この画像を大きなサイズで見るオランダの法廷で、オオカミに対してペイントボール銃の使用が合法化された。
この動きは、オランダ東部のヘルダーラント州、ホーゲ・フェルウェ国立公園で暮らす野生オオカミが、人間を警戒しなくなったことを受けてのものだ。
人間がいても全く怖がらずに近づいてくるという。
こうした行動は友好的で無害なものと思うかもしれないが、野生動物は予想外の行動をする場合もある。公共の安全を守るためには、オオカミと適切な距離を保って共存するのが望ましい。
人間と野生動物の生息域を分けるべきであるという考えから、狼を傷つけることなく、恐怖を与えて遠ざける目的でこの措置が導入された。
とは言え誰が撃ってもいいわけではない。通報をうけた当局の職員の使用にのみ限定されている。
人馴れしてしまったヨーロッパオオカミ
オランダに生息するヨーロッパオオカミは、人間に対して警戒心が薄れ、不用意に接近してくるケースが増えているという。
どうやら人馴れしてしまったようで、人間がいても全く動じないばかりか、近づいてくることもあるという。
ヘルデルラント州のホーゲ・フェルウェ国立公園ではオオカミが人間の訪問者に対して全く恐怖を感じなくなっているそうで、SNSで共有された動画には、オオカミが家族のそばを驚くほど接近している様子が映されている。
オオカミを傷つけずに遠ざける方法としてペイントボール
近づいてきた狼に対し、大声を出したところで追い払うことができないという。
かといって唐辛子スプレーでは動物に危険すぎるため、ペイントボール銃で撃つ以外、安全にオオカミを遠ざける手段が見当たらないのだそうだ。
ただし誰でもオオカミを撃っていいわけではないようだ。あくまで”当局”が撃つことが合法であると判示されたと報じている。
ペイントボールは、主に野菜の色素を基にした無毒性塗料入りのペイントボールを、圧縮ガスを利用した銃で相手に向けて発射するもので、もともとはスポーツとして使用されるものだ。
この画像を大きなサイズで見るペイントボール銃のいいところは2つある。
1つは、少なくとも30mの距離から安全にオオカミを追い払えること。もう1つは、撃たれたオオカミには色がつくので、人間に近づきがちなオオカミを見分けやすくなることだ。
こうした人間を恐れないオオカミは、今のところホーゲ・フェルウェ国立公園だけであるようだが、今後どうなるかはわからない。
この画像を大きなサイズで見る野生動物と人間がうまく共存するためにはどうすればいいのか?
一時期は乱獲によって絶滅寸前まで追い詰められたヨーロッパオオカミだが、懸命な保護活動によって見事な復活を遂げた。
現在ヨーロッパでは2万頭のオオカミが生息しているとされる。
だが、誰もがその成功を諸手を挙げて歓迎しているわけではない。
たとえば畜産業を営む人たちにとっては、家畜に近づくオオカミは厄介な相手で、実際毎年6万5000頭もの家畜が被害に遭っているのだという。
そのためオオカミの保護を「厳格な保護」からもう少し緩い「保護」に引き下げるよう求める声もあり、欧州委員会はそれを検討しているとのことだ。
もちろん、かつてのようにオオカミが迫害されるようになることを懸念する意見もある。
自然の営みは決して単純なものではなく、たとえばイエローストーン公園では、オオカミが導入されたことで生態系が安定したという事実もある。
ゆえにオオカミをどのように保護していくべきかは、自然と人間の暮らしのバランスをどう取るべきか考えながら慎重に判断しなければならないだろう。
ペイントボール銃がオオカミの行動にどのような影響を与えるのか、こうした動きは他の地域にも広がるのか、これからも注目したいところだ。
References:Shooting ‘deviant’ wolves with paintball guns is legal, Dutch court rules | Wildlife | The Guardian / Netherlands Rules It’s Okay To Shoot Wolves With Paintball Guns | IFLScience / written by hiroching / edited by / parumo














「あ、こいつ弱いしノロいな」と認識したら次は襲うのが捕食動物だし油断できない。ペイントボールも色だけじゃなくスカンクのように超臭い成分を混ぜて「あいつらに手を出すとまずい」と思わせてみてはどうだろう。
オオカミをできるだけ殺さないのは数が少ないから?
数がコヨーテ(害獣指定)並みだったらまた対応違うのかな?そこが知りたい。
>>2
アメリカのイエローなんたら公園は
オオカミを絶滅させたことで鹿が増えて、
生態系がエライことになったらしいから
そのへんを考えてるとか?
適度な縄張りの主張はお互いの為よね
>>3
駆除対象になれば痛いでは済まないものね
これも一つの愛護だと思う
>>3
何事も一強独占は害悪しか生みませんものね
二強なり三強のバランスが大切だと思います
イヌみたいに人間に忠実になったりせんのかな?
