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傷が治ってないうちは光でお知らせ。ハイテク包帯が開発される

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(著)

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 そういう私も、先日自転車で突っ込んでくる車を回避しようとしたところ、ありえないくらい膝と肘をすりむいてしまったわけで、久々に絆創膏を買に行ったのだが、最近の絆創膏がすごくなっていて驚いた。なにあれ、自然治癒力高めちゃう系?シリコン素材っぽいやつで傷の部分だけ半透明から白色に変化し、それからぬるっと治ってた。

 昔は貼るだけでかゆくなったり、ふやけて余計悪化したりということもあったんだけど、最近のバンドエイド系はすごいなって驚いていたのもつかぬま。更なる進歩があったようだ。

 傷が治るまでは蛍光グリーンの光を放ち、包帯をとらずして傷の状態を知ることができる、次世代包帯が開発されたのだ。

 マサチューセッツ総合病院とハーバード大学医学大学院の科学者たが開発したこの画期的な包帯は、包帯をまいたままの状態で治癒レベルがわかるという優れもの。

 火傷など、ひどい怪我の場合、新しい組織を成長させるために酸素が必要となるのだが、酸素を送るための血管が傷つき充分な酸素が送れないこともある。今回開発された包帯は光によってその酸素レベルを確認できるのだという。

 放たれる光は緑色の蛍光色なのだが、酸素レベルに応じて光の強さが変化するため、カメラを用いてどこに酸素が足りていないのかまで知ることができる。もし経過がよくないようであれば、正常な新しい組織の形成を促すために死んだ組織を除去する手術をすればよい。

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 イギリスではおよそ20万人もの患者がつねに治療を必要とする慢性的な傷を持っている。その多くのケースは糖尿病によるダメージによって膝から下にできる潰瘍によるものである。これまでにも傷ついた組織の酸素レベルを計れる装置が開発されたことはあるのだが、その装置は実際に傷口に触れる必要がある。

 このハイテク包帯にはりん光体というものが含まれている。これは発光塗料を作るのに使われている微粒子で、暗闇で光る時計の文字盤など様々なものに使われている。りん光体は光を吸収し、それを長い時間かけて徐々に光を放つ性質を持つ。ハイテク包帯に使用されるりん光体は酸素レベルの変化に反応するのだが、酸素レベルが一定なら包帯は光らずそのままである。

 更にこのりん光体を含む新たな包帯は従来のものと大きく異なり、液体なのである。液体は一分以内に乾燥して皮膚の上でフィルム状となり、空気を通さないシールとなる。

 移植皮膚や火傷の治癒を観察するといったことにも応用できる可能性があるそう。しかしまだ大規模な試験は実施されておらず、少なくともここ数年での実用化は難しいらしい。

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via:dailymail・原文翻訳:such

 カーディフ大学とインペリアル・カレッジ・ロンドンの客員教授デイヴィッド・リーパーは、「酸素量を計れる包帯は足の腫瘍治療へのすばらしいアイデアです。酸素量を計測する技術はありますが、扱いにくくて高価な装置を含んでいます。この新たな技術革新には期待が持てます」。と語った。

 液体が傷口を包み込むようにフィルム状に変化するというのも素晴らしい。傷治療の進化には目を見張るものがあるね。近未来は緊急医療現場もかなり違った光景となるかもしれない。

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この記事へのコメント 19件

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  1. 入院患者さんが夜中ぼんやり光ってたらナースが嫌がるだろうな

    • +5
  2. パルモたんそれってまさかテロに遭ってたんじゃ…

    • 評価
  3. 小さい子に絆創膏貼ってあげようとすると、いまだに「絆創膏貼らないで風にあてた方が傷は早く治る」とかいう年寄りがいて困る。

    • 評価
  4. 数年後、副作用でお尻が光ったら嫌だろうな

    • +2
  5. 早くこんな風に簡単に髪の毛が直せる時代が来て欲しい・・・・・

    • +2
    1. ※11
      ゲームで弱点が光ってるのみたら治療中なのか・・と同情しつつ撃つことにします

      • 評価
  6. すり傷は消毒したり乾かさない方がいいって、同じく怪我して最近知った

    • 評価
  7. 一等兵「軍曹殿、負傷した頭上が暗闇で光り輝いております。
    敵兵から丸見えであります・・・」
    軍曹「昼間の方が太陽のように輝いておる」

    • +2
  8. ほしい。かっこいい。光りたい。
    ピカー!

    • 評価
  9. 傷が膿んでしまったとき、包帯に膿がつき、
    とりかえるたびに新たな傷を作り上げ、そこがまた膿むのだが、
    これが完成したら、光らなくなるまで取り換える必要なし!とかなるのかな。

    • 評価

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