この画像を大きなサイズで見る魚は水の中を泳ぎ、ウサギは跳ねる。犬は喜び庭かけまわり 猫はこたつで丸くなる…などなど、動物たちに対して我々は普遍的なイメージを持っている。
だが我々の常識を覆す生態を持った動物だってたくさんいる。
多数派がすべてではない。「こうあるべき」などという既成概念は人間が作り上げたものに過ぎない。思っている以上に生物は多様化しているのだ。
泳がない魚、レッドリップ・バットフィッシュ
この画像を大きなサイズで見る常識的には魚とは泳ぐ生き物だ。だが常識破りはどこの世界にもいる。
ガラパゴス諸島周辺の海で暮らすレッドリップ・バットフィッシュ(Red-lipped batfish、学名:Ogcocephalus darwini)は、泳ぐ代わりに海底を歩く……というか、ヨタヨタする。
レッドリップ・バットフィッシュの体は確かに流線型ではないのだが、あえて歩くようになった理由はよく分からない。
歩行には胸ビレと腹ビレを使い、ついでに尻ビレで推進力を得る。泳がないことによる利点もあり、たとえば海底にいるために捕食者に狙われないし、環境の変化による影響も少ない。小さいが平均12年も生きることができる。
・真っ赤な口唇がチャームポイント!平べったい体から出た棒のような足ヒレで歩く愛すべき深海魚「バットフィッシュ」 : カラパイア
吠えない犬、バセンジー
この画像を大きなサイズで見る犬は吠える生き物、なはずだ。だがバセンジーは吠えない。バセンジーは無口だ。吠えない犬というニックネームがあるほどだ。
唸ったり、キャンキャン鳴いたり、ヨーデルのような声を出すことはあるが吠えない。バセンジーとは”藪の中のもの”を意味する言葉だ。
古代エジプトで、エジプト原産のチズムというサイトハウンドと土着の犬などとの交配によって誕生し、それからコンゴへ渡り、アザンデ族によってのみ飼育されている希少な犬種ニャム・ニャムと交雑したとされている。
今後では狩猟犬として用いられた。このためコンゴテリアやザンデドッグと呼ばれることもある。
19世紀と20世紀に輸出が試みられ、いくどか失敗した後、1937年、ついにイングランドに輸入された。それからアメリカにも渡る。
1980年代になると、アフリカから輸出される数も増えた。吠えないので集合住宅でも飼育でき、世界的に安定した人気を保っている。
日本でも人気だが、寒さに弱い為冬の散歩には配慮が必要だ。また、腸が弱く下痢を起こしやすい上、貧血になりやすいため注意する必要がある。
陸で暮らす魚、パシフィック・リーピング・ブレニー
この画像を大きなサイズで見るパシフィック・リーピング・ブレニー(Pacific leaping blenny、学名:Alticus arnoldorum)は完全に陸上で暮らしている。
陸上の生物を狩るために水中から出る魚はいるのだが、それはやはりちゃんと水の中に戻る。だがパシフィック・リーピング・ブレニーの場合は完全に陸の上で生活しており、ちょっとした波であっても逃げてしまう。はたして水が嫌いなのか、怖いのか?我々には知る由もない。
Land-dwelling fish
水中で呼吸するためのエラがあるが、陸上で皮膚から呼吸できるように進化した。ただし皮膚は常に濡れていなければならない。
そのため海岸にある水たまりをくぐることで、お肌の潤いを常にキープする。よって海岸の岩場や洞窟に生息し、海から遠く離れることはできない。見てみたければグアムの岩場に行ってみよう。
6. 卵を産む哺乳類、カモノハシ
この画像を大きなサイズで見るカモノハシ(学名:Ornithorhynchus anatinus)の標本を調べた最初の学者は作り物だと思った。なにせ、アヒルとビーバーとカワウソを組み合わせたかのような姿なのだから無理もない。
クチバシと水かきと尻尾があり、体は分厚い毛皮に覆われている。ついでに卵まで産む。そんなことをする哺乳類は、カモノハシとハリモグラだけだ。
さらにオスは蹴爪に毒まで持つのだから、徹底した傾奇者っぷりだ。
DNA解析の結果、鳥と爬虫類のDNAが含まれていることが明らかになった。また性染色体が10個(X染色体5つ、Y染色体5つ)もある。
ちなみに人間の男性の場合、XとYはそれぞれ1つずつだ。ということは、あくまで理論上だが、カモノハシの性別は25種あるということである(実際にはオスとメスだけ)。
暖かい血が流れる魚、アカマンボウ
この画像を大きなサイズで見る魚は冷血動物なはずだ。温血が流れる魚を発見した学者の驚きはいかほどだったろうか? アカマンボウ(学名:Lampris guttatus)はこれまで発見された中では唯一の温血魚である。発見したのはアメリカ海洋大気庁の研究者だ。
