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10.巨大な胃を持つ魚 〜クロボウズギス〜

オニボウズギスに餌の好みはなく、自分の体長の2倍・体重の10倍もする餌を飲み込むことができる。オニボウズギスの胃はとても伸縮性があり半透明なため、胃の中で消化されている餌を見ることができる。

9.光合成 〜ウミウシ〜

さらに驚くことに、エリシア・クロロティカは藻類から遺伝子を奪い、自分の葉緑体を創り出すことができるのだという。
8.脅威の再生能力 〜プラナリア〜
プラナリアは、淡水に生息している扁形動物であり、驚くべき再生能力を持つ生き物である。プラナリアの頭を切っても、切ったところからまた新しい頭が生えてくる。これだけでもすごいことなのだが、研究者らはこの新しく生えた頭に、切られる前の時の記憶が残っていることを発見した。通常プラナリアは光を避けるのだが、ある研究チームは訓練を施し光に耐性を持つプラナリアを用意した。その後プラナリアの頭を切断した。切断して2週間後、プラナリアは頭を再生しただけでなく、なんと切断される前と同じく光耐性を持っていたというのだ。いったい何故このようなことが起きたのか?その理由は分からないままだ。プラナリアのDNAに変化が起きたのか、それともまだ知らない何か仕組みがあるのだろうか。
また別の研究チームは、プラナリアの一個の細胞が体全体を再生できる能力を持つことを発見した。プラナリアに放射線を浴びせ、組織を破壊し、細胞が正常に分裂できなくなるようにした。その後、別の成体のプラナリアから取り出した1つの細胞を注入した。注入された細胞はプラナリアのどの部分も再生できたという。このことから、成体のプラナリアが持つ幹細胞はどの部分にも分化することができ、分化できる先が制限されているヒトの幹細胞とは違うことが示される。
7.ゴムゴムの実の能力 〜ヌタウナギ〜

ヌタウナギは餌を狩るとき、魚の堀った穴を探す。魚が隠れている穴を見つけると、穴に頭から突っ込み魚を捕まえる。しかし、体の後部を固定せず穴の中に頭突っ込み採ろうとしても。逃げようとする魚をうまくとらえる事ができない。そこで、ヌタウナギは体の後部をちょうちょ結びにして、結び目を魚の穴より大きくする。こうすることで、穴に入った時後部が固定され、魚を捕えやすくなり、穴から出やすくなるのだ。
また、ヌタウナギはこの能力を使って、簡単に逃げることもできる。尻尾を捕まれると、ヌタウナギはちょうちょ結びをつくる。そして、ちょうど捕まれている所で結び目を作り、そこを押し出すようにして逃げるという。
6.自らの体を液化する能力 〜ナマコ〜

その後安全な場所に着いたら、もう一度体を再生することができる。この能力はかなり高度な技であるため、時には溶けた後再生せず死んでしまうこともある。
5.木に登る能力 〜トビハゼ〜

このトビハゼはエラの周りの小さな袋を発達させ、私たちが空気を使って呼吸するのと同じように、水中で呼吸している。満潮時に水につからないよう木の上に登っている。
4.水中のスナイパー 〜テッポウウオ〜

テッポウウオは、餌の対象が小さく暗闇の中でも、威力を衰えさせることなく正確に捉え打ち落とす。上あごにある溝に舌を押し付けて、水を勢いよく飛ばしている。一度に口の中にある水を出すこともでき、何回かに分けて出すこともできる。
3.イソギンチャクを武器として使う 〜キケブカキンチャクガニ〜

さらに武器として使用したイソギンチャクは、食糧として有効利用される。イソギンチャクから食べ物をもらい、またイソギンチャクの消化系も利用し、イソギンチャクが食べ終わったものも取り出して食べる。さらにイソギンチャク本体もこの後おいしくいただきました。となる。リサイクルとか地球にやさしいの一歩上をいくカニなのである。
2.自らのオーラを消し去る能力 〜カイゾクスズキ〜

さらには完全に、自分自身の存在を消すことで餌を容易に捕食することができるという。研究者たちはカエルや甲虫に生息地となる池を選ばせた。甲虫とカエルは天敵となる魚がいる池を避けたのだが、カイゾクスズキが生息する池だけは避けることができなかったという。
カイゾクスズキがどのようにして自分から出る化学的な物質を隠したり、自分の姿を擬態させているのかはっ判明していない。とにかくカイゾクスズキは他の魚ができないような方法を使って、自分自身の存在をばれないよう隠しているのは確かだ。
1.水中から飛んでいる鳥を狩る 〜ムベンガ〜

