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ディズニーを満喫中の介助犬だが、飼い主の異変だけは絶対に見逃さなかった

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(著)

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Image by pixabay / DJB_Images
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 アメリカのディズニー・ワールドで、アトラクションのボートの最前列に乗り、移り変わる景色や水の流れを楽しんでいた介助犬だが、自分の役目を忘れることは決してなかった。

 黒いラブラドール・レトリバーのオジーは、突然鼻をクンクンさせると、飼い主の体に前足や鼻を押し付けた。

 オジーは人間の血糖値の変化を嗅ぎ分けて知らせることができる介助犬だ。

 どんなに楽しい時間であっても飼い主の異変を見逃さず、冷静に使命を果たし、飼い主の危機を救ったのだ。

ディズニーを満喫中の犬が突然鼻をクンクン

 ジョージア州アトランタで暮らす女性は、介助犬の黒いラブラドール・レトリバーのオジーを連れ、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドを訪れた。

 4つの温室をめぐり最新農場を見学するボート型アトラクション「リビング・ウィズ・ザ・ランド」に乗って楽しい時間を過ごしていた時のこと。

 ボートの最前列に座って、興味津々で景色を見ているオジーの姿が可愛らしく、女性はスマホで動画を撮影し始めた。

 ところがオジーは急に鼻をクンクンと動かした。しきりに周辺のニオイを嗅ぎ始めたのだ。

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Instagram@ozzieonthemove

飼い主の異変だけは見逃さない。前足と鼻先で合図を送る

 異変を察知したオジーは、前足で女性に触れて注意を引いた。そして、自分の鼻先を女性の体に優しく押し当てる仕草をした。

 実はこれ、飼い主に血糖値が変化したことを知らせる合図なのだ。

 オジーは、人間の血糖値の急激な変化を感知して知らせる「糖尿病警告犬」としての訓練を受けている。

 前足と鼻先で触れる小さなアピールは、飼い主の体に危険が迫っていることを知らせるサインとして教え込まれた行動なのだ。

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Instagram@ozzieonthemove

どんな時でも血糖値を嗅ぎ分ける鋭い嗅覚

 オジーが警告を発する直前、女性の血糖値は72mg/dlだったが、オジーが鼻を押し付けてきた時には、すでに65mg/dlまで低下していた。

 アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の基準では、血糖値70mg/dl未満は対策が必要な低血糖とされている。 

 糖尿病警告犬は、血糖値が変化した際に人間の汗や呼気から放出される成分の匂いを嗅ぎ分けている。

 英ケンブリッジ大学の研究によると、人間の血糖値が急激に低下すると、呼気に含まれる「イソプレン」と呼ばれる微量な化学物質の量が通常の約2倍に増加するという。

 人間の数万倍とも言われる嗅覚を持つ犬は、人間にはわからない微かな匂いの変化でも嗅ぎ分けることができるのだ。

アトラクションに夢中でも飼い主を救う使命を果たす

 オジーはアトラクションに夢中だったにもかかわらず、自分の使命を忘れることはなかったのだ。

 この動画を見た人々からは、発作の兆候を匂いで感知する犬の能力に感嘆の声が上がっている。

 娘の友人の介助犬が大学の授業中に見知らぬ他人の低血糖を嗅ぎ当て、病院での診断につながったというエピソードをコメントした人もいた。

 数秒前までディズニーの世界でボートを満喫していたオジーは、いざという時にパニックを起こすことなく、冷静かつ正確に飼い主に知らせ、命を救う行動をした。

低血糖症の女性はこれにより、緊急処置が必要になる重篤な状態になる前に、自分で糖分を補給することで、血糖値を回復させることができる。

 役目を終えたオジーはご褒美のおやつをもらい。またボートの旅を楽しんだ。

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この記事へのコメント 14件

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  1. わんこかしこいねえかわいいねえお仕事ちゃんと忘れなくてえらいねえ尊いねえ…(己を恥じて自ら処するおじさん)

    • +22
    1. おじさん いつも消えたりしてるけど頑張って生きててwww

      • +8
  2. 賢い、賢すぎる
    そしてかわいい
    低血糖怖いからねえ

    • +12
  3. 偉いなぁ…もしかしたら、犬はのんびり散歩って訳にならなくて、ずっと気を張っていなきゃいけない状態だとすれば可哀想な気がする。
    ものすごい訓練をして飼い主のもとに来たんだろうか…
    飼い主は犬を大事にしてあげて欲しい

    • +5
    1. オジー君は介助犬の訓練を受けてきたプロフェッショナルなのです

      • +15
      1. そうだったんですね!介助犬として特別なトレーニングを積んできたプロだったんですね。
        勝手な思い込みで心配しちゃってごめんなさい!教えてくれてありがとうございます。
        飼い主さんのパートナーとして誇りを持って仕事してるんだね。

        • +3
  4. 癌を嗅ぎ分けられるわんちゃんの存在は知っていたけれど、血糖値までわかっちゃう子がいるの!?
    すごい!

    • +16
  5. す、すごすぎるなこの介助犬。犬の嗅覚って血糖値の低下までわかるのか。
    高血糖はかなりとんでもない値でも即座に命に関わることはない(予後はヤバい)けど、
    低血糖はマジで即死だからな…

    • +11
  6. くつろぎながらも飼い主さんの異常を知らせご褒美をもらい満足気な姿がかわいいですね。
    リンク先を見るとサビ猫っぽい三毛猫のパイパーもいて、こちらも味がありかわいいです。
    血糖値は機械でも測定できますが、低血糖で倒れる場合もあるでしょうから、
    相棒のオジーがいることで心強いのかも知れませんね。

    • +12
  7. 高スキルのキャリアドッグ(?)だけれど直前まではアトラクションを楽しんでいたのかな と思うとほんわかする

    • +7
  8. 低血糖きついもんな、脂汗がだらだら出てきて動けなくなる
    処置(例えば飴玉を舐める)が遅いと血糖値がなかなか回復せずにつらい時間が続く

    • +10
    1. 糖分補給しようにも、動けなくなったとき一人きりだと詰むよね
      そうなる前に知らせてくれるとは、なんて賢いわんこだろうか
      いつも側に看護師さんが付いててくれてるみたいな感じで羨ましい

      • +3
  9. そんじょそこらの人間よりよっぽど上等だな

    • +2
    1. ほとんどのわんこは
      ほとんどの人間より
      ずっと天使だからね……

      • 評価

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