他の魚は環境の熱を利用する。だがアカマンボウは胸ビレをはためかせることで体温を保つことができる。
さらに暖かい非酸素化血液をエラの中に残し、そこに流れてきた冷えた酸素化血液を温めることもできる。
これによって大抵の魚よりは深く長く潜ることが可能になった。他の魚の場合は、内臓機能を保つために海面近くにいなければならないので、こうはいかない。アカマンボウはさらに、泳ぎが速く、視力に優れ、反応速度も速い。
・とったどー!巨大な深海魚、アカマンボウが釣り上げられネット上がギョギョギョ!っとな(アメリカ) : カラパイア
植物のように光合成する動物、エリシア・クロロティカ
この画像を大きなサイズで見る植物が水と二酸化炭素を吸収し、太陽の光を浴びて光合成することは誰でも知っている。が、同じことをやってしまう動物がいる。光合成できる動物エリシア・クロロティカ(学名:Elysia chlorotica)だ。
ニューイングランドとカナダで発見されたエリシア・クロロティカは、葉っぱのような体を持つウミウシの仲間だ。
葉っぱのような姿は藻を食べた結果だ。どういうわけだか、この藻から遺伝子を拝借し、光合成に必要となる葉緑体を手に入れた。つまり、エリシア・クロロティカは食べなくても生きていける。
・どうりで葉っぱみたいな形してるぜ。半分動物で半分植物、葉緑体を持ち光合成ができる「ソーラーパワーウミウシ」 : カラパイア
20年以上エリシア・クロロティカを研究するサウスフロリダ大学の研究者は、捕まえたそれを水槽で飼育することにした。
特に餌を与えず、1日に12時間光を当てただけなのだが、数ヶ月も生き続けた。エリシア・クロロティカが葉緑体遺伝子を子供に伝えられることも確認された。ただし、子供が葉緑体を手に入れて、光合成を行うには自分で藻を食べなくてはならない。
written by hiroching / edited by parumo














待って待ってバセンジーのヨーデルすっごい気になる
人間も葉っぱ食べ続けてるんだからそろそろ光合成できてもいいはず
近所の店に居る犬がバセンジーっぽい、確認した事ないけど
確かに客が来ても一言も吼えない
※3
光合成で生きてるらしい人入る入るんだよね。
別に緑色じゃないけど。
何も食べないけど痩せもしないで健康なので
光合成なんじゃないか、って言われてる。
さかなってなんやろな・・・
犬種 ニャム・ニャムが俺の中で全てを持っていってしまった…
>唸ったり、キャンキャン鳴いたり、ヨーデルのような声を出すことはあるが
「ヨーデル」を「ヨーゼフ」と空目して大混乱してしまった
歌わない歌手、内田裕也
焼かないインスタント焼きそば
勝利より課題を探す事が目的のハンカチ
24時間渋滞してる神戸の高速道路
アカマンボウは美味しい
※8
アカマンボウのおかげで魚嫌いだったのが克服できた
>アカマンボウはさらに、泳ぎが速く、視力に優れ、反応速度も速い
え、自分の知ってるヘタレなマンボウと全然違う、、、、マンボウにもいろいろいるのね
※9
アカマンボウはマンボウの仲間じゃないよ
形が似ているから名前がつけられただけで
レッサーパンダとジャイアントパンダみたいな関係
アカマンボウはアカマンボウって種類
マグロの代替魚にもなるようだがそれ用に狙って
捕まえるほどほどたくさん取れるわけでもないみたい
※22
レッサーパンダとパンダはまだ近縁だよ
ネズミとハリネズミ、下手するとモグラとハリモグラぐらい違うかも
※9
マンボウはフグ目マンボウ科
アカマンボウはアカマンボウ目アカマンボウ科
見た目が似てるからそう名付けられただけで、マンボウとはまったく別の魚だったりする
カモノハシはこんな見た目だけどちゃんと授乳で育てる
果たしてあの口でちゃんと吸えるんやろか
※10
一般の哺乳類のように乳首を吸うのではなく、腹から滲む母乳をくちばしでカシャカシャとすくい取るように飲むらしいです。
カモノハシがLGBT団体のキャラクターになる日も近い……?
カモノハシの性染色体の話は初めて知った。
とても興味深い。
※11
性染色体が多いといっても
多様な組み合わせで半陰陽的な中間層が多く出来る訳でなく、
生殖細胞の減数分裂時には
複数の染色体が集まり、1本の染色体鎖を作って
XXXXXやYYYYYみたいなセイ子が生じるらしい。
これら一体の染色体のうち
性決定遺伝子がどこにいくつ含まれているのか
詳細はまだ研究中だそうで。
ちなみに、鎖の末端にある最大のX染色体は
ヒトのX染色体と共通の祖先による相同性がある一方、
反対の末端付近は鳥類のZ染色体と相同性があるとのこと。
(卵やクチバシってそのへんが影響してるのか…??)
