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死の淵から這い上がった男性、野良犬たちの救出に人生を捧げることを決意

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(著) (編集)

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image credit:niall.harbison/Instagram
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 うつ病を患い、アルコール依存症で死の淵をさまよった男性が、人生をやり直すチャンスを得た。

 助けを求める犬たちの救出に人生を捧げることを決心した男性は、アイルランドからタイに移住。保護区で犬たちの世話をしながら、毎日路上で暮らす800匹の野良犬に餌を与える暮らしをしている。

 できるだけ多くの犬を保護し、幸せになれるよう飼い主を見つけてやることを使命とする男性は、日々犬たちの世話に尽力している。

Guy Quits His Job To Save All The Street Dogs | The Dodo

死の淵をさまよった男性、犬を救うことを決意

 現在、タイに住むナイル・ハービソンさんは、犬の救出に人生を捧げている。

 ハービソンさんがタイに移住したのは、今から15か月ほど前だ。

 当時、アイルランドのダブリンにある広告メディア業界で会社経営をしていたハービソンさんの人生は、順調なように思われた。

 だが、ある日から不安障がいやうつ病を患うようになり、アルコール依存症になった。

 暴飲で死にそうになり、病院のICU(緊急治療室)に搬送され、死の淵をさまよったハービソンさんは、まさに今警告を受けたと目覚めたという。

当時の私は、大きな家や新しい車など、物欲に支配されていました。

でも、自分が死ぬほどの目に遭って、結局そんなものは人生に重要ではないと気付きました。

そして、これを機会に自分の人生で何か意味のあることをしよう、犬たちを救おうと決心したのです。(ハービソンさん)

タイに移住し保護区の犬や野良犬の世話をする毎日

 会社を売却して、タイに移住したハービソンさんは、保護区で助けを求めている犬たちの世話をするようになった。

 同時に、路上にいる多くの野良犬たちに毎日ごはんを作って、届けている。

 保護区に保護された犬たちのなかには、人間に虐待され、ハンマーで殴られ瀕死の状態になったペットもいる。

 現在80匹ほどの犬をペットとして飼っているハービソンさんは、惜しむことなく私財をと寄付を多くの犬たちの世話に使っている。

毎朝5時45分に起きて、自分の犬の散歩をします。

それから保護区に行き、地元コミュニティの女性に準備を手伝ってもらいながら、800匹の野良犬たちのためのごはん作りに取りかかります。

ごはんができたらたくさんのビニール袋に詰めて、スクーターで野良犬たちに会いに出ます。

だいたい、80~90の路上に1人で行って犬たちにごはんをやりますが、残りの700ほどの通りは、ボランティアの人たちと一緒にしています。

その後、保護区に戻って治療が必要な犬たちの世話をしています。

 毎日路上に出るたびに、新しい野良犬を見つけるというハービソンさん。

 ある日、3匹の子犬を見つけ、保護した。子犬たちはお腹が空いていたのか、保護区でハービソンさんに与えられたミルクをお腹いっぱいになるまで飲み、満足したようだ。

月に1万匹の野良犬を助けることを目指す

 アルコール依存症に陥ったハービソンさんは、今回復段階にあるが、断酒を続けるための継続的な戦いは、決して簡単ではない。

 毎日、犬のことを考えて献身的に世話をすることで、自分のなかに“悪霊”を寄せ付けないようにしているという。

 だが、これほど多くの保護犬の世話をすることは、精神衛生上必ずしも良いというわけではなく、最近では非常に多くの犬を助け、餌を与え続けることに献身し過ぎて、燃え尽き症候群に陥ったそうだ。

 というのも、世話や動物病院での治療にはお金がかかる。多くの犬に餌を与えるとなるとドッグフードだけで1日30ドル(約4300円)かかる。

 最初は、自分の貯金からねん出していたが、SNSやウェブサイトを介して、寄付を呼びかけた。すると、ハービソンさんの活動を知った多くの人が、寄付をしてくれるようになった。

