この画像を大きなサイズで見るイギリスは、ヨーロッパで初めて、培養肉を使ったペットフードの販売する認可を与えたそうだ。
ペット用培養肉の販売を認可されたのは、英国に拠点を置く「Meatly(ミートリー)社」で、同社は2024年後半には培養鶏肉の販売を開始し、3年以内に産業規模にまで拡大する予定だという。
培養肉は動物の命を奪うことなく、細胞を培養することによって作られるため、動物の犠牲を減らせること、地球環境への負荷が低いことなどから注目を集めている。
犬は本来雑食で、猫は肉食なため、やはり肉を食べさせることが必要だが、できることなら地球や動物に優しいペットフードを、と考えている人にとっての1つの選択肢になることが見込まれている。
動物と環境にやさしいとされる培養肉
ミートリー社の培養肉は、ニワトリの卵から採取された少量の細胞から培養される。
これを培養器に入れ、温度や酸度などを管理しつつ、ビタミン・ミネラル・アミノ酸といった栄養を与える。こうすることで、やがては立派な鶏肉に成長する。
わざわざ食肉を人工的に培養しようというのは、畜産を含む農業が環境に与える負荷が無視できないものだからだ。
農業・園芸開発委員会(AHDB)の試算によれば、農業から排出される温室効果ガスは世界全体の最大8.5%を占めるという。さらに農業による土地利用の変化(森林伐採など)に起因するものも、14.5%に達するという。
ペットフードがそうした排出量のどの程度の割合を占めているのか不明だが、決して小さくはないとする研究もある。
2022年にnature誌に発表された研究によると、ドッグフードとキャットフードのCO2排出量は、ウェットフードなら1000kcalあたり33.56kg CO2当量、ドライフードで4.25kg CO2当量だという。
また、米国内で見ると、ペットフードに起因する排出量は、米国の食肉生産にともなうCO2排出量の25~30%を占めるという研究結果も報告されている。
培養肉は動物の命を奪うことなく、肉が必要なペットに肉を供給することができるし、地球環境にもやさしいことから、ペットフード用の培養肉は魅力的な選択肢になるといわれている。
ペットの飼い主たちは、愛犬や愛猫の健康を第一に考えています。そして他の動物たちや環境のことも考えている人もいます。私たちは、そうした人々の需要を満たせるペットフードを開発できたことをうれしく思っています。
消費者に新たな選択肢を提供するという使命、愛するペットに必要な栄養分としてのお肉を与えられるようにするという使命を今後も追い続けます(ミートリー社 オーウェン・エンザーCEO)
この画像を大きなサイズで見る培養肉は抵抗があるという意見も
こうした優れた点にもかかわらず、人々は必ずしも養殖肉の受け入れに積極的ではない。ヨーロッパでは、培養肉に反対する声も少なくないのだ。
例えば、昨年イタリアでは、自国の食の伝統や国民の健康を守るとして、培養肉の販売を禁止する動きがあった。
また、研究室で育てる培養肉のCO2排出量が従来の肉より大幅に上回るという研究結果(査読はされていない)も報告されており、そこまで環境にやさしくないのでは?という意見もある。
ただし、ペット用の培養肉についてはそれほど抵抗がない可能性もある。
2022年に英国で行われた調査では、お肉を食べている人のうち、培養肉を食べてもいいと回答したのは4割ほどだったが、ペットフードとしてなら8割が前向きだったのだ。
ベジタリアンでも、自分自身では培養肉を食べなくとも、ペットになら与えてもいいと半数以上(56~62%)が回答したそうだ。
References: Meatly / Lab-Grown Meat For Pet Food Is Coming To The UK In European First | IFLScience / written by hiroching / edited by / parumo













自分で食べる分には一切気にしないが、自分の飼育する生き物には絶対与えたくない。
自分で体調管理ができて、口が利けて、どこがどのように具合悪いと訴えられるなら話は違うかもしれないけど
特に飼育生物なんて決まったものを長く食べるだろうし、将来的に何らかの問題が発生する可能性がある物質は口に入れさせたくない
鶏肉がぶっちぎりで効率いいので、現状の培養肉は高級志向な人向けにならざるを得ないのよね。味もあまりよくないし。
ペットフードなら味はあまり関係ないしペットを飼える裕福層狙いで、企業の販売戦略としては悪くないのかも。
やれやれまた代用肉か。いつか本物の肉が食える犬になりてぇもんだぜ
値段は今までの倍よ(;^_^A
国から認可されてるなら最低限安全性は担保されてるだろうし培養肉も悪くないかもね
というか先月友達の家でマイクロブタと遊ばせてもらってから豚を食べる時の罪悪感がヤバい
いつか日本でも培養肉が出回ることになったら試しに食べてみようか…
培養肉は動物の命を奪うことなく、細胞を培養することによって作られるため、動物の犠牲を減らせること、地球環境への負荷が低いことなどから注目を集めている・・・ってホントか?