中でもすごいのが餌を狩る能力だ。つい最近、研究者らはムベンガが鳥をとらえるところを記録した。多くの魚は水に浮いている鳥を食べるが、ムベンガは違う。この魚はなんと空中を飛んでいる鳥を捕えようとしたのだ。詳しくは上の動画を見てほしい。アフリカでヘリコプターを使うときはムベンガがいる所は要注意かもしれない。
via:listverse・原文翻訳:Copris
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コメント
1. 匿名処理班
カーズ様はこの記事を読んでからジョセフと戦うべきだったな
2. 匿名処理班
3の蟹の説明おかしいのでは?
右側からつかめるようにする。こうして、右側の鋏に武器ができる
→適切な角度でつかんではさみについた純正の武器のようになる
あとイソギンチャクは食ったもの奪われるけど本体は食わないようですよ
3. 匿名処理班
どれも面白かったです。
こういう不思議な動物、珍しい動物系の記事を沢山見たいです。
4. 匿名処理班
これはテラフォーマーズの作者にとって有用な情報ですな
5. 匿名処理班
>私達が良く目にするのは、このような状態になって海面に上がってきたオニボウズギスである。
いやいや、見た事ねーからこんなのwww
6. 匿名処理班
ムベンガ怖ええ
7. 匿名処理班
トビハゼってテラフォーマーズのGに似てるな…
8. 匿名処理班
トビハゼって瞬きするんだな・・・
もしかして、初めて陸上に進出した魚類の姿を留めている生物か?
9. 匿名処理班
一回溶けてから再生するとかナマコ凄すぎてトビハゼが木に登れるとかすっごい霞む
10. 匿名処理班
カイゾクスズキ初めて知った。
ゴリアテタイガーはさんざんネタになったけどやっぱり化け物だね。
11. 匿名処理班
9番目
確かにウミウシの写真だが(裸䚡目のリュウグウウミウシの仲間)、
エリシア・クロロティカ(Elysia chloroica)は嚢舌目だ。
「目」レベルで違うグループだよ・・・・
12. 匿名処理班
3番目
イソギンチャクをハサミ脚にもつカニは何種かいるが、
いずれも特異性があったはず
その共生関係に至る過程はまだ判明してないのでは??
そもそもカニが自分で捕まえてみて、
その上で判断しているなんて話は初めて聞いた
13. 匿名処理班
ヌタウナギの画像がアシナシイモリだね
14. 匿名処理班
初耳の話は4つだなー
ウミウシの光合成は驚いた
カイゾクスズキは凄いのか凄くないのかよくわかんね・・・
てか肛門の移動なんの意味があるのか書かれてなくて、そっちのほうが気になる
顎の下に肛門が移動していったいなんのメリットが??
15. 匿名処理班
そのシャシンプラナリアじゃなくてコウガイビルやろ。
16. 匿名処理班
確かプラナリアって、わざわざ切らなくても自ら分裂して個体を増やしていくんですよね。
17. 匿名処理班
ヌタウナキはちょうちょ結びではなく、8の字結びでは?
18. 匿名処理班
※18見てElysia Chlorotica検索したら全然違ったのでこれも差し替えたほうがいいと思います。見てない人は画像検索すべき!
つかこれ日本語訳だけじゃなくて元記事も酷かったのね…いいネタなのに勿体ない
19. 匿名処理班
俺の同級生は唾液腺から直接つばを水鉄砲みたいに飛ばせたぞ
20. 匿名処理班
光合成できる動物は今後流行る(はず)
21. 匿名処理班
俺も2番の自らのオーラを消し去る能力あるよ
22. 匿名処理班
カイゾクスズキって見た目も能力も地味…だけど、ステルス能力って思うと、すげ〜。
23. 匿名処理班
体が再生できたり、光合成してたり、オーラ消せるとか、まるでピッコロだね!
24. 匿名処理班
プラナリアの断片から脳まで再生する遺伝子の名前がノウダラケなんだってさ
25. 匿名処理班
プラナリアのはノウダラケ遺伝子か。ノウナシ遺伝子もあるんだっけ?
26. 匿名処理班
ギンチャクガニがもつイソギンチャクって
単体で見つかったことが無いと聞いた覚えが?
27. 匿名処理班
なまこが内蔵出して逃げるのは知ってたけど
自分の体を溶かすとか知らなかったわ…しかも溶かしすぎて戻れなくなるとか…w
28. 匿名処理班
ちょうちょ結びがどんな物だか知らない模様
29. 匿名処理班
エリシア・クロロティカってそのまんまアニメキャラに付けられそうな名前だなぁ
30. 匿名処理班
ヌタヌタの実か?
31. 匿名処理班
[3]のキンチャクガニの話は、
いろいろ問題ありそうですよ。
鵜呑みにするのはまずいよ
32. 匿名処理班
ナメックセイジン「仲間がいた」
33. 匿名処理班
ちょうちょ結びではないけど動きがぬるっとしててすごいな
34. 匿名処理班
サイバイマン『ナカマ』