
image credit:thewaltonfamily1 /TikTok
銃社会アメリカでは、連日銃乱射事件が報告されている。特に衝撃的だったのは、今年5月、アメリカ・テキサス州のロブ小学校銃乱射事件で、21名(生徒19名、教師2名)が亡くなった。この事件以来、子供たちを銃弾から守るため、防弾リュックを購入する親が急増している。
だが正しい使い方をしなければ身は守れない。ある母親は、自宅で5歳の息子に防弾リュックを使った防衛術を特訓している。その様子がSNSに投稿されると大反響を呼んだ。
防弾リュックを使った防衛術を息子に教える母
オクラホマ州に住むキャシー・ウォルトンさんは、5歳の息子、ウェストン君にスパイダーマンの防弾リュックを使った防衛術を教えている。もしも学校で銃乱射事件が発生した時に備えて、自宅でシミュレーションを繰り返し、万が一に備えているのだ。
これは本番よ。みんな隅に行って静かにして、じっとして。すると、ウォルトン君は母の指示通り部屋の隅に行き、リュックを持ち上げて頭と胴体を覆った。
それから、どうするの?
さぁ、防弾リュックの使い方を見せて。

image credit:thewaltonfamily1 /TikTok
次にキャシーさんが「もし、先生が『ウェストン、リュックは要らないから隅にやりましょう』って言ったらどうするの?」と尋ねると、ウォルトン君は母に教えられていたように答えた。
いいえ、必要です。防弾リュックです。更に、「じゃあ、警察がドアの外にいて、銃を持った人物が部屋にいた場合。警察が『誰か(部屋に)いますか!?』と声かけたら、どうするの?」とキャシーさんが尋ねた。
ウォルター君は、「ここにいます」と答えたが、すぐにキャシーさんは「絶対にダメよ。一言も言葉を話しちゃダメよ」と教える。

動画は大反響を呼びアメリカの銃社会を嘆く声も
この動画を見たユーザーらは、「万が一」の事態がいつ起こってもおかしくないアメリカの現実を実感したようだ。あるユーザーは、「こういうことを親が子供に教えなければならないっていうのは恐ろしいことだけど、これが社会の現実なのよね。でも、あってはならないことだわ」とコメント。
また、アメリカの銃社会から親が子供を守るために必死であることを感じたのだろうか、別のユーザーは、「動画を見て泣けてきちゃった…」と綴っている。
我が子を守らなければならないというキャシーさんの強い思いに多くのユーザーが共感したようで、現時点でこの動画は780万回の再生回数となっている。
written by Scarlet / edited by parumo
あわせて読みたい





