
image credit:cEmmanuelBourgeau
機械仕掛けの巨大なマシンによる圧巻のショーやアトラクションで知られるパフォーマンス集団「ラ・マシン」のエキシビションに伝説の神獣が復活した。高さ11メートル、重さ45トンもあるドラゴンホースが、巨大ミノタウロスや巨大グモと共に、フランスの都市ラハレに姿を現した。
このドラゴンは、中国で古くから語り継がれる龍と馬のハイブリッド「ローンマー」で、幸運の兆しとされている。
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ローンマーのモデルは中国の神獣。龍と馬のハイブリッド
このたびラ・マシンが復活を告げたドラゴンホース、ローンマー(LongMa:リュウマ、リュウメ)は中国の神獣「龍馬」を意味する。その姿は諸説あり、麒麟(キリン)としばしば混同されるが、ローンマーは馬と龍のハイブリッドで「龍の鱗と翼をもつ馬」「馬に似るが龍のたてがみと8つの翼を持ち世界を駆ける」「頭に2本の角があり水を操る」「天と地の象徴」「幸運の兆し」などの特徴がある伝説の生物として語り継がれているそうだ。

image credit:cEmmanuelBourgeau
初公開は中国。現在はフランスで開催中のエキシビションに参加
創造性豊かなラ・マシンのローンマーが初公開されたのは2014年のこと。
mechanical horse dragon Long Ma Nantes France compagnie la machine french
当時解き放たれた地は中国の北京。大きな体にふさわしい堂々とした足取りで、水や煙を吐きながら通りを闊歩。伝説の神獣が現れたとして観衆の度肝を抜いた。

image credit:cEmmanuelBourgeau
そんなローンマーがこのほど復活。地元フランスで開催中の「ミノタウロスと巨大なクモ」のエキシビションに参加してるのだ。
パワーアップしたローンマー。翼を広げて炎を吐くパフォーマンスも
久々に登場したローンマーは天を駆けるがごとき翼を備え、炎を吐くパフォーマンスも披露。さらに荘厳で神々しい姿を巨大な仲間にみせつけている。ユニークな質感のボディはスチールや木材、レザーやチェコガラス、金箔、馬の毛や布などいろいろな素材でできてるそうだ。
また翼の代わりに紫禁城をイメージした山車を乗せることもあるらしい。ここに人が乗ってパフォーマンスとかするのかな?
アーティステックな巨大マシンが生み出す壮大な世界。町の中に現れて動くとかリアルで見たらすごい迫力ありそう。
フランスの都市ラハレでのエキシビションは今年5月8日までとなっている。巨大機械仕掛けのパフォーマンス集団、「ラ・マシン」に興味がある人は公式インスタアカウント@compagnie_la_machineをチェックだ。
References:thisiscolossal / wikipedia / instagramなど /written by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
お、穏やかじゃねぇな!
2. 匿名処理班
ゴジラとガンダムの出番だな
3.
4. 匿名処理班
かっこええー!
5. 匿名処理班
ラ・マシンさんはインスタアカウントをフォローして拝見してるけど
年々カラクリが大掛かりなってて見てるだけでもうワクワクする
いつか実物見たみたいなあ
6. 匿名処理班
ベトナムのドラゴン橋やろ思ったら全然違った
こっちもあっちも両方面白い
巨大はそれだけで憂鬱を吹き飛ばしてくれる異世界からのエージェントや
7. 匿名処理班
「日本の夜明けぜよ」のセリフとともに火を吐いてほしい(その龍馬じゃないしそもそも言ってない?そりゃまた失礼しました)
8. 匿名処理班
先日の世界まる見えでミノタウロスの話やってた!
こういう街全体を使って何かするのって、日本みたいに街と街の境目がない場所だとやりにくいと思うんだが、実際のところどうなんだろう
9. 匿名処理班
昔蜘蛛が日本に来た時見に行ったなぁ。
何て言うか映像じゃない本物の迫力というか非日常感がすごいんだわ。
10. 匿名処理班
修学旅行で見たラマシンの蜘蛛が懐かしい。
当時そんなに感動も感じなかったけど、色々制限がある中で披露できたのが蜘蛛だったんだろうな…
是非とも彼らのいる国に赴いて、迫力がある作品を見てみたいなあ。
11. 匿名処理班
ウルトラマンで出てたドドンゴ?
12. アユラ
>>7
読み方は違うけど……字面は同じですもん💧
どことなく、神様っぽい感じがしますね……。
13. 匿名処理班
これが翼竜の真の姿だったことにならんか?
14. 匿名処理班
なんかショボイ
足をもっと太くして口から打ち上げ花火でも出してくれた方がそれっぽい
15. 匿名処理班
丸見えでやってたな フランスなのになんでミノタウロスなんだろうって思ってた