた作品であっても、子供が指で奔放に書き殴った落書きと大差があるようには見えないはずだ。現代美術はますます概念化する傾向にあり、一体何が偉大な芸術たらしめるのか理解することは実に難しくなっている。

 最近ニューヨーク、マンハッタンで開かれた7歳の抽象画家アリータ・アンドレちゃんの個展では、一つの作品に数百万円の値が付けられている。前にもお伝えしたかとおもうが、彼女はアーティストである両親の影響もあり、生後9か月で筆を持ち、2歳から本格的に作品制作をし、世界的に注目を集めた天才抽象画家である。(関連記事

 ニューヨークのアートシーンにおけるこうした現象は、さらなる疑問を突きつける。一体子供を芸術の神童に育てるにはどうすればいいのだろうか?さらには、作品の価値において芸術家本人はどの程度影響を与えているのだろうか?例えば、アリータちゃんの作品には数百万円もの価格が付けられるが、これは画家がただ幼いことが理由なのではないだろうか?

この画像を大きなサイズで見る

 彼女の父親によれば、アリータちゃんは歩き出すより、描き出すほうが早かったようだ。生後9ヶ月のとき、カンバスの上にハイハイして「絵の具で汚して回った」そうだ。1年もすると60点ほどの作品が完成し、写真家でもある母親のニッカ・カラシニコワさんはこれをメルボルンにあるギャラリーのディレクターに見せてみようと思い立った。

この画像を大きなサイズで見る

 アリータちゃんの作品を紹介するとき、母親は女性のアーティストだとだけ告げた。だが、作品を観たディレクターはすぐにでも彼女のプロフィール写真と一緒に展示すると返答した。展示会のプロモーションで、アリータちゃんの正体を白状せざるを得なくなった。ディレクターは同僚と相談することにしたが、結局、予定通り幼児が描いた作品を展示する運びとなった。

この画像を大きなサイズで見る

 アリータちゃんが4歳のとき、NYチェルシーのアゴラギャラリーで「プロディジー・オブ・カラー」と題された個展を3週間開くことになった。個展には24作品が展示され、40万~100万円で完売した。この界隈では特に目立った価格ではないとは言え、4歳児が描いた作品としては破格だろう。

 同年6月、「シークレット・ユニバース」という2回目の個展も開催された。ここでは「複雑だがとっつきやすく、洗練されているが奔放」と評され、作品の1つに前回を上回る約140万円の値が付いた。なお、彼女の両親によれば、これまでで最も高額で売れたのは60×153インチのアクリル画で、約580万円だったそうだ。

この画像を大きなサイズで見る

 「一見、芸術家の抽象画は子供や動物の落書きにも見えます」と語るのは、ハーバード大学大学院の心理学者エレナ・ウィナー博士だ。しかし、彼女が2011年に発表した研究によれば、絵画の訓練を受けていない成人でもプロの作品と子供や動物の落書きを区別することができるそうだ。正答率は100%ではないが、それでも統計的には有意な結果がでており、抽象画はたんなる子供の落書きに過ぎないという見解に疑問を投げかける。

 子供の認知と芸術を長年研究してきたウィナー博士によれば、子供ならだれでも美しいアートを残せるとは言え、真に才能のある神童は作品を仕上げる執着心が段違いで、技術を磨きながら何時間も過ごすそうだ。こうした執着心を博士は”修得へ向ける激情”と呼んでいる。その一方で、一般的には彼らは写実的に描こうとすることが多く、また作品を誰かに見せようという意識もない。

この画像を大きなサイズで見る

 ニューヨーク市立大学の心理学者ジェニファー・ドレーク博士は「才能とは描くことに対する強烈な衝動です」と話す。才能ある子供たちは、朝起きてから寝るまで四六時中描き続ける。そして、人に見せようという気は毛頭ない。ある7歳の子供は学校の黒板にリアルなトランスフォーマーを描いた後、躊躇せずに消し、また描き始めていたそうだ。

この画像を大きなサイズで見る

 ドレーク博士の研究によれば、こうした超写実的な絵を描く能力には、IQ、年齢、性別、訓練のいずれも関係がない。博士が”早熟なリアリスト”と呼ぶ子供たちは、全体像を描くことなく、いきなり細部に取りかかる能力があり、単なる才能がある子と神童を区別する指標となる。

