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オカルトと科学。悪魔祓いが心理学的に良い効果をもたらす可能性(米研究)

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(著)

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 悪魔祓い(エクソシズム)とは本来邪悪な何かに取りつかれた人間を救うために行う儀式だ。近年、何世紀も繰り返し行われるこの儀式が、実際に精神面への治療としての効果があるのではないか?という新しい見解がある。

 特にこれらの治療は宗教に強い信仰心を持つ人間や、悪魔に取りつかれたという強い想いがある患者に効果的だそうだ。いわゆるプラセボ効果なのかもしれない。

世界各国に昔から見られる「悪魔的存在」と「お祓い」

 この理論は未だ卓上の理論でしか無いがあながち否定はできない。米メリーランド州の精神科医、ラルフB.アリソン氏はこう語る。

 悪魔祓い、そして悪魔の存在は我々の知るどの歴史・時代にも存在している。悪魔等の邪悪なこの世の者でない存在に憑依されてしまう、という考えは宗教や文化を問わず存在している。そして同様に、これを「祓う」行為も存在している。

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思い込みによる脳の錯覚が憑依現象を引き起こす可能性

 近年、数々の研究により、これらの憑依現象は実際に起きているのではないかと言われている。

 患者は何らかの理由で本当に悪魔に憑依されているという「強い思い込み」が、脳に錯覚を起こさせ、実際に体に異変をきたすのだ。

 ここで「悪魔祓い」が必要となってくる。言ってみればプラセボ効果のようなものなのだが、そこに精神医療が入ってくるのだ。

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除霊が効果をもたらす理由

 本当に悪魔に憑依されているのかどうかは問題ではない、むしろ問題なのは患者自身が「憑依されている」と信じてやまない点にある。

 悪魔祓いは患者に力や希望を与え、患者の精神病を治す上で必要な行為なのかも知れないという。

 心理学者カール・グスタフ・ユングも悪魔の存在には否定的で、憑依についての考察は宗教を抜いた上で唱えられている。

 その中でユングは悪魔による憑依現象を否定しつつも、「患者はそれでもなお、体外からの何らかの邪悪な感情に自我を支配されている状態は存在する」としている。

 つまり、悪魔などの憑依現象は患者自身の想像上の産物だとしているわけである。この際用いられる悪魔祓いは、「除霊された」と信じ込ませる事が重要なのである。

 悪魔の存在はおいて、これらの考えは「ポゼション・シンドローム」と呼ばれていて、心理学的には「解離性同一性障害」「双極性障害」、「統合失調症」と言う人も居る。

 しかし、悪魔に憑依されていると信じてやまない人間にとっては「悪魔祓い」という儀式は患者が恐怖に打ち勝つために必要な治療の一つとなりうるのは確かなようだ。

via:knowledgenuts written by riki7119

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この記事へのコメント 25件

コメントを書く

  1. エクソシストってそういうこと踏まえてのことじゃなかったっけ?

    • +2
  2. 偽薬も医療行為として効果あるんなら、悪魔祓いも効果ありなのかも

    • +2
  3. 「自己暗示をとく」のに「権威のある人の力を借りる」のは有効だよな

    • +1
  4. たぶん、宇宙人に脳に何かを埋め込まれたり、電波で攻撃を受けていると感じている人たちの多くも、昔だったら悪魔に憑かれたと思ってた人たちなんだろうね。
    悪魔祓いの作法は確立してるし、それを裏付ける権威もしっかりしてるけど、宇宙人祓いとか確実な電波の遮断ができるとみんなが信じることができる共通の方法はない。
    自分を操る悪いものは悪魔だと思ってる人の方が予後はよさそうだなー。

    • +5
  5. 人間ってのは、良くも悪くも自分の見たいモノを見る生き物だからなぁ
    悪魔がいると信じ込んでしかも憑依されてると信じ込んだら、体に悪い影響を受ける可能性は確かにあるし、ソレを儀式や宗教によって取り去ったと思い込ませたら良い結果に繋がるっていう可能性は確かにあるわな
    問題は、病院に連れて行くべき状況になっても悪魔払いに固執して、死亡させる事例が幾つかあることなんだけどね

