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うれしいニュース。カリフォルニア州で絶滅の危機に瀕しているハイイロオオカミの新しい群れを確認

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17件のコメントを見る

(著) (編集)

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 研究者とオオカミ愛好家にとって、うれしいニュースが舞い込んできた。

 米国カリフォルニア州に横たわるシエラ山脈の森で、絶滅の危機に瀕しているハイイロオオカミ(タイリクオオカミ)の新しい群れが確認されたそうだ。

 かつてカリフォルニア州ではハイイロオオカミが駆逐され、1920年代にはついには絶滅してしまっていた。ところがこの10年ほどで、他の州からオオカミたちが移り住んできているのだ。

カリフォルニア州で新たなオオカミの群れ

 カリフォルニア州の魚類野生生物局によると、トゥーレアリ郡セコイア国有林でオオカミの目撃情報が寄せられたのは先月のこと。

 それにもとづき調査を開始したところ、足跡を発見したほか、落ちていた被毛とフンからDNAを採取することに成功したという。

 その結果からは、これまで知られていなかった少なくとも5頭のオオカミの群れであることがわかっている。どうやら大人のメスとその子供4頭であるらしい。

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photo by iStock

少しずつオオカミが戻ってきている

 過去にはカリフォルニア州から完全に駆逐されてしまったハイイロオオカミだが、最近では他の州から少しずつ移り住んできている。

 今回の群れから320km離れたカリフォルニア州北東部のラッセン火山国立公園にもまた別の群れがいるし、カリフォルニア北部にも第三の群れが存在する。

 かつて目の敵にされていたオオカミも、今では絶滅危惧種保護法のもと州法と連邦法で保護されており、彼らを傷つけたり殺したりすることは違法となっている。

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photo by iStock

 なお今回のメスのオオカミは、2011年にオレゴン州からやってきて、およそ100年ぶりにカリフォルニア州を縄張りとした「OR7」と呼ばれるオオカミの直接の子孫であるとのこと。

 OR7は、その後オレゴン州に戻り、そこで死んだと考えられている。だが、嬉しいことにカリフォルニア州で子供を残していたのだ。

 新しい群れにオスがいる形跡はみられなかったが、子供の遺伝子から、ラッセン火山国立公園の群れの子孫であることがうかがえるそうだ。

References:Researchers have identified a new pack of endangered gray wolves in California / written by hiroching / edited by / parumo

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この記事へのコメント 17件

コメントを書く

  1. 早く日本の山にも輸入しよ。
    鹿、猿、猪にハクビシンやらアライグマで本当に毎年どれだけ被害があることか…
    熊や野犬がいる現状、狼を奥地に放ったくらいじゃ人間の危険度はさほど上がらないと思う

    • -15
    1. >>2
      楽観的な憶測での輸入はやめろ マジでやめろ

      • +18
    2. >>2
      有害外来生物って知ってるか
      沖縄のマングースでググってくれ

      • +16
    3. >>2
      広大なアメリカで州をまたいで移動し、生息範囲を広げていくことのできるオオカミ……
      の記事で、何故「日本にオオカミを放しても人間の危険度はさほど上がらない」という感想になるのか?

      身体能力、知性、群れでの計画的な狩り…オオカミはまったく素晴らしい動物だよ
      狭い範囲の山奥にいてくれて、シカや他の害獣だけ狙ってくれるなら最高だが、そんなことは望めない

      だいたい、人間がオオカミに狩って欲しいのは、人里付近にやってくる動物だよね

      • +6
    4. >>2
      狼が群れを維持できる活動範囲とか種が継続的・安定的に生殖できる総数とか考えると、導入した地域のかなりの範囲から人間が退去しないと問題でまくりますが?
      話に出ているハイイロオオカミくんは大型だからもあるけど、4~8頭ぐらいの群れの縄張りが100~1000平方キロメートルだってさ
      そして生物の最小存続可能個体数が1000頭前後とも言われているので、8頭一まとまりの群が125グループ維持できる範囲を人間が明け渡さないと…
      ちなみにニホンオオカミさんはサイズ的には1/3ぐらいだけど、縄張りの範囲を1/3にしてもかなりの範囲が必要だから古来からかなり人間と生活範囲が被っていたのよね
      人間に対する危険度が上がらないどころか昔は危険度MAXだったのが、絶滅により危険度0になったという皮肉しかない

      • +6
  2. 日本にも狼を導入しろ~って喚く白痴が現われる・・・とレス入れようとしたらもう現れていた
    自身を優秀と勘違いしている無能って始末に負えない

    • +2
  3. 特に狼愛好家とかじゃ全然ないけど、これは良かったねって思うw

    • +4
  4. ただ日本の場合、もともといたニホンオオカミ(とエゾオオカミ)を絶滅させて、シカ・エゾシカが激増してしまったので、遺伝子的に近いハイイロオオカミの再導入議論は常にある。
    シカ被害の多い農家は賛成意見が多いが、酪農家が当然反対するんで難しいらしい。

    あとクマ・ヒグマと違って繁殖率が高いから、増えすぎたときに駆除が難しいのもネック。
    利点の方が大きいとは思うが、離島に試験的導入など段階踏まえないと無理だろうな。

    • +1
    1. >>10
      遺伝子が近い、とはいっても
      ハイイロオオカミとニホンオオカミ(とエゾオオカミ)はサイズが違うからなあ
       
      日本産トキがいなくなったあとに遺伝子が近く同サイズ(同じ外観)の大陸産トキを導入するのとはわけがちがう
      とくに有能すぎる肉食獣の導入は本当に慎重になったほうがいいよね

      • 評価
      1. >>15
        四国犬から戻し交配して復活させようってしてた人いたけど頓挫したみたいだしなあ
        もし本当に復活させるなら外来のではなく国内ので何とかすべきなんだろうけどそれはそれでハードル高いわな

        • +3
  5. ニンゲンにとって危険な生き物なのに、この写真を見るとほっとするのはなぜだろう。。。

    • +1
  6. 賢くて人を襲わず無給で害獣を間引いてくれる存在となると
    人間のハンター(趣味勢)に勝るものは無いんだよな
    ただこっちは数が減って絶滅しかけているという

    • +3
    1. >>16
      頼む、絶滅しないようにちゃんと金を払ってやってくれwww

      • 評価

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