この画像を大きなサイズで見る太古の昔、地球に存在した肉食動物といえば、まず恐竜が思い浮かぶが、彼らが登場する4000万年も前にすでに恐ろしい捕食者がいた。
それが今回、ブラジルで化石が発見された「パンパフォネウス・ビッカイ(Pampaphoneus biccai)」だ。
2億6500万年前に生息していたこの動物は、最大で体長3m、体重400kgに達したとされ、当時最大の肉食獣だった。鋭い犬歯と頑丈な頭蓋骨を持ち、今で言う大型ネコ科動物の役割を果たしていたそうだ。
恐竜以前に地球上を闊歩していた巨大肉食獣
今回ブラジル南部のサン・ガブリエル近郊で発見されたのは、長さ36cmほどの「パンパフォネウス・ビッカイ(Pampaphoneus biccai)」のほぼ完全な頭蓋骨の化石だ。
初期の「ディノケファルス類」に分類されるパンパフォネウスは、ティラノサウルスやその仲間よりも前に生きていた大型の陸上動物だ。
この画像を大きなサイズで見るこのグループは必ずしも肉食というわけではないが、パンパフォネウスは紛うことなき肉食動物だった。
その姿は恐竜を連想させるが、より上のグループでは「単弓類(たんきゅうるい)」に分類されるため、「竜弓類(りゅうきゅうるい)」である恐竜ではない。
だが、そもそも「ディノケファルス」とは”恐ろしい頭”を意味する(ゆえに恐頭類とも)。つまり、当時の生き物たちにとって、できることなら遭遇したくない恐ろしい存在だったのだ。
「獲物をとらえるために進化した大きくて、鋭い犬歯が生えていました」と、ブラジル、パンパ連邦大学の古生物学者フェリペ・ピニェイロ氏は説明する。
その歯の並びと頭蓋骨の構造から、現代のハイエナのように骨を噛み砕けるだけの十分な力強さがあっただろうと考えられるという。
だが、そんな恐るべき肉食動物も、ペルム紀の終わりに起きた地球史上最大の大量絶滅(地球上の動物86%が絶滅したと考えられている)を待つことなく絶滅した。
新たに発見されたパンパフォネウス・ビッカイの頭蓋骨の化石を丁寧に掘り出す作業
当時、南米最大の捕食動物だった
他のディノケファルス類の化石は、ロシアと南アフリカで発見されてきたが、パンパフォネウスは唯一ブラジルでしか見つかっていない。
今回のものも含め、これまでに発見された化石によるならば、パンパフォネウスは当時、間違いなく圧倒的な存在だった。
体長は最大で3m、体重400kgに達したと推測されている。
今回の化石が発見された地域では、ここ10年の間に、パンパフォネウスのエサだったかもしれない小型のディキノドン類(ラストドンなど)や巨大な両生類(コンズコビアなど)といった動物が見つかっている。
パンパフォネウスにかかれば、どちらも赤子の手をひねるように倒すことができたろう。
この画像を大きなサイズで見るピニェイロ氏によると、パンパフォネウスは当時、南米最大の陸生捕食動物だったのだという。
「パンパフォネウスは現代の大型ネコ科動物と同じような生態学的役割を果たしていました」
恐ろしい頭というグループ名からもわかるように、その頭蓋骨はがっしりとした作りをしている。
ちなみに今回の頭蓋骨の分析からは、はっきりと正体がわからないとある顎骨が、じつはさらに大きなパンパフォネウスの仲間のものである可能性が浮かび上がっている。
この仮説を確認するには、もっと多くの化石を調べる必要がある。だが、このことは、今回の化石がもしかしたら大人ですらない可能性を示唆しているという。
この研究は『Zoological Journal of the Linnean Society』(2023年9月10日付)に掲載された。
References:Scientists Discover Skull of Giant Predator Long Before The Dinosaurs : ScienceAlert / written by hiroching / edited by / parumo














ケモノ竜?
今見つかってるやべー大きさの化石の主がもしかしたら子供に過ぎないかもしれないって言うの、名状し難い恐さとわくわく感があってすごく良い
一度転落して返り咲いた訳か
哺乳類って何だ感だシブトいんだなぁ
>>3
(本人)逆やった、「哺乳類型爬虫類」やった
>>8
(本人)あれ、しまった違うところにリプライつけちゃったごめんなさい >>4 です。
>>3
哺乳類は単弓類の中の一グループで
この時はまだ生まれてなかったとされてる。
多分この肉食獣と哺乳類とは言うほど近縁でも無いかと。
>>11
親の汗腺を利用した栄養補給はあの時期に既にあったから、ベースではある
>>14
ディノケファルス類には汗腺はあったとされてるけど
育児に利用するレベルまで進化していたかどうかは分からない。
授乳的なことをしたとする説があるのはディキノドン類あたりから。
(巣穴の中で幼体が集まった状態で見つかった為)
単弓類はわしら哺乳類のご先祖様やね。
大昔「爬虫類型哺乳類」なんて呼ばれていたけど、それを覚えているひとはおそらくおじさん。
>>4
懐かしい。小学生時代の図鑑の表記がそれでした。
33歳児の私、久々に哺乳類型爬虫類と聞きました。
有名なディメトロドンも単弓類で恐竜とは別なんだよな
化石って既にちょっと見えてるとかじゃなくてこんな状態から掘り起こすんだ…
どうやって判別するんだろう
>>6
発掘現場から移動させるとき化石が壊れないように周りの石ごと石膏で固めてから岩を切り出します
あぁ~!歯医者の音~~!
恐竜絶滅からの数千万年の間に栄えたアンドリューサルクスだのヒエノドンだのみたいな初期の大型肉食哺乳類とよく似てるわな尻尾あたりに爬虫類っぽさは残ってるにしても
収斂進化って凄いなやっぱ
爬虫類種ですね。
>>12
[爬虫類]とゆう概念わ、現況の生物学では
[双弓類~含 “恐竜鳥類” ]に限るべきかと。
恐竜がいた中生代ではなく
ぎりぎり古生代って事か
まあ恐竜が急に現れた訳では無いから
古生代にも恐竜みたいなのがいたやろうな
低予算映画のメーカーがモンスターパニック映画にするのも時間の問題だ
何千何万の中の一匹の痕跡がたまたま残ってたまたま発見されるってロマンあるよなぁ