この画像を大きなサイズで見るアラスカからメキシコ・バハ・カリフォルニアにかけて分布する固有種で、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の海域に多く生息する、アイナメ科 キンムツの一種「リングコッド」は、海底に棲み、口が大きく好戦的で、人間にとっては、スポーツフィッシングに良し、食べて良しの魚だ。
たいていは、斑点のある茶色がかった赤、あるいは灰色がかった緑色をしている白身魚なのだが、5匹に1匹くらいの割合で、鮮やかな青色の身を持る個体が存在するという。
これはいったいなぜなのか?
約20%個体が青色の体を持つリングコッド
北アメリカ大陸で釣りをしていると、体の外側も内側も鮮やかなブルーをしたリングコッドが釣れることがある。
その多くは、茶色や灰色を帯びていて、身の色は普通の白身魚と同様なのだが、5匹に1匹の割合で、体は茶色っぽいが口の中と身が青色のものや、体全体が青っぽい色をした個体がいるという。
最近Twitter上に投稿された、青い身を持つリングコッドをさばく映像が話題となった。
なぜ青色をしているのかを知る人は少ない
ネット上の釣り好きが集まるフォーラムでは、見事なターコイズ色のこうした美しいリングコッドは、食べても大丈夫なのか?有毒なのか?水銀などの汚染によるものなのか?といった疑問が飛び交っている。
しかし、ほとんどの釣り人は、この魚を幸運の印として好意的にとらえている。
一般的な釣り人は、青い身は無害だと考えており、この色は魚が食べているものに由来していて、特定の種類のカニやイカ、海藻などのせいだろうと推測しているが、実際のところ、真相は誰も知らないようだ。
Youtube上では、青いリングコッドを釣ったり調理している動画をいくつかみることができる。
青色は胆汁の色素の影響と考えられているが…
水産労働者、漁師、科学者、博物学者の間で、しばらく関心と議論の対象になっていたというのに、この謎に関する科学的な根拠はほとんどないという。
海洋生態学者のアーロン・ギャロウェイ氏は、この謎が却ってとても魅力的だと好奇心をそそられた。
リングコッドの並外れた色彩に関する数少ない文献や逸話を徹底的に調べあげ、情報が少ないことを痛感したという。
リングコッドの青い色は、ビリベルジンという胆汁の色素のせいだと、一般に理解されている。
だが、どういう塩梅で魚がそのような色になるのか、一部の魚だけがその影響を受けるのはなぜなのかは、依然として謎だ。
「このことについて、体系的な研究はありません」ギャロウェイ氏は言う。
「青くなる理由、そしてどれくらいの頻度で青い色が発生するのか、誰も説明してくれません。そこで自分で研究しようと考えました」
この画像を大きなサイズで見るメスで浅瀬にいる小さな個体ほど青色が多い
調査を始めた早い段階で、ギャロウェイ氏は、幸運にもアメリカ西海岸の広大な範囲でリングコッドを捕獲調査した研究者とつながりができた。
2000匹以上のリングコッドを対象とした調査で、体の大きさ、性別、捕獲場所、水深、体の色などの膨大なデータを集めることができた。
別の角度からこれらデータを調べるために、ギャロウェイ氏らは、いくつかの方法を利用して、生物学的あるいは場所的な、どの要因がリングコッドが青色になる説明として通用するかを比較検討してみた。
「基本的に、青と相関関係がある要因を調べました」この発見は、カナダの海域にいるリングコッドにも当てはまる可能性が高いという。
もっとも大きな発見は、「メス」、そして浅瀬で捕獲した「より体の小さな個体」が、青い色をしている場合が多かったということだ。
青いリングコッドが見つかったのは、捕獲された地域それぞれで4~25%の割合で、これはリングコッドの5匹に1匹が青い色をしていたという、漁師の証言と一致している。
しかし、青いリングコッドの80%がメスだったため、性別が最大の予測因子かと思われた。
とはいえ、オスの中にも青い個体がいるため、必ずしも性別だけが要因ではないと、ギャロウェイ氏は指摘する。
紫外線から体を守るため?脂肪酸の濃度?まだまだ謎は残されている
この研究は、リングコッドが青くなる確率とその要因に関して、これまででもっともまとまった評価のひとつを完了したが、どうして魚がこんな特殊な色になるのか、その謎は未解決のままだ。
ほかのさまざまな青い色をした魚を調べた別の研究には、浅瀬に生息しているため、紫外線から体を守るために青くなるという指摘もある。
「しかし、現時点では、その説を裏づける十分な証拠はありません」ギャロウェイ氏は言う。
最近の研究は、リングコッドの青い色は、食べているもののせいかどうかという問題を解決していないが、さらに調査する価値のある視点を与えてくれるという。
175匹のリングコッドを対象にした調査では、青い個体は脂肪酸の濃度が低いことがわかった。
ギャロウェイ氏は、エサに由来する脂肪酸の濃度が高いことは、一般に魚の健康状態が良好であることを示していることに気づいた。
そのため、ほとんどの時間を深海で過ごしている魚に比べて、浅瀬での食事の違いが、青い色が発生する原因である可能性があるという。
「私たちの仮説と、追跡した脂肪酸の一部が、青いリングコッドが飢えている、あるいはなんらかの栄養ストレスを抱えている可能性があることを示しています」
他の魚での研究でも、貧しい食生活が青色の胆汁色素を増やす引き金になっている可能性があるという。
この画像を大きなサイズで見る理想的には、研究室での実験で、栄養ストレスがリングコッドを青くするのかどうか、あるいは、栄養が足りている個体は一般的な茶色がかった赤になるのかどうか、を調べることができればいいという。
「そのリングコッドがいったん青くなると、その後も死ぬまでずっと青いままなのでしょうか? もうひとつ、興味深い疑問がわいてきました」
さらに、青いリングコッドは生まれたときから青いのか、だとするとそれは親から引き継いだ遺伝的なものなのかどうかも、わかっていない。
青みを支配する生物学的メカニズムや、それに関連するリングコッドへのメリット、デメリットについても、さらに研究を進める必要があると、ギャロウェイは言う。
それよりもなによりも、我々の関心ごとは、青い身は白い身に比べておいしいのかどうか?食べても大丈夫なのか?ということなので、そこんところの調査もお願いしたい。
というか青いリングコッド、食べたことある人いる?