この画像を大きなサイズで見る

 しかし、数学や音楽の神童と違い、芸術の神童は発見するのが極めて難しい。30人の神童を追跡調査するオハイオ州立大学のジョアン・ルスサッツ博士だが、芸術の天才児は5人しか発見していない。同博士によれば、天賦の才は子供をアイドルに仕立てたい親が作り出せる類いのものではないそうだ。天才児は一般の子供とは生物的な差異があり、絵画やピアノの演奏など、どんなときでもそれぞれの作品へ向かう執着をむき出しにする。

この画像を大きなサイズで見る

 アリータちゃんの家族は、彼女の”修得へ向ける激情”の記録を残そうと努めてきた。あるビデオには、「私は24時間でも描くわ」と語るアリータちゃんが映し出されている。この点は無視することができない。

Aelita Andre Gallery 151 video

 神童研究の先駆者として知られるタフツ大学のデビッド・ヘンリー・ヘルドマン博士によれば、神童は、若くして、通常は10歳未満で高度に複雑なことや、文化的に価値があるとされものを修得した者と定義される。彼によれば、これは文化的な協力が必要である。当然、本人の資質や訓練、忍耐のほか、子供の才能を育みたいという両親の思いが必要であるが、それに加えこうした子供たちを支える文化がなければ神童は現れないのだという。

この画像を大きなサイズで見る

 また同博士の研究では、神童のIQは実にまちまちだという。例えば、芸術の神童の場合、IQは平均程度であることが多いが、数学の神童のIQは並外れて高い傾向にある。とは言え、彼の研究においてさえも世界でせいぜい50人程度を調査したに過ぎず、結論めいたことを言うことはできない。

この画像を大きなサイズで見る
via:theatlanti・原文翻訳:hiroching

 歴史上最も有名な芸術の神童は9歳で『ピカドール』を描いたパブロ・ピカソだろう。彼は「ラファエルのように描くには4年かかったが、子供のように描くには一生かかる」と述べたことでも有名だ。子供時代のピカソと同様、アエリータちゃんの芸術の旅もまだ始まったばかりだ。おそらく彼女は21世紀において最も革新的で、影響力のある芸術家としてその名を残すだろう。だがそんな期待など自由気ままに裏切り、彼女が夢だと語る古生物学者へ突然鞍替えすることもあるのかもしれない。

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 92件

コメントを書く

  1. 子供の落書きと片付けるにはあまりにすばらしい作品だと思う。少なくとも私が見よう見真似で同じことをしても絶対まねできない配色センスだ

    • 評価
  2. 落書きには見えない。
    こんな絵は誰しもが描けるわけじゃない。

    • +28
  3. 絵が好きで幼稚園のころからよくお絵かきをしていた
    高校まで美術部で描いていたが
    それまで出会った絵の上手い人たちは
    たしかに全員、人から褒められるか褒められないかはモチベーションに関係なく
    毎日飽きもせずに描きたいだけ描いていた
    ほかの分野の「上手い人」も多分そうなんだろう

    • +15
  4. どうせヨイショされてるだけだと思いきや、すごい絵だったんだが
    才能の為せる技ですかね

    • +20
  5. ゾウとかチンパンジーやオラウータンが絵具撒き散らして描いてる絵と何が違うの?

    • +2
  6. バイオリンに絵の具をぶち撒けても叱られない世界って一体どんななんだろう。

    • +10
    1. ※7
      それに何百万も出す人がいるかどうかが違う。

      • +5
    2. ※7
      “創作している” という自覚があるかないか

      • +1
  7. これは凄い
    一目見て色彩豊かで惹かれるわ
    形も描かれてるのもが生物っぽいのが分かる

    • +2
  8. なにが天才なのか、これっぽっちも分からないのは自分に画才がないからだろうか?