>>4
一応、しないといわれてる。
赤ちゃんから育てても飼い犬のような信頼関係は築けないと言われてる。警戒心が半端ないそうで成長するにつれて野生が強く顔だしてくるんだとか。
一応って書いたのは今の所、それらしい関係を築いている方々もおられるので不可能ではないかもしれないが、ああいうのは極めて危険な関係にあるのだと自覚してる方がやるならまだ良いかもしれない。
だいたい命を失うのは、野生動物を人間扱いしてる方々。家族の意味履き違えてる方々。
>>14
まぁ元々は狼の一種と共生関係結んで共進化してきたのが今日の犬なんだし
現生の狼の中にも人間に馴染める性質が強い個体が出てきてもなんもおかしくないけれど
犬にも人間に馴染めない少数派の個体が生まれるように、狼にとってのそれらも少数派で大多数は危険がなくとも馴染む気なんてないだろうからな
>>4
狼は犬以上に群れ社会なので、まず自分がリーダー(狼より上の存在)であることを認めさせる必要がある。
ペットの慣れとは違う信頼関係が必要ってことだね。
狂犬病の媒介者でもあるしな。まぁしゃーない
誰かが餌付けでもしてたんかね…
野生動物との交流が良い事みたいに触れ回る人がメッチャ増えてるからこうなっちゃうんだろうな
そろそろ境界線を守る方が自然保護には重要だって教育に切り替わって欲しい所
>>9
餌付けする事が動物愛護なんだーい
って考えちゃう足りない人は多いからねぇ
人と野生動物の関係と距離が崩れてお互いが不幸になる結果にしかならないのに餌付けするような連中は何も考えない
人慣れした(=人に友好的な)オオカミってもう犬化が始まってるって事だから
そのオオカミの子孫はどんどん犬みたいになっていくのかも
キツネの家畜化実験と同じような模様の変化が起きたら面白いね
>>10
人慣れと友好を混同するのは危険だよ
道端のドングリを恐がる人はいないけど、気まぐれに手にしたり、生き死にに関わるなら口にもするだろう
カラスみたいに「なんだコレ、最初怖かったけど実は大した事ないじゃん」って狼が覚えないか心配。
生態系のトップに近い存在、強い特徴やイメージをヒト側が持つ動物は民間薬・名声・記念品・呪物などコントロールがききにくい欲と商業につながりやすいのも面倒な部分あるのでしょうね
そりゃあ、危険な目にも合わず、手軽に餌が手に入るなら近づくよ。
狼男には銀の銃弾を
仲間だと思って近づいた人間が
ペイント弾で銃撃して来るのも
狼からすれば予想外の行動
野生とか人畜とかは関係無いな
でもこっちが手を出しておいて狼が怒ったら
危険だと言って射殺するのは無しな
ん?狼の生息地に後から踏み入れたのは人間なのに、そんなことできる権利あるのか?
こういう政策が、餌付ける人々を正義振りかざして叩いてもいいっていう最近の風潮につながっているのだろうねぇ。
ペイント着いた部分を毛づくろいとかで舐めてしまったら狼の健康被害とか大丈夫なのかな?💦
>>21
野菜の色素を使った無害なインクらしいぞ
>>22
なるほど!
>>30
記事読めよ、書いてあるだろ
共存じゃなくて住み分けがいるのでは?
こっちに入ったら殺す。向こうに人は入ったらダメ。でいいでしょ?
日本は山ギリギリの住宅街も多いから
オオカミ復活させたら大変だよ。
>>24
温泉街では大女将が復活した。
>>24
まあやるとしたら北海道かな。
ニホンオオカミは純粋なオオカミなのかも怪しいと言われてるし。
エゾオオカミは確実にハイイロオオカミの亜種だけど。
オランダ国内での狼絶滅から再流入は近年のことなのですね。140年ぶりに死骸で発見されたのが2013年(カラパイアにも記事あり)で、自力移動してきたらしき子育て狼(元気に走り回るちびたちの数が意外に多い)が観察されたのがほんの数年前。
今回のはそれとも違う個体たちなのだろか。どのくらいのペースで増えてるのでしょうね。ペイントボール使用の禁止と許可は繰り返されているようでそれは今後もな雰囲気ですが不幸な衝突がありませんように。
臭い/塗料が取れないはその後の狩猟生活に影響しすぎる
強烈なメンソール的なものでヒヤっとさせたらどうだろう?
これ日本でもクマとかハトにやるべきだな
距離感バグってる野生動物には人間に近づくと危険だと教えないといけない
みんな犬に噛まれたことは無いの?
結局オオカミ見たさに来た人間が餌をやる
スマホ片手に不用意に近付いてオオカミが近づいても
笑いながら逃げたりで
オオカミが人馴れしていったようですね
結局人間の業ですよ