「葉緑体を持っていて、光合成ができる」これって、動物の進化の次のステップなんじゃないかという気がする。
もともと、動物が活動できるようになったのは、体細胞の中に酸素と炭水化物(グルコース)を使って、化学エネルギーを生み出して細胞を動かすエンジンの役割を果たす、「ミトコンドリア」が取り込まれたからだけど。
そして、その逆の葉緑体を取り込んだグループが植物になる。
そして、この「エリシア・クロロティカ」は動物でありながら、葉緑体を持ち光合成を行い、しかも葉緑体を受け継がせる遺伝子を持つ。
これでもし、葉緑体そのものが子孫に受け継がれれば、細胞中に葉緑体とミトコンドリアを両方持つ完全なハイブリッド生命体の誕生になるだろう。
そういえば、シドニアの騎士には葉緑体を取り込んで光合成ができるようになった、未来の人類が描かれていたっけか。
※12
二瓶勉「シドニアの騎士」の光合成できる人間は肌の色も普通で葉緑体による光合成だとは明記されてないんだけど、士郎正宗「ドミニオン」に出てきた娘は肌も緑色で明らかに葉緑素による光合成をしてたね
陸に上がった魚が爬虫類みたいな顔してて、進化論の一片を垣間見た気がした
※13
彼らの子孫が一万世代くらい残れれば両生類みたいになってるかもしらん
カモノハシって卵なんだ!そう言えばカモノハシについてよく知らないや。
なんとびっくり、カモノハシのゲゲボクイズ。
バセンジー、巻しっぽが可愛いな!!
おのおの価値観を揺るがすレベルのものすごい新発見なんだけどまとめてこられると一つ一つの感動が薄れるw
マンボウ以外にも冷血動物の仲間のはずなのにプチ温血の動物ってちょいちょいいるよ。
マグロとかオサガメとか
>寒さに弱い為冬の散歩には配慮が必要だ。また、腸が弱く下痢を起こしやすい上、貧血になりやすいため注意する必要がある。
ちょっと虚弱体質すぎませんかな
※19
腸が弱いのは遺伝的な要因もあるそうだが、
やはり下痢は冬場や梅雨など冷える時期に多いらしい。
暑い国の動物を、気候が全く異なる日本へ持って来たら
そうなるのは犬のせいじゃない。
逆にハスキー犬など寒い国の品種は、
日本の夏だとぐったりしていることが多い。
※19
犬のせいではなく、品種改良に走った人間のせいだけどね
カモノハシは鳥と爬虫類の要素を持つハイブリッドな哺乳類だったのか
スゴイなあ
アカマンボウが不思議じゃなくて
数十億年の進化の中で魚がなぜ温血に進化しなかったのかが不思議だ
光合成のエリシアたん、
色が赤黒かったら放送禁止ではないのか?
波が怖いって、有明海ご在住のムツゴロウさんやさんやトビハゼさんみたいな感じ?
驚嘆すべきはカモノハシの異端児っぷり(๑•́ω•̀๑)
どれも進化の途上で迷走してしまった芸人みたい
子供の頃うちの近所にもバセンジーぽい犬がいたの思い出した
立ち耳巻き尾の中型犬で日本犬より短毛でワンワン吠えてるの見たことない
まあ北海道の中でもかなり寒冷な地域なのに昭和だったから外飼いで
寒さに弱い犬種には思えないし、それっぽく見える雑種だったんだろうけど
しかし、たまらない形だな TOP画
ニャムニャムはバセンジーの有色部分をクリーム色にしたような感じの姿をしてます。
地域限定種で絶滅の危機にあるらしいです。
「腸が弱く下痢を起こしやすい上、貧血になりやすいため注意する必要がある」
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俺もだ!
やっぱりこれは進化の歴史をその姿に留めた生き物たちだよな
ハイギョみたいな
暑いのが苦手な犬種はよく聞くけど、暑い国が原産の犬は異国だと寒さで体調を崩しちゃうんだな。当たり前っちゃ当たり前か
魚の血が冷たいっつうのは初めて知ったw
光合成といえばデスラー総統について書いてる人がいないね。
昭和はとおくなりにけりw
寒い冬の日、あえて温かいキーボードに座らない猫。
学者 「これまでの我々の常識を打ち破る新種を発見!」
なんだ?この世界……
犬に関しては人が交雑させたんだから多様性って言葉あてがえるには相応しくないよな
使役する都合で動物としての素養消しただけなんだし
ラテン語だとオルニトリュンクス・アナティヌス~
>鳥と爬虫類のDNAが含まれている
よく意味を分からずに書いているだろw