    • +42
  9. 落書きではないけど、芸術作品っぽく描いてるだけの気も。
    ピアノやギターの天才少年、とかだったら素直に頷けるんだけどね。
    彼女はこの抽象表現で、何を表現したいんでしょう?
    その幼さを考えれば、深みのある作品ではあり得ないだろうし。

    • +24
  10. こういう絵は本当に描けませんね。固定概念、ノイズが多すぎて。
    一番の理由が「どうせ理解されない」という、描く側の心理的要因によって
    描かない、描けないんだと自分は考えます。
    だから描ける人は本当に凄いと思う。

    • +6
    1. ※13
      音楽で言えばメロディじゃないかな
      和声はあとからでもついてくるよ
      良いメロディを作れる人を俺は凄いと思う

      • +12
  11. めちゃめちゃ良いじゃん!ぜひ一枚買って家に飾りたいわ
    しかし描きたい衝動、って本当ドンピシャ。絵を描かない人からすればそれって異常なことなんだなって中学生ごろ気づいたけど

    • +5
  12. すばらしき、「言ったもん勝ち」「コネのあるもん勝ち」の世界
    としかコメントのしようがない

    • +2
  13. 100パーセントこの子が描いてるんだろうか?
    最後に誰かがてを加えてるんじゃ?って考える自分は嫌な大人。

    • -1
  14. 世界中の多くの人が、子供は「育てるもの」だと思い込みすぎ。

    • +6
  15. 現代美術好きじゃない俺でも、一番下の絵はイイなと感じる。

    • +2
  16. どこがどうとは凡人の俺には分からんが、この絵がセンスある事だけはなんか分かる。
    不思議なもんだな

    • +6
  17. ピカソやブラック等が美術界に残した最大の汚点がこれだよ。
    ピカソ自身は確かに天才だったが、彼等の登場以降「現代芸術」の
    名のゴミを美術界が芸術作品として認知せざるを得なくなってしまった。
    ピカソ等以前、とりわけルネサンスの天才達の影響を受けてきた画家達がもし
    これらの作品を見たら、怒るか泣くか・・・まぁ、見てる側としては泣ける時代なのは確かだわ。

    • +2
    1. >>21
      デュシャン以降なんだよなそれは
      抽象画は固定概念を捨ててみると美しいよ

      • +5
  18. 抽象画って才能必要だからなぁ
    そんでもってこの子は間違いなく天才の部類

    • +1
  19. 価値観なんで時代と共に変わっていくものだから、
    写実主義や具象を描いた物が一番いいとは思わないが、
    よくわからない現代美術の作品が何億円とかで取引されたとかってのを見るたびに
    「価値とは一体なんだろう?」という疑問を感じざるをえないな。
    まぁ宗教に利用されていたという側面があるにせよ、
    神々のような人々の理想や幻想を描いた大昔の作品と比べて、
    芸術は随分俗っぽい存在になったなとは思う。

    • -4
  20. 「裸の王様の群衆役選手権」開催中と聞いて
    飛んできました

    • -5
    1. ※25
      手塚治虫は我欲の塊だったそうだぞ。
      歴史に名を残すような芸術家の伝記を読むと大体は変なエピソードがあるし。
      それにしてもいい絵だな!色の組み合わせではっとさせられる。

      • 評価
  21. こういうの買う人は広いリビングの壁を埋められて、知り合いを呼んだ時に幾らで買ったとか何歳の子が描いたとか言って関心を集められれば満足なんだよ
    芸術的な価値?美しさ?あるかそんなもん

    • +9
  22. こういう「神童画家」の話題を時折見かけるわりに、その後日談
    (イラストレーターや画家として第一線で活躍している、とか)
    をとんと聞かなくなるのって、ほんと残酷だと思うわ
    本人の成長につれ、周囲が「話題性に乏しいただの人」としか見なさなくなるのだから

    • +19
  23. いやーそりゃ持ち上げるのはわかるけど
    あんまり過度の期待を持ちすぎるのは当人の為にもよくないような気がするぞ
    この手の子供の頃の天才は何度もネタになってるけど
    大人で物になったのはほんの一握りやで
    過去に名前の挙がった天才のその後を特集して欲しいもんだわ

    • +8
  24. パッと目を引くし、延々眺めていたい気分になるねえ。
    ただ、さあこの絵の価値を理屈で説明しろ・・・と言われたら困るなw

    • +7
  25. 個人的に色合いが素敵だなと思うのが幾つかある。悪くないと思うよ。
    ただ、バイオリンに絵の具をぶちまけるのはちょっとどうかと思うなあ……。