コメント
1. 匿名処理班
すべての学校関係者、児童と保護者が銃で武装して自分を守らないといけない
それがアメリカ合衆国憲法で保障された「武装する権利」
何時になったら偉大なアメリカ人は矛盾に気づくだろうか
2.
3. 匿名処理班
こんな幼いのに殺されないための知恵を身につけなきゃならないのか
4.
5.
6.
7.
8. 匿名処理班
なんて素敵で現実的な母親だろうか。息子のことを本当に愛しているんだろうね。
9.
10.
11. 匿名処理班
防弾仕様にしては小さいから
もっと改良が必要
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18. 匿名処理班
キャプテンアメリカの盾の柄にすれば使い方わかるぞ
しかし親の心境を思うとやり切れんな
19.
20. 匿名処理班
ハワイか他国に移住推奨
21. 匿名処理班
子どもにこの教育が必要だと感じたならそこから離れるべきだと思うんだが
22. 匿名処理班
銃から守る意識があるなら同じく、銃で傷付ける意識も生まれる。攻撃される前に自分が先に攻撃したら良いと。
23.
24. 匿名処理班
留学中に発砲があった時周りの人はみんな銃声に気付いたけど、私含め日本人の友達グループだれも銃声とはわからなくて逃げ遅れた。周りが一斉に逃げ出したのが恐怖だった
25. 匿名処理班
防弾仕様なのは良いけど、デザインが目立ち過ぎない?
26. 匿名処理班
乱射に備える社会…
27. 匿名処理班
無粋とは思うけど、その『犯人と同じ部屋で身を隠す』シュミレーションは、そのど派手なスパイディリュックだと無理だ
28.
29.
30. 匿名処理班
悲しい話だな
31.
32. 匿名処理班
こんな派手なリュックじゃ余計に標的になりそうだけど
スプリッタ迷彩に使用
33. 匿名処理班
あの国では子供が被害者になる確率と加害者になる確率どっちが高いんだろうね
34. 匿名処理班
>>33
どのレベルの話かな
誘拐を含めての認知犯罪の話かな
35.
36. 匿名処理班
リュックを上げている画像、頭も足も見えるけどなんとなく人だと認識しずらいね
もっとごちゃごちゃしたところなら見逃すかもしれない
37. 匿名処理班
でもまぁ歴史的に「銃」のおかげで今の良い暮らしができてるんだし仕方ないよね
そもそも銃で先住民から奪った土地で暮らしているわけで、最初に優しい先住民が
「平和に仲良く一緒に暮らそう」って言った時に銃を向けたツケが回ってきただけ
銃規制ができないのもお互いが「優しい先住民を銃で迫害した、信頼できない人達」って自分達が一番解ってるからだよね
38. 匿名処理班
※20
最近のハワイも治安の悪化がなかなか酷い・・・
今年は銃撃もあったしコンビニの前に切り落とされた手首があったり
本土の格差が酷く貧困層がハワイでホームレス化して浮浪者爆増したり・・・
39.
40.
41. 匿名処理班
母と子の愛の絆を守るリュック、スパイダーマッ!
42. 匿名処理班
※34
小さな子供が銃を持ち出すニュースもあったし、銃関係のことじゃない? 被害・加害のどちらでも子供が出てくると話題になるから。
43. 匿名処理班
こういう記事には珍しく正解な親御さんやね。
上でも書かれてるが、校内想定ならグレー迷彩あたりの
リュックがなおよし。
44. 匿名処理班
※3 ※21
こういう教育が必要なのはアメリカだけじゃないでしょ。
学校での発砲が想定されてるのがいかにもアメリカだけど、どこの国でも子どもは標的になりやすい。身を守る行動、逃げ方、基本となる考え方は、早いうちからきちんと教えたほうがいい。
それにしてもこの母ちゃんの教え方は的確だね。
バイタルパートを最優先で守ることと隠密性の保持をちいさい子でもわかるように教えてる。口調もきびきびしてるし、兵隊出身かな。
45. 匿名処理班
>>1 普通に全員に銃禁止して欲しいが銃作ってる会社とかが困るし権利団体とかもあるから無理だろうねって一般人は思ってるよ
保険もそう
国保なくて保険屋が好きに決められるの最悪だけどお金が儲かる人達が散るからその人達が法律を作るのだ
46. 匿名処理班
>>3
えっ当然じゃない
47. 匿名処理班
このリュックが防弾出来るのは防弾用の板が入っているから
その板がリュックの2/3ぐらいの面積しかなく、端に当たれば貫通する
つまり現実には頭か胴体の片方しか守れないので、購入者が過大な期待をするとむしろ危険なグッズ
48. 匿名処理班
※44
悲しいことだが、日本でもこれが全く必要ではないわけでないな。
登戸の事件みたいに刃物をもった暴漢に襲われる可能性も低くななくなつつあるし、日本でも対犯罪者の防災教育も必要かと。
49. 匿名処理班
子供用の防弾盾の類いは無いのかね?
50. 匿名処理班
もう、全校リモート授業でええんじゃない
51. 匿名処理班
>>36
一番弾が当たりやすいところはちゃんとカバーできてる
52. 匿名処理班
>>46
そんな社会は当然じゃない。子どもは守られる存在なのに傷つけられるのが当然な社会なんておかしい
53. 匿名処理班
>>21
日本人だって必ず来る大地震の前に離れないじゃん
東日本大震災のときだって、そこから引っ越せない人が大半だった。そこに生活基盤があるんだから簡単に移動なんてできないんだよ
さすがに戦争となれば違うんだろうけどね
54. 匿名処理班
>>27
5歳だとこれが精一杯の教育だと思うよ
55. 匿名処理班
防弾装備も重要たが、護りに徹していたらいずれ殺られる。
やはり攻撃が1番の防御だから、ショートパレルのショットガンでも与えて訓練すべきだよ。
56.
57. 匿名処理班
※51
弾が当たりやすいところがカバーできてるかどうかって話じゃなくて、このぐらい隠れてしまえば犯人が見逃す可能性もでてきそうだなって話
58. 匿名処理班
>>57
えーと、記事読んでないのかな
これ、迷彩リュックの話じゃなくて
防弾リュックの話だよ
59. 匿名処理班
>>52
あなた、言い分コロッコロッ変わるね
>>殺されないための知恵を身につけなきゃならないのか
というコメントに対しての話が
なあんで
>>傷つけられるのが当然な社会
になるんだ
全部あんたの妄想じゃない
60.