
先に正解から言おう。この画像は本物である。
火星には現在、32個の穴が開けられているという。
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火星の地表に開けられた穴
NASAの火星探査機「キュリオシティ」のミッションは、赤い惑星に微生物やその他生命体が生息していたかどうかを確認すること、生命を保持できる環境かどうかを調べることだ。この科学的ミッションを遂行するために、「キュリオシティ」は火星にたくさんの穴を開けた。正確には32個の穴だ。穴の大きさは直径20ミリ弱くらい。
その穴のひとつが、今年3月初め、Twitterユーザーに投稿されたことで大きく拡散した。
画像に写っている穴は、2015年7月30日に「キュリオシティ」が「バックスキン(Buckskin)」と呼ばれる岩石のターゲットから物質を採取するために開けたものだ。A hole drilled on #Mars. pic.twitter.com/geNvBobLEj
— Space Porn (@redditSpacePorn) March 2, 2022
「キュリオシティ」は2012年8月15日に赤い惑星に着陸して以来、火星で大気分析したデータや、土壌や岩のサンプルデータ、画像・映像データを地球に送り、将来の研究に役立てている。
Twitterにアップされた画像は、NASAによって次のように説明されている。

image credit:NASA / JPL-Caltech/MSSS
探査機キュリオシティは、サンプル採取ドリルと同じロボットアームに搭載された『Mars Hand Lens Imager(MAHLI)』カメラでこの画像を撮影した。ということで、火星の地表に穴が開いているのは本当だったようだ。ただしその穴は画像でみるよりもとても小さい穴だ。
採取されたサンプルの岩石粉末は、その後、分析のために探査機内の実験室に運ばれた。「バックスキン」のターゲットは、アイオリス山の下部にある「マリアスパス」の近くのエリアにあり、キュリオシティは異常に高いレベルのシリカと水素を検出した。
References:Hole at 'Buckskin' Drilled Days Before Landing Anniversary – NASA Mars Exploration / parumo
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コメント
1.
2. 匿名処理班
火星のアリの巣…ではないか
3. 匿名処理班
砂の感じで小さいのは判るがサイズは明記して欲しい所だな
4. 匿名処理班
とんでもないデカい穴が開いてるのかと思ったら20mmか・・・
5.
6. 匿名処理班
火星の反対側のみなさーん!
聞こえますかー!?
7. 匿名処理班
意外にも赤く見えるのは表面だけなんだね
8. 匿名処理班
>>7
火星の地表は酸化鉄で赤くなってる
錆びてない地中の土は画像のように白っぽい
9. 匿名処理班
探査機のキュリオシティが岩石サンプル採取するのにドリルで穴をあけました、ってだけの話だろう?
本物だろうかとか言い出しても意味無いだろうに。
10. 匿名処理班
プレデターの仕業
11. 匿名処理班
ケンシロウ『アタタタタっ!』
火星『ひでぶ!』
12. 匿名処理班
思ったよりちっちゃかった
13. 匿名処理班
火星が赤いのは
地球の200倍以上の放射線により
鉄が酸化する事で赤くなる
だから地面を掘ると本当の色(?)が
出てくる。地上は無理だが地下には
生命体がいるかもしれないと
いう仮説があるのはその為
14. 匿名処理班
火星をなんで調査してるんだろう?🤔
15.
16. 匿名処理班
※8
※13
小惑星の表面が放射線による作用で赤く変色してるのは知ってたけど、火星もそれだとは知らなかったよ
てっきりオーストラリアの大地みたいに酸化鉄含んだ土砂で覆われて全部赤いんだと思ってた
岩なんかは赤いのは本当に表面だけだったんだね
よく考えたらオーストラリアの赤い土は大昔に原始生命の出した酸素のせいでそうなったんだから、もし同じ物が火星に出てきたらそりゃ大騒ぎだよね
17. 匿名処理班
巨大クレーターに見えたなぁ