
この鹿もそうだった。最初は鳥の餌箱を目当てにやってきたのだが、次からは別の理由で姿を現すようになった。犬に会いに来ているのだ。
フェンス越しから顔をだすと、犬はやさしく出迎えてくれる。それがうれしくてほぼ毎日のようにきちゃうのだ。
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毎日犬に会いに来る野生の鹿
ホリー・フォルコナーさんがこの鹿を最初に認識したのは鳥の巣箱に顔をつっこんで種を食べようとしていた時だ。アメリカには野生の鹿が数多く存在するので、鹿自体は珍しくはないのだが、巣箱に好奇心を示すチャレンジャ精神あふれる行動に魅了されたという。
その後鹿は、別の理由で姿を現すようになった。愛犬のヒューイに会いに来るためだ。
ホリーさんは鹿にササフラスと名付け、その様子を観察していたところ、ヒューイがフェンス越しに来てくれるのをじっと待っていることがわかった。

ヒューイが二足立ちになってフェンスから顔を出すと、キスするかのように鼻をくっつけてごあいさつ。
ほぼ毎日のようにササフラスはヒューイに会いにくるという。

心優しいヒューイは、好奇心旺盛な鹿を受け入れ、仲良くすることに決めたようだ。
最初は警戒心から少し戸惑っていたようだが、ホリーさんが、ヒューイとホリーの両方に話しかけ、お互いの仲介役をつとめたところ、ヒューイは鹿の友達申請を受け入れたという。
ササフラスはヒューイのことを大好きになったようで、自分の2頭の赤ちゃんが生まれると、ヒューイに見せに連れて来るという。
2匹のやりとりはとても微笑ましくて愛らしいです。とホリーさん。
ヒューイとササフラスにとって、種が違いは問題ではない。むしろ違いがあるからこそ、自分にない魅力を感じられるのだろう。
友人関係を築く上で大切なのは、お互いに対する興味と思いやり、そしてヒューイのようにフェンスを越えておしゃべりできる背の高さなのかもしれない。
ホリーさんのInstagramのアカウント『hollister_faulconer』では、ヒューイのかわいらしさが満載なので要チェックだ。
written by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
インスタグラムに飛ぶとログオンしないと見れないじゃん
2. 匿名処理班
TV番組でもよくあるけど呼び掛けるわけでもない野生の相手に勝手に名付けるのちょっと嫌い
3. 匿名処理班
犬「だいぶ育ったな、そろそろ食べごろだワン」
4. 匿名処理班
友達が近くにいるのはいいな
地元が田舎だからみんな都会に出ていって寂しいわ
5. 匿名処理班
ホリーさんがホリーに話しかけるんかい
6. 匿名処理班
※4
私がいるじゃない
夢で逢おうね♡