私自身も、このプロジェクトに月額2000~3000ドル(約29万円~43万円)ほどの資金を提供しています。

餌代は1日あたり30ドルほどですが、診察代や高価な治療の薬、不妊手術の費用はすぐにかさみます。

犬1匹の不妊手術には総額約50ドル(約7200円)かかります。

寄付されたすべてのお金は犬たちを助けるために直接使われます。銀行手数料やプラットフォーム手数料は、私が負担します。

今、より多くの犬を大規模に支援するための施設を作り、より多くの人々に支援してもらえるよう取り組んでいます。

犬を救う自分が、犬に救われている

 野良犬の苦しみを止める唯一の方法は、効果的な去勢・避妊プログラムだというハービソンさんの今後の計画は、「月に1万匹の野良犬を助けること」だ。

 ハービソンさんは、メディアの取材でこのように語っている。

現在、世界には5億匹の野良犬がいると言われています。

私の目標は、今後20年間で、この数字を半減することです。

私がタイに移住してから、すでに500匹の犬の去勢・避妊手術をしました。野良犬の数からすればまだまだですが、地道に続けていくつもりです。

 最近では、保護した犬たちに新たな飼い主を見つける活動も始めたという。

 3匹の子犬たちは、無事に永遠の家に引き取られていったそうだ。

もっともっと、多くの犬たちに家を見つけてやりたい。私は純粋に、どこかで助けを必要としている犬を助けたいと願って、活動しています。

周りの人は、私が犬を救っていると思っていますが、実際は犬たちが私を救ってくれているのです。

私は、誰にも2度目のチャンスがあると強く信じています。たとえ、動物たちにでも。これらの犬たちは、幸せに生きる価値があると思っています。

 ハービソンさんの野良犬救助活動への寄付は「donorbox.org/helping-thai-street-dogs-2」からできるということだ。

References:Kind Man Quits Job to Save Street Dogs in Thailand/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 12件

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  1. 野良猫や野良犬に餌だけやっている人へ

    分かりますか?

    この人のように、本当に動物のことを考えている人は野良に不妊手術をして不幸な動物を増やさない

    • -3
    1. >>2
      目の前にお腹を空かせて困っている猫がいたら、猫の餌くらいあげて助けてあげたいと思うんでないかな
      不妊手術するお金はないけども

      自分それで餌やらなくて、どうも家の車の下で餓死したっぽい
      猫一匹のキャットフードくらいあげれば良かった
      なぜか家の前に居て、大人しい猫で、さんざん悩んで、キャットフード買ってきたけど、結局あげられなくて、そのうちにいなくなった
      たまに干物とかあげてた人がいたけど、全然足りないし、その人が回収したっぽい
      ありゃーって声が聞こえた
      自分ちは猫飼ったばっかりで、病気とかうつるから、って家族が大反対したんだよね
      もう少し早くに来てくれたら家族にしたのにな

      • -5
    2. >>2
      まず目の前の問題を解決する事が大事
      後々後悔しないように

      後の事はそれからでも遅くない

      • +5
    3. >>2 動物保護の基本だね。

      >>9 気持ちはすごく分かる。
      地元に保護団体があれば、自治体の補助や寄付を使って、希望者の負担は少なく手術できるよ。
      ゴハンをあげるだけでは一回5匹年2回出産するので、どんどん不幸な猫は増えてしまうから。

      • +3
  2. なんかワイもこういう活動やりたい・・・

    • +15
    1. >>3
      ワイも
      子供いないし、社会に貢献できたらなあと思って
      でも意志弱いし、大変だろうなあ
      とりあえず今は仕事頑張ってる

      • +17
      1. >>4
        ちゃんと社会貢献してるよ
        仕事頑張ってて偉い

        • +12
      2. >>4
        気になるんならボランティアの何かでも探してみたら
        そう深く考えなくても団体活動の一部ぐらいなら大きな負担にはならんかもしれん
        何かやりがいあること探してるならちょっと調べてみるのもいいかと
        こういう活動ってたまにご飯をあげる当番を代わるだけでも感謝されそう

        • +3
  3. 偶に駅前で盲導犬や保護犬の募金募ってたりするけどサイト探せば随時募集してたりする
    保護活動に協賛してるペットカフェもあるからモフモフついで貢ぎに行くのも良いぞ

    • +5
  4. 犬大好き人間の一人として、涙が出てくる。この方も心底好きだったのでしょうね。犬達の笑顔が優しいです。神の、そして犬の神様からのご加護を。

    • +3
  5. 不幸な野良が増えるのはよろしくないけど、
    目の前にいる命を救いたいのはごく自然で当たり前のことなのよ。

    • +3

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