
image credit:warwickvetperth/Instagram
さて2月22日は日本ではにゃんにゃんにゃんで猫の日だ。猫の日にふさわしい猫記事をお届けしよう。昨年、西オーストラリア州パースにある動物病院に、緊急治療を必要とする小さな子猫が運ばれた。
子猫は肺に損傷があり危険な状態だったが、獣医たちの献身的な治療のおかげで、なんとか危機を乗り越えることができた。
現在も治療のため動物病院にいる猫は、スタッフのみんなの心を奪うほど愛らしい存在となり、病院のマスコット猫として永久就職することになったようだ。
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緊急治療のために動物病院に運ばれた子猫
西オーストラリア州パースにあるウォリック動物病院に、生後4週目の小さな茶トラ猫“ボビー”が運ばれてきたのは、去年11月のことだ。ボビーは、自力で呼吸をすることができないほど無気力だった。職員は、すぐに酸素療法を行い、ボビーの小さな体に命を吹き込んだ。
看護師のケイト・ヘイさんも、ボビーを担当した1人だ。
X線検査の結果、ボビーは肺炎にかかっていることがわかりました。
両方の肺が冒されていましたが、右側は特にひどく損なわれていたので、すぐに抗生物質を与えました。
献身的な治療によりボビーに回復の兆し
動物病院に運ばれた最初の数日間、ボビーは体が回復するのを助けるために、十分に休息を取った。その後、治療のおかげで危機を乗り越えると、ボビーは本来の明るい性格を開花させた。
人懐っこいボビーは、動物病院のみんなと仲良くなりたがり、スタッフの肩までよじ登ったり、膝の上に登ったりして、まるで自分がその場所を所有しているかのように振る舞ったという。
そんなボビーのかわいらしい愛情あふれる仕草に、スタッフ全員がメロメロになった。
病院がボビーの永遠の家となる
ボビーは、スタッフの心をしっかりと掴みながらも、肺の治療をずっと受けていた。疲れた時には、院内で居心地のいい猫用ベッドに入り、丸くなって眠った。
ある日、治療の経過としてレントゲン写真を撮ったところ、ボビーの右肺は損傷が激しすぎて、もう二度と膨らまないことがわかった。
それでも、懸命に生きようと頑張っているボビー。スタッフたちは、ますますボビーに心を奪われたようだ。
片方の肺しか機能していないボビーは、この先死ぬまで特別なケアを必要とする。
ウォリック動物病院のスタッフは、ボビーを公式のクリニック猫にして、治療を続けていくことにした。
すっかり院内のマスコット的存在に
現在、ボビーはスタッフの携帯電話でゲームをしたり、YouTube で猫のテレビを見たりして日々を過ごしている。動物病院の事務所に頻繁に出入りするケイトの犬“ムーン”は、ボビーのお世話係を引き受けている。
ムーンの訓練のおかげで、ボビーはフロントデスクで来院者に挨拶する受付業務や、院内のちょっとした仕事もできるようになったそうだ。
また、スタッフにサポートを提供し、仲間を必要とする猫の患者を見守る技術も習得したという。
ムーンは一歩下がって、小さな弟子のボビーを温かく見守ることに徹している。
ムーンは最初にボビーがここに来た時からボビーのよき保護者でした。今や、病院のマスコット的存在となっているボビー。スタッフは、ボビーがこれからも治療を受けながら、元気で過ごしてくれることを願っている。
ボビーは人間でいうと、十代の段階に突入しています。とても遊び心がありますが、保護者役のムーンに対してはちゃんと言うことを守っているようです。
ボビーが私たちの動物病院に来てくれたことで、スタッフみんなに多くの喜びがもたらされました。
少しずつ成長して大きくなっていますが、愛らしさは変わらず、今も肩に登ってきたりして愛情を示してくれますよ。
References:Kitten Comes to Vet Clinic for Help and Ends Up Running the Place like a Boss / written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
かわいいって罪だわ
2. 匿名処理班
誰にとっても理想の職場
うらやましい
3. 匿名処理班
優しい動物病院に運ばれて良かったね!すくすく育つんだよ〜。
〉現在、ボビーはスタッフの携帯電話でゲームをしたり、YouTube で猫のテレビを見たりして日々を過ごしている。
現代っ子だなぁw
4. 匿名処理班
>>1
わかる
私もよく言われるもの
5. 匿名処理班
お手てパーからの欠伸両手タッチギューって魔性すぎるわ
6. 匿名処理班
シーズー好きには後ろのムーンさんがたまらんカワイさ😍💕
ムーンさんは特にイウォーク族っぽいキリッとしたお顔立ち