人間心理をうまく利用して困難な状況を切り抜けたり、対人関係で優位に立てる、6つの心理的ライフハック

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　「人間だもの」。と相田みつを先生がおっしゃる通り、そういう風にできているのが人間なわけで、心理的作戦を用いられると気が付いたときには相手の手中にはまっていたりする場合もある。逆にそんな習性を知っていれば、こちらも優位にことが運べる場合もあるわけだ。

　ここでは人間心理を利用した6つのトリックが紹介されている。試しにやってみるのもいいだろう。もちろん自己責任でのお話だけども。

1.本当に隠したいものがあるときは、相手が探していたもので、見られてもまだましなものを目立つ場所におこう

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　人は、自分が探しているものを優先的に注目する傾向がある。それが見つからないとなると、他のものにはまったく目がいかなりそれのみを追い求める。なので何か隠したいものがあるとき、相手が興味をもちそうなもので、これまで見せることのなかった、見つかっても良いものを目立った場所に置くようにしよう。相手はあなたが本当に隠しているものには注意を向けないだろう。

　この心理を裏付けるエピソードが、まだ壁があった時代のベルリンで起きた。毎日、ひとりの密輸業者が、自転車の荷台に砂袋をのせて、東ベルリンと西ベルリンを行き来していた。壁の検問所の護衛は、男が来るたびに砂袋を切り開いて中身を検査したが、いつも何も見つからずにそのまま通した。そして夜になると、男はまた壁の反対側に戻っていった。男が自転車を密輸していたことに、誰も気づかなかったのだ。

2.翌日にやることを忘れない為に部屋に違和感を作っておく

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　翌日に何か忘れずにやらないといけないことがあるなら、寝る前に部屋をいつもと違う状態にしておこう。たとえば、授業に出かける前に教授にメールをしなければいけないとき、DVDを床に放置しておく。次にそれを目にしたときに、「なんでこんなところに……あ、そうだメールしなきゃ！」となるはずだ。

3.一点を見つめたまま記憶を探るのは難しい

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　1. 私の目を見てください。視線は絶対にはずさないで。

　2. 3日前のお昼に何を食べたか教えて。

　おそらく、相手は答えられないはず。人は一点を見つめたまま、記憶を探るのは困難だとされている。

4.相手の答えを引き出すには黙って静かにじっと待つ

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　質問をしたのに、部分的な答えしか返ってこなかったら、不機嫌な顔は見せずに、ただ静かに黙って待ってみよう。ほとんどの場合、より納得のいく答えがその後に続くはず。

5.やましいことがあるときはむしろ堂々と

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　犯罪とまではいかないものの、後ろめたいことがあり、人のひんしゅくを買いそうな局面をうまく切り抜けたいときは、相手のいる場所に堂々と出ていくこと。

　けっしてきょろきょろしたり、立ち止まったり、困惑したような表情を見せたりしないこと。そうすれば、10回のうち9回は誰も問いただそうとはしてこないだろう。この方法で、さまざまな状況を切り抜けられるはず。

6.名前を聞き出したい時は、ペンと紙を渡してみよう

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　ペンと紙を黙って渡されると、ほとんどの人は真っ先に自分の名前を書くという。これはアメリカでの話なので、日本だとどうかはちょっとわからない。

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