    • 評価
  26. 教会や権力が権威を誇示するために利用されていた時代のほうが
    まだわかりやすかったな。芸術が個人の手に渡りこねくりまわされるようになってから
    カオスが始まった。サークル内では価値があるのだろう。日本でも似たような現象が
    イラスト界隈じゃあるしそんなにおかしいことじゃないと思う。

    • +2
    1. ※34 さすがにヴァイオリンは本物じゃなくてオモチャだと思うぞ

      • +6
  27. 才能が有れば努力はオマケで付いて来る
    とも言えるのかもね

    • +4
  28. 件のン十億のラクガキはどう見てもラクガキだが
    これは違う気がする。
    素人がバイアス無しに見て「素晴らしい」と思う抽象画は
    本物の証だと思う。

    • +4
  29. 好きなように絵具ぶちまけてるだけだろ
    こんな絵書けない?
    まったくおなじのは書けないのは当たり前だけど
    似たようなのなら誰でも書けるだろうがW

    • +1
  30. 弦楽器って、クジラのひげをつかうでしょ?
    見る限り、出す音がまるで、クジラと会話してるようにみえる。
    音は波動で、色に見える。
    この人は覚醒してるのかも知れない。

    • -3
  31. こりゃただの子供の落書きだとは言えないな

    • 評価
  32. 美術史に名を残した抽象画家は基礎やってるし写実も当然うまい。この子はそちらの能力は果たしてどうなんだろうか
    得に日本の場合だと、大人は子供が描く絵に関しては写実的で静かな絵よりも「子供らしい」絵を好むから、子供がこういう絵を描くとこぞってもてはやす。小学生対象の県の○○賞とかそういう絵ばかり。でもその時賞取ってた子が後も絵を続けてることはほとんどない。だってそのまま大人になったらただのヘタな人だから

    • +1
  33. 芸術はわからないけどこの子の絵は綺麗だって思うなあ
    大人になってその才能が消えて言ってしまうかもしれないと思うと
    その刹那的な価値もあるのかな

    • +3
  34. これが何十年も美術愛好家の間で珍重され、取引される作品だとはどーしても思えない。
    「本」と「ベストセラー」は違うというのが出版業界ではあるが、
    これもそんなに賞味期限は長くないだろ。
    結局は作者の人間性や思想までもが投影されたものでなければ、
    時間の風雪には耐えられない。
    この少女に人間的に魅力があればまた別だが、
    例えばヘンリー・ダーガーみたいに、

    • -4
    1. ※43
      誠に残念ですが、弦楽器に使われるのは鉄、樹脂、伝統的には羊の小腸(ガット弦)でございます
      ついでに言えばヴァイオリンの弓に使われてるのは馬の尻尾の毛でございます
      どうやら君の想像力の翼は作者を軽く上回ってしまったようだ

      • 評価
  35. 「写真でいいだろ?」ってツッコまれたりするけど、
    鉛筆とかで超リアルに描いた絵の方が好き。
    こういうのより。

    • 評価
  36. 落書きが偶然それっぽく見えて、天才児だって担ぎ上げれば莫大な金を儲けられると思った大人の醜い欲望が勝手に騒いでるだけだろうと思ったんですけど、ちゃんと作品として成立してますね…10年後、20年後にどんな絵を描くのか楽しみです。

    • 評価
  37. 現代芸術って絵そのものじゃなくて絵のバックストーリーに価値を見出してるんだよ

    • +9
  38. 個性的ではあるんだろうけど、俺には到底理解できない作品だった

    • 評価
  39. ちびっ子の作品だと思って見るなら悪くない
    ポロックみたいなオッサンが大まじめにこういう作風をひねくって、したり顔で小理屈並べてるのには辟易する

    • 評価
  40. 絵を描く俺から言わせてもらうとこれはただの落描きだ

    • +6
  41. 普通じゃない感はなんか分かる
    一枚5000円と言われても100万円と言われても、なるほどーとしか言えねえな

    • +10
  42. 芸術芸術って言ってればそれは芸術
    たとえ石ころに適当に色塗ってそれっぽくしても芸術いってしまえば芸術になるね
    それに何十万も払うとかただ芸術って言葉に乗せられてるだけだろうな