    • 評価
  6. 想像で妊娠して妊婦腹(中に誰もいない)になる難易度に比べたら
    想像で悪魔に操られる難易度は入門編レベルだと思う。

    • +4
  7. そういうこと。宗教の悪い側面ばかりとらえて否定する人が多いけど、それ宗教ってもんに対してあまりに未成熟だわ。
    かれら宗教とはこういうものだ!っていう極論にも近い結論ありきで語り出すから、それこそカルト教の信者と変わらん事に気付いてない。
    盆に墓参りしたり、厄払いしたり、神様に軽く祈る人等の方が無意識に、それでいてよっぽど熟成した姿勢で宗教と上手に付き合ってる。別に難しい事でもないだろうにな。
    変に知識貯め込んで未成熟な思考に染まるとか知識の使い方間違ってるぜ。

    • +4
  8. 前、本で読んだことがある。トレイシー ウイルキンソン『バチカン・エクソシスト』だったかな?
    イタリアでは精神科医が診察して「通常の方法」では治らない場合、悪魔祓いを行う。
    一度やれば治る患者もいれば、週一で祓わなきゃいかん患者もいるそうな。
    面白かったのは神父の立場もバラバラだったこと。
    「悪魔祓いをもっと広めるべきだ!」と言っているカトリック教会非公認の神父がいる一方で、
    「もう悪魔祓いなんてやめたい。でも、これを必要としている人がいる」ということで嫌々やっている人もいるとか。

    • +6
  9. 初詣などの寺社参拝で「神・妖怪・霊とか天国・地獄なんて嘘っぱちだ。」と心の底で思っていても、参拝した後なんか力が付いた感じがするよね。

    • +6
  10. 旧約聖書内では、神が人間を殺害した人数は約3000万人
    サタンが殺害した人数は、10人・・・・

    • +2
  11. 悪魔に取り付かれてると思っていなくても効果があるのかな

    • -3
  12. 「はーあ、最近肩が凝りぎみだから帰りに悪魔祓いでも寄ってくか…」

    • 評価
    1. ※16
      その場合はそもそも悪魔祓いしないでしょ
      まあ効果ないだろうね
      牧師とか神父とか神主って、今でいうカウンセラーみたいなものだからな。
      自分が精神科通っててわかったけど、予防療法として、宗教は有用だと思うよ。
      教会で懺悔して許されたり、相談できる相手(神職)がいるってのは親しい人が少ない、孤独な人にとって凄く心強いことだと思った。
      自分はやるつもりないけど。

      • +2
  13. お祓いだけど自分が悪いことを考えたのは悪魔のせいで自分が悪いんじゃないって責任逃れができるからだってなんかの分析で見たな
    プラシーボ効果もあるだろうし

    • +1
  14. 生命体は受信機じゃないかと思うことがある。
    精神や思考は脳の中にあるのではなく、形而上的な
    世界の中に雲のように浮かんでいて、例えば人間が
    何かを考えているとき脳はその雲にアクセスしていて
    その雲の思考を読み取っているのではないか。
    人間は自分を世界から独立したひとつの個体だと思って
    いるけれども、精神体の雲の世界から見たら人は3次元の
    物質世界のなかに伸びている無数にある探針のひとつ
    なのではないか。邪悪な精神が存在し、そこにアクセスした
    人間が支配されてしまい、その状態を憑依と呼んでいる
    のではないか。古代人のアニミズム的世界観は案外正しい
    のではないかと、このごろ思う。

    • +4
  15. 日本でいうところの「キツネ憑き」だな。全くの異文化なのに、呼び名が違うだけでほとんど同じような事をしてるってのは興味深いな。

    • -2
  16. 「多重人格者」や「UFOに拉致された人」はアメリカに圧倒的に多いわけだが
    こういう悪魔に憑かれるのも一部文化圏の傾向ではないのだろうか?
    まあ、人類はその起源から、闇を見てそこに何かを感じとっていたわけだし、
    悪魔憑きは世界的に普遍的である可能性は高いか。

    • +1
  17. 日本でも厄落とし、お祓いと、盛んでしょ。
    まわりの人見てる限りだと効果大きいと思う

    • 評価
  18. しっかしパルモは何処から毎回こんな悪趣味な情報を仕入れて来るんだ?、スゲー調査力だ。尊敬する、その力欲しいわw。

    • -1

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