6年間連れ添ったゲイのペンギンカップル、やり手の未亡人ペンギン（メス）に間を引き裂かれる

　アメリカのサンフランシスコ動物園にあるペンギンアイランドでは、50匹以上ものペンギンたちが仲良く暮らしている。

　中でもオス×オスのゲイカップル、ハリーとペッパーは、とても仲睦まじく、6年以上に渡り一緒に巣をつくり、常に行動を共にしていたそうだ。

　動物園側でも彼らの仲は公認で2羽に卵を与えた。巣でその卵を温めあう2匹の姿はとてもほほえましく、来園者にも大変人気だったそうなのだが、ここにきてこの2匹が破局を迎えてしまったという。

　その原因は、最近夫を亡くし、未亡人となったメスのペンギン、リンダの存在だ。

メスの未亡人、リンダがハリーにアプローチ。そしてカップルは破局へ

　リンダがハリーにアプローチを仕掛けたそうで、ハリーもうっかり心がなびいてしまった。今ではハリーとリンダは仲良く巣を作り、一緒に暮らしているのだという。 Gay Penguins Harry [Now Bisexual] and Pepper Split Over Female Penguin Linda

　ペッパーとハリーの激しい争いにいたたまれなくなくなった動物園側では、ペッパーを別のコロニーに移動させたそうだ。

　現在はペッパーも元のコロニーにまた戻ったそうだが、ひとりぼっちでポツンとしているペッパーの姿は見ていて痛々しく、ペンギン界のパワーバランスも崩れる心配があると、動物縁側では危惧しているという。

　仲むつまじかったころのペッパーとハリー Harry and Pepper

リンダはカップルの夫を誘惑する常習犯

　リンダが他の男を奪ったのはこれがはじめてではないそうで、数年前、リンダは夫がいるにもかかわらず、妻を亡くしたばかりのフィグというオスペンギンにアプローチをかけ、最終的にはフィグと一緒に暮らすようになったのだとか。

　リンダは三角関係とかが大好物らしいと、動物園側では語っているそうだ。

　リンダ。　恐ろしい子・・・

　ペンギン界も、人間界同様いろいろ大変なんだね。動物園という狭い世界にいるペンギンの場合には、自然界のペンギンよりも人間に近いいろいろな人間模様（ペンギン模様）が展開されているわけなんだね。

Nothing To Do With Arbroath: Male penguin couple splits over widowed female
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