    • 評価
  43. いわゆる巨匠といわれる現代絵画アーティストの絵よりはるか高みでアートしててワロタ
    ある意味、このわかりやすさは子どもならではなのかもしれないが
    一般人のおれらにはこの子の作品のほうがいいとおもうよね

    • +2
  44. 価値があるから値段がついてるわけじゃない
    値段がついてるから価値があると見做されてる
    ただそれだけ、それだけ

    • 評価
  45. 耐えられん、現代美術の醜さだ。
    ってハートマン軍曹が言ってました。

    • +5
  46. フムム・・・これはすごい
    わかりやすい言葉で言えば、幼少期からのキャラづけが本人の資質を決定するからね
    ある種の早期教育を受けてない俺たちは普通の生活をするか、
    決められたルールの中でのし上がるしかないってこった

    • 評価
  47. >音楽の神童と違い、芸術の神童は
    音楽だって芸術じゃないの?
    この場合の表現は、正しくは「美術」であって、「芸術」だと絵画意外の物も含まれると思うんだけど。

    • 評価
  48. そりゃあ、これだけ画材揃ってれば、これだけ贅沢な絵もかけるだろう。

    • 評価
  49. そこらの幼稚園児に画材を与えて、「散らかせ」って指示すればこんな感じのになるんじゃないか?
    んで、大人が見栄えの良い物を選ぶ。
    絵を描くという視点から見れば斬新でも、散らかすという視点から見れば案外普通。

    • -3
  50. 何かを表現しようという意図を持って描いたら、とりあえず作品といえるのかな
    どう評価されるかはまた別の話で

    • 評価
  51. この絵に関わらず
    「価値」についての定義の議論をしよう。
    価値は人それぞれの部分と、共通の部分
    があるということを

    • -1
  52. 猫に小判という言葉も頭の隅に覚えておこう

    • +2
  53. 作品の価値など見た者が決めるのだ
    芸術家が描いたから、子供や象や猿が描いたから、ではなく
    ところで私はこの最後のと最後から三番目の画像の絵が好きだ

    • 評価
  54. 最後の絵の色合いは好き。
    ぐにゃぐゃでなくて花とか形あるものだったらもっと好きだと思う。

    • +2
  55. 絵なんて見て楽しむ以上の価値はないよ
    色が綺麗だな、形が面白いな、って
    絵画論を言い出すのは絵を楽しめない人
    気に入らないなら見なければいいし
    気に入れば買ってもいい
    見るのも描くのも自由だからこそアート
    何か規則にはめようとする人は野暮ってもんです

    • 評価
  56. 素人にもなんかこりゃ凄いぞ、きれいだぞ、って思わせたら、それは芸術だと思う。

    • -7
  57. いろんな色を掛け合わせすぎると、黒っぽくなってしまうから、こうやって何回も重ね合わせしてキレイな色を作るのは、実はスゴいことなんだよね。
    人には画けない、曲線美や斑点模様は、書こうと思ってもかけないもの。それを美しく見せられるのは素晴らしい才能だと思う。

    • 評価
  58. 出る杭をさっそく打とうとしてるやつが多くてワロタ
    そんなことしてる暇あったら子供でも可愛がってやれよ

    • -1
  59. 綺麗だしすごいと思うし羨ましいぞ
    ただ早く才能と機会に恵まれると近づいてきた悪いやつへの対処法が(見分け方も)わからないから、周りは注意してやってほしい
    彼女が絵が大好きなら良縁に恵まれてその道で生きていけるといいな

    • 評価
  60. お金が絡み出すと余計なフィルターが一枚増える感じなんだよね

    • +7
  61. 象や猿に絵具のチューブ持たせて書かせた絵となんら変わらんよ。
    ピカソの絵が商品として成り立ったのは作者がピカソだから。
    彼は絵の天才であると同時に、自らの名前をブランドとして販売
    する天才でもあったんだよ。
    色素をバラ撒き、色彩感覚だけを評価した絵。それで良いなら
    この世には、多くの人間以外の芸術家も大量に存在するね。
    彼女の色彩感覚を卑下する気はないが、この絵は全く特別な物ではないよ