References:Why are some ling cod bright blue? / written by konohazuku / edited by / parumo
















食べるとミントの味がしそう
>>1 いや、ソーダ味に決まってる。
>>14
この力強い断定に笑ったwww
シュワシュワしそうw
>>14
もうガリ○リ君にしか見えない
ぎょえー…
食べてみたいんだけど
日本じゃ受けないってことで入って来ないのか
日本に入ってくる前に地元で消費されてしまうのか
>>4
日本ではキンムツと呼ばれているみたいですね
他の方が挙げているアナハゼと同じカサゴ目の魚です
淡泊な白身でしっかりした歯応えがあるそうですが
食用としてはそこまで人気が無く滅多に見ないのかも知れません
青い身なら日本にもアナハゼがおるよ
天ぷらにして食えばそれなりに美味しいよ
ダツの骨も青かったな。初めて釣って捌いた時にびっくりした。
>>6
サンマなんかも、生の状態だと
たまに鮮やかな青の骨のやつ居るよね。
鮭と同じで食べ物由来じゃないのかな?
鮭は白身だけど海で甲殻類とかオキアミ食べて色素が全身に回ってあの色になるし
しかしアナハゼと同じで青い身は食べたくならない
結局わかりませんでしたで草
>>8
この調査ではわからなかったということがわかるだけでも意味があって、ほかの調査方法を考え付いたら試してねってことなのよ。そうしたら同じ調査方法で無駄をしないで済むでしょ?科学ってそういうものよん。でもほかの脂肪酸の多寡とか雌雄とか老若とかの傾向等がわかったのでそれらも成果ではありますね。
てめぇの身の色は何色だぁ!?
青色は氷菓やジュースやお菓子とか以外は食欲減退色だよな…
でも血はやっぱり赤いし火を入れると普通に白くなるんだね
酸化鉄じゃなくて酸化銅の生物なのかと予想してたけど、違うみたいだな
お刺身でコイツが出てきたらギョッとするね。魚だけに
ゲーミング刺身か。
魚の青さもさることながら、個人的には
2番目の動画で、ワタの後ろあたりでブッツリ二分している
斬新な調理法にビビった。
一瞬、何らかの理由で 頭側は大きめに捨てる
そういう捌き方の魚なのか??と思ったけど、
3番目の動画の人は普通に、胸ビレの直後の
頭~腹にかけて斜めに包丁を入れているし、単なるモノグサ?
グリル皿に並べている切り身の中の背身が、
後からちゃんと頭側からも切り出した物なのか
この下半身の三枚おろしを切り分けただけの部分なのか、
今いち分かりにくくて、ちょっと気になる。
ガリガリくんが詰まってるのかと思ったわ
チョコミントアイス万歳
最後の動画でバターの量にびっくりした
おちの一言がひどい
血が赤くてもこんな色の肉になる事あるんだな…
青色の食用色素として活用できそう
脂肪酸が少ないってことは脂がのってないってことではないの?
>>25
脂肪酸は、脂肪の原材料なので脂肪酸が少ない=脂が少ないとは限らない。
エネルギーの保存としては、脂肪酸よりも脂肪の形態を取ったほうが保存に適しているので脂肪酸を脂肪にする効率が良いのかもしれない
一般の人にとっても研究者にとってもお魚さんは未知なことが多いねぇ
魚全体の種類が多いからなのかは知らないけどこんなに特徴的な魚なのに青くなる理由が謎なのは面白い
アナハゼのでっかいやつだ、と思ったらみんなそう思ってるや。
ダツとかサヨリの骨も青くて素敵。
アナハゼとその地方名の方がよっぽどネタとしては優秀ではないかと…
>>30
息子スティック出しw
イトヒキハゼをいちもつ噛みと呼ぶ地域もあります
デスラー総統ってつぶやいたのあたいだけ?
蛍光青色なので目立つよね
青色なので銅原子が入っているのでは
知られてない、興味ないだけで
日本の身近にも色の付いた身の魚は居る分わけで
自分が釣ったのだとアブラコかな
翡翠のような色してたで
アメリカはパフェとかケーキだけじゃなく魚まで青いとはおったまげたな
冷凍してアイスキャンデーの棒ぶっ刺して並べておけば誰もわからんじゃろ
胆汁色素のビリベルジン
人類の場合ビリルビンになるんだけど
これが溜まると黄疸で
顔とか手とか便が黄色くなる
そして
体質性黄疸といって健康に大きな害がないまま
ビリルビンが溜まる体質がある
この魚にもそれがあるのではないか
体質性青疸説ということになる
メスに偏るのは伴性遺伝なのではないか
カラフルな熱帯魚や色が変わるイカなどを好んで食べていたらこうなったのでは。実に単純なこと。難しい説明長々する割に結論がでないよりこの説でいいのでは?