
image credit:Street Dog Rescue & Recovery/Facebook
どのような状況でそこにいたのか不明だが、1匹の母犬は自分の子供ではない犬たち総勢16匹を必死で守っていた。しかし、1匹で16匹の子犬の面倒をみるのは想像を絶するほど大変だっただろう。母犬は、通りがかった女性に助けを求めた。
救済団体の女性は、母犬が導いた先に16匹もの子犬がいたことに驚いたが、犬たちは無事に全員保護されることに成功した。
広告
Animal Rescue Discovers 17 Dogs Dumped In Oklahoma City At Single Location
母犬に導かれた先に16匹の子犬発見
アメリカ・オクラホマ州で、野良犬の救済団体「Street Dog Rescue & Recovery」を運営しているミッツィ・ブログドンさんは、3月6日、別の場所で犬を救出して車で戻る途中、偶然通りかかった携帯電話基地局の駐車場で、1匹の犬を発見した。後にドリーと名付けられる茶色と黒のその犬は、道路のすぐそばの砂利の駐車場にぽつんとたたずんでいた。
ブログドンさんは、ドリーを放置したままで車を走らせ続けることができず、一旦車から降りると、そっと近付いた。
すると、ドリーはとても友好的で、初めて会ったブログドンさんに近寄ると撫でてもらいたそうにしたという。
だが、すぐにブログドンさんは、ドリーが何かを伝えようとしていることに気付いた。
「ついてきて」と言うように歩き始めたドリーの後をついて行ったブログドンさんは、基地局の近くの小道に倒れた丸太があるのを見て、驚いた。
そこには、たくさんの子犬がいたのだ。

image credit:Street Dog Rescue & Recovery/Facebook
丸太から、子犬がこぼれるように次から次へと姿を見せたので、驚きました。数を数えると、16匹もいたんです。犬の救済において経験豊富なブログドンさんでも、目の前に見た光景は衝撃的だったようだ。
オクラホマには至るところに野良犬がいますが、一度にこんなにたくさんの子犬が捨てられているのを見るのは、やはりショックでした。

image credit:Street Dog Rescue & Recovery/Facebook
他の犬の子供も必死で守っていたドリー
ブログドンさんは、最終的に16匹の子犬たちのうち3 匹は、異なる犬の子供であることに気付いた。ドリーは、自分の子供ではない子犬たちをも、一生懸命守ろうとしていたのだ。
ドリーは、勇敢なママです。ドリーが守ってやっていなければ、子犬たちは自力で生き伸びることなどできなかったでしょう。(ブログドンさん)ブログドンさんは、母犬を含めた全部の犬たちを救助するための援助を受けようと、救助パートナーに連絡した。
待っている間、ブログドンさんはじゃれついてくる子犬たちとすっかり仲良くなった。

image credit:Street Dog Rescue & Recovery/Facebook
その様子を見て、子犬はただの野良犬ではなく、かつて誰かのもとで飼われていたことがうかがえたという。とても人懐っこくフレンドリーなのだ。最終的に、ブログドンさんは17匹全員を保護することに成功したが、ここで問題が持ち上がった。
実は、ほとんどの救助施設がすでに満員だったのだ。
どのように17 匹の犬を施設で世話することができるのか、ブログドンさんは悩んだが、Facebook でライブ配信を開始し、助けを求めるアイデアを思い付いた。
17匹は現在養子縁組待ち
最終的に、複数の救助施設が犬たちを預かってくれることが可能であることがわかり、ブログドンさんは、17匹を分けてそれぞれの施設まで運んだ。施設に保護された犬たちは、必要なワクチン接種を受け、養子縁組の準備が整うまで、里親の家で暮らすことになるという。
ブログドンさんは、子犬たちにいい飼い主が決まることを願うのと同様、愛情深く英雄的なドリーにも、すぐに永遠の家が見つかってくれることを強く望んでいる。
References:Dog Runs Up To Woman In Parking Lot And Leads Her To Astonishing Surprise/ written by Scarlet / edited by parumo
あわせて読みたい





コメント
1. 匿名処理班
どこの施設も満員ってとこがなんとも・・・
分けて収容しなければいけなかったというのも悲しいな
2. 匿名処理班
レポーターが食いだおれ太郎
3. 匿名処理班
>最終的に16匹の子犬たちのうち3 匹は、異なる犬の子供であることに気付いた。
つまり13匹はこの犬の子なの?
ずいぶん子沢山だこと。
4. 匿名処理班
なんとかしてあげたくなる
5. 匿名処理班
子犬に顔舐められてる時のドヤ顔が凄いな。クッソ羨ましい!
6. 匿名処理班
>>3
まあ、明らかに毛色の違う仔犬が混ざってるもんな。
7. 匿名処理班
人間もこんな感じで保護できればいいのに
求められる事が多すぎるんだよな。
8.
9. 匿名処理班
ワンちゃん人間よりも偉い🎖️🤩
10. 匿名処理班
ペットショップで気軽に生き物を買える時代はもう終わった方がいいのかもしれない
どうしても飼いたい人は里子を迎えるくらいの手続きがあってもいいと思う
11. 匿名処理班
一見してパピゴル風な子達が沢山いるし、お母ちゃん大変だったでしょうね。お疲れ様です。
12. 匿名処理班
優しくて勇敢なママ
13. 匿名処理班
ドリーさんが報われて本当に良かった。
14. 匿名処理班
アメリカか
日本と違って、受け入れ可能な施設がそれぞれ数百km離れてることもあり得るよね
本当にお疲れ様
15. 匿名処理班
満員なのはコロナ禍でペットを飼えなくなったから保護施設へ・・が何割か・・・(ヽ''ω`)
16. 匿名処理班
>>全員無事保護
言いたい事はわかるし、こう書きたくなる気持ちもわかるけど、ここは
全頭無事保護
じゃないかなぁと提案します。
17. 匿名処理班
施設の職員の家も犬猫一杯でもう無理ってなると
友達や知り合いに「施設に空きが出るまで」って
一時的に預かりボランティアをお願いしたら
1〜2週間にはそこん家の子になってるパターン
18.
19. 匿名処理班
>>3
犬は安産の象徴だったりする
20. 匿名処理班
動物に優しくなれない者が人や社会に優しくなれる筈もなく
このワンちゃんは正に人のあるべき姿である
21. 匿名処理班
>>16
全員でいい
22.
23. 匿名処理班
>>16
ここは時として動物にも「さん付け」するカラパイアよ
24. 匿名処理班
>>3
13匹は多すぎ、3匹以上混じってるやろと思って調べたら、ギネス記録は24匹やったわ…
25. 匿名処理班
なんて優しくてたくましいママンなの
(つДT)
動物の親子者に弱いんだよ
26. 匿名処理班
お母ちゃん偉大だな…ありがとうお疲れ様
母ちゃんもいいお家に貰われるといいな
27. 匿名処理班
CHRIS YU リポ−タ−の寄り目顔を見て
不覚にも笑ったのは俺だけなのか?
まあどうでもいい
それにしても母は本当に強いな
28. 匿名処理班
ドリーさんの頑張りはすごいし感動するんだけど「母は強し」は違う
「強いことはいいこと」の価値観は見捨てられなくて一杯一杯まで頑張っちゃう個体にかける言葉ではないと思う
ヒトが褒めると期待に応えようとするあまり限界越えても無理する犬には時に
29. 匿名処理班
>>21
いや、員は人間ことだろう
30. 匿名処理班
>>23
員は違うんじゃね