培養し製品化に要する電気などのエネルギーのコストや熱量は、自然な動物の生育に掛かるコストや熱量よりも多大な気がするが。
>>6
SDGs を謳ってると何も考えず「忖度してヨイショ」するのは、何も頭を使ってない証左と言えるので、気をつけたほうが良いと思うぞ?
>>9
何もヨイショしてなくね?むしろ付随するコストの懸念点を心配してるけど
>>6
培養肉を作っている会社の社長の講演を聞いたことがあります。
初めて作製に成功した培養肉の値段(=費用)は3000万円くらいしたそうですよ。
自分の猫には良いもの食べさせたいけど
食用肉になる動物のこと考えると選択肢が増えて嬉しい。
超加工食品と呼ばれるものとの差がわからないんだよな。加工品という点では培養肉みたいなのがその究極のはず。ファーストフードなんかが、油や砂糖などをふんだんに使用してることはわかるがそれだけを“超”加工食品と言われると「?」だし、と同時に培養肉などが肯定する論調はそれ以上に「?」でしかない。
ペットフードって専用の畜産物を育ててるわけじゃなく、人間用の食肉として加工・流通させる際の端肉や、健康面で問題を抱えて流通に乗せられない処分対象(あるいは既に死んだ物)、オスのヒヨコのように生育の価値がないものなどの有効活用になってる部分もあるんで、環境に優しいという主張は表面上を取り繕っただけの綺麗事にしか見えないな
もちろん、病死した家畜や殺処分対象を使うこともあるペットフードに対する不信感から培養肉という選択肢があってもいいとは思うけど、既存のペットフードを悪とみなすような流れが培養肉を選ぶ意識高い層に同時に生まれないかも心配だ
>>13
「ペットが食べる肉のために犠牲になる動物の数が減らせる」が
アニマルウェルフェアに寄与するとか地球環境に優しいとかっていう状態が既に歪なんよね
そこを突き詰めるとペットを飼うこと自体の是非が問題になってくる
「培養肉も買えない奴がペット飼うな」を言ってしまうと「そもそもペット飼うのが悪だ」が始まる
ペット産業がこれからも続いていくとするなら結局は種や個体間になんらかの線引きをし続けることになる
選別は繁殖でも飼養でも全ての段階に関わってくる
他の種・個体に比べて可愛い、珍しい、役に立つetcに値段を付けて成り立つものだから
「価値が高い動物のために価値が低い動物が犠牲になるのはやむをえない」
という価値観が(当然とは言わないまでも)ある程度妥当だと顧客に認められなければ事業としてやっていくことはできない
そう考えると培養肉が既存のペットフードよりメチャメチャ低コストにならない限り
それこそその辺に放置しておいたら無限に増殖し続けるくらいのブレイクスルーがない限り
「それ培養肉じゃないの?悪だよね~」が主流になることはないと思う
ごく一部のマウント大好き人がチョロっと出てきてペット肯定派からも否定派からもブッ叩かれて終わりじゃないかな
のら犬イチの国
将来動物性蛋白質が不足するのを見越して昆虫食すすめてたんでしょ
忌避感がより少ないなら培養肉の研究すすめた方が良いかと
とりあえずウチの子たちには食べさせたくない。
もちろん私も食べたくない。
そもそも偽物肉をペットが喜んで食べるかどうか、それが疑問なんだが。
フレーバー等でごまかすとかするの?
>>17
ドッグフードもレバーっぽい匂いつけてるしその辺は今と変わらんでしょ
そのうち普通の肉は食えない時代が来ると思うので
培養肉や代用肉の技術は発展させておきたい
コオロギ肉とか食いたくない
培養肉も生きているんです!
反対運動が起きる未来がチラッと見えました
人間ほどには味にこだわらないような気がするので本物との味の差という課題はなくなるし、
大量生産できなくても人間ほどには量を食べないから供給量が足りるし
高くても(人間に比べて)少量なら費用も抑えられるしペット用なら金払いがいい層もいるだろうし
ペット向けに売り出すのはよい目のつけどころかもね
まあこれは自分がペットと無縁で他人事だから(自分はホンモノを食べたい!)こその意見かもだけど