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警察官をボンネットに乗せ暴走。ボディカメラがとらえた衝撃の瞬間

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(著) (編集)

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 米アイオワ州で2021年に発生した事件の衝撃映像が、最近になって警察署によって公開された。

 警察官に停められた車の助手席には、別の州で逮捕状が出ている男が乗っており、そのことを告げたところ、運転手は車から飛び降り、男がハンドルを握り急発進。

 警察官のボディカメラとパトカーのダッシュボードカメラ映像には、警察官が走る車のボンネットに必死にしがみつき、容疑者に銃を向ける様子がとらえられている。

 最終的に警察官は車から振り落とされ背骨を骨折するほどの重傷を負ったという。

US: Dramatic Bodycam Footage Captures Iowa Cop Clinging Onto Roof Of Speeding Car

別の州で逮捕状が出ていた容疑者が逃走を図る

 2021年3月5日、アイオワ州キャロル市警察のパトリック・マッカーティ警察官らは、赤い車を止め、助手席に座っていたデニス・ガイダー・ジュニア(29歳)にイリノイ州で偽造事件についての逮捕状が出ていることを告げた。

 「こんなことをいうのは嫌なんだけど、イリノイ州から令状が出たようだね」とマッカーティ警察官はボディカメラで録画した映像の中で語った。

 マッカーティ警察官は、冷静に車から降りるように言ったところ、運転手は車から降りたが、ガイダーは運転席に乗り移った。

 マッカーティ警察官はすぐさま進行を阻止しようと、ボンネットの上に飛び乗った。

停止命令を聞かず、ボンネットに警察官を乗せたまま暴走

 車を止めるよう命じたにもかかわらずそれを無視し、ガイダーはさらに車を走らせようとしたため、マッカーティ警察官は銃を抜いて、再び停止するよう命じた。

 しかし、ガイダーはスピードを上げ、そのまま逃亡を図った。

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image credit: youtube

警察官が地面に振り落とされる

 新たに公開されたボディカメラの映像には、車が前進し始めた時に、マッカーティ警察官がガイダー容疑者に向かって銃を向け、「車を止めろ!!」「ブレーキを踏め!!」と怒鳴っている様子が捉えられている。

 だが、ガイダーは聞き入れず、時速128kmもの速度で走り続け、砂利道に入った。

 マッカーティ警察官は、ボンネットから屋根に移動し、走行中の車両に必死にしがみついていたが、最終的に車のスピードに耐え切れず、地面に投げ出された。

 パトカーのダッシュカメラから撮影された別のビデオアングルでは、マッカーティ警察官が屋根から投げ落とされるのが見られ、「医者が必要だ」と警察官が無線で呼んでいる声が聞こえる。

 マッカーティ警察官は、車から振り落とされた衝撃で、腰を骨折する重傷を負った。

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image credit: youtube

ガイダー被告に最長5年の懲役刑

 今年2月、アイオワ州キャロル郡裁判所書記官に宛てた書簡の中で、ガイダー被告は「警察官が銃を抜き、車のボンネットに飛び乗ってきたので、命の危険を感じた」と述べたという。

 裁判では、被告の弁護士は、マッカーティ警察官は走行中の車両の前に立つ訓練を受けていないと主張し、裁判官に寛大な量刑を求めた。

 また、キャロル市警察のブラッド・バーク警察署長は、マッカーティ警察官が「容疑者を逮捕しようとして、あまりの勢いで判断を誤った」と、アイオワ州首都派遣局に語った。

 結果、3月の裁判では、ガイダー被告は車両による重傷を警察官に負わせた有罪を認め、最長5年の懲役刑を言い渡され、イリノイ州の偽造事件とは別に服役することになるようだ。

 「状況はそれぞれ異なり、この1件は確かに自分の意図通りにはいかなかった」と、事件前にキャロル警察署に4年間勤務していたマッカーティ警察官は、公聴会で語ったという。

 なお、この事件で、マッカーティ警察官は怪我からの回復に1年近くかかり、3か月間仕事を休まざるを得なかったそうだ。

References:Iowa cop clings to hood of car, breaks his back in wild chase caught on video/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 7件

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  1. >キャロル市警察のブラッド・バーク警察署長は、マッカーティ警察官が「容疑者を逮捕しようとして、あまりの勢いで判断を誤った」と、アイオワ州首都派遣局に語った。

    何の判断が誤ったんだ?
    どうすればよかったんだ?

    • +6
  2. >キャロル市警察のブラッド・バーク警察署長は、マッカーティ警察官が「容疑者を逮捕しようとして、あまりの勢いで判断を誤った」と、アイオワ州首都派遣局に語った

    えぇ……? むしろこんな危険人物を野放しにしたほうがやばいんだから制止聞かないで逃走を図る→ボンネットに乗り上げた段階で撃てばよかったんじゃ?
    これだけされてるのに撃たないなら拳銃での制止っていったい何の意味があるの

    • +5
    1. >>2
      日本もそうだけど
      警官が真っ当に職務を遂行しようにも些細な事であっても
      犯罪を起こす側の人権が優先されて警官側が過剰に責められる
      そんなんだから警官も萎縮してしまって本来あるべき真っ当な職務が遂行できなくなってるという問題があるんですよ

      昨日も日本で一般市民が銃で暴力団関係者に向けて発泡する事件がありましたけど
      もっと取り締まりを厳しくしろ!という批判の声も上がってますが
      普段警官が職務質問すると任意だからと応じない市民もいて再三トラブルになってる
      取り締まりしろというのに取り締まりのための職務質問を拒否した挙げ句に非難される
      これでは一体どうしろと?という話ではないですかね

      • +11
  3. 犯人も警官もハリウッド映画に悪い意味で染まり過ぎ

    • -2
  4. 警察官のボディカメラ装着は事件の証拠を残す意味で重要だというのがよくわかりますね

    • +7
  5. この警官、自分から相手が有利な状況に嵌ってっちゃったんだな

    • -1
  6. 反抗的=即射殺

    のイメージがあるけど、アメリカもルールがあり冷静な対処が必要なんだね。
    なんだろ、日本もだけど命をかけ、時に被害者になるの前提の仕事をしてると思うと給料安いよね。

    • +2

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