    • +2
  62. アルミホイルで作ったユニコーンに天才性は感じられない。

    • 評価
  63. これ系の話で、
    「見たままを緻密に描く」タイプと
    「絵の具をぶちまたように描く」タイプ
    以外に見たことがないんだけど、
    「想像上の物や景色を緻密に描く」タイプはいないのかね? 知ってたら教えて。

    • 評価
  64. 適当にぶちまけただけじゃこの配色や躍動感はありえないんじゃ?
    チャンスに恵まれたのは確かだがコネだけでは売れないし、何より「放っといてもぐんぐん描く」んだから天性のものだろう
    小学生の頃、好きで真剣にせっせと描いた絵を「これ本当にあんたが描いたの?親に描いてもらったんじゃズルだよ」と決め付けた教師が複数いた
    子供だからと舐めて小馬鹿にする人間を、子供もちゃんと見てる
    無意識に嫉妬から子供を潰そうとする親、大人は今も昔も結構多い。
    子供は解ってて黙って我慢してる(私のは売れるような芸術的な絵じゃなく、誰が見ても解りやすい小器用凡人タイプだったが)

    • 評価
  65. wiki「十歳(とお)で神童、十五歳(じゅうご)で才子、二十歳(はたち)過ぎればただの人」
    人はいつか童では亡くなるけど、興味の向くモノに真摯に向かい合い、苦悩すれば、天才ではあり続けられると思う。
    残念ながら何がいいのかさっぱり分からないけど。

    • -2
  66. どうせくだらないんだろうなと思って見始めたら・・・・こりゃ凄いわ
    そこいらの現代芸術作家が裸足で逃げ出すわw

    • 評価
  67. んがー、なんで途中で切れるのさ?
    とにかく大人が子供の才能の邪魔はしなさんな!嫉妬はみっともないぞ!

    • -4
  68.  大人がくさしあい、貴重な
    たった一人の子供の才能潰してでも、自分のプライド守るんですな?
    いやはや、御立派な大人が多いなあ。

    • +1
  69. 一部意味の解らない書き込みがあるが、ここに書きこんでる人は
    比較的美術の知識に明るそうだ。この子の才能をただ妬んでる様な
    書き込みは殆ど無いと思うよ。
    芸術に賛否は付き物なんだよ。この子が大人の世界で認められた功績
    を既に残した以上、鑑賞者からの耳の痛い批判も飛ぶのは仕方ないだろう。
    彼女の作品には既に数百万の値が付く、つまり作品で稼ぐ「プロ」なのだから

    • +1
  70. ちゃんとコメント全部読んだ?
    まあ、子供に露骨に嫉妬丸出しの人いるよね、
    多分、全然絵を描かない人だろうけど

    • 評価
  71. 専門知識が全く要らないことをこの子自身が証明してくれているし、この描き方であれば絵具をぶちまけられる部屋と潤沢な絵の具と道具があれば誰でもできそうだな。
    俺もやってみたいけど絵具を揃える金も部屋もねーわw

    • +5
    1. ※88
      キャンバスの色やオブジェまで自分で選んでいるのだとしたら、そんなものとは全然別の次元のものだろ

      • 評価
  72. まあ実際、本当のただのガキの落書きって普通に汚いだけだからなあ

    • +2
  73. 子供の落書きにしか見えない自分にはこの手の才能がないんだろう

    • 評価
  74. いいね。
    百万円出しても欲しい!とはならないけど。

    • +2
    1. ※91
      ただ個性の付加(アレンジ)であって別次元ではないね

      • +2
  75. 子供だからという前提条件が見る目を過敏にさせてる可能性は否めないね
    対象者に全く知らせずに同年代の子が描いた似たような絵と比較してみたら良い
    評価は割れるかもしれないね
    芸術の価値は、先入観に左右されてる面が大きいと思うんだよ。
    今も昔も。そこにお金が絡むとエンタメ要素も強くなる。

    • +2
  76. 抽象画の天才ってよく分からないな
    写実が上手くて、それからの抽象画なら理解できるが…

    • +4

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サブカル・アート

サブカル・アートについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。