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世界最長の車は全長約31メートル!プールからヘリポートまでついている

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(著) (編集)

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 車界のレア種というかまれに遭遇するリムジンすら「長っ!!」と思うが、ここまで長いと新幹線寄りの新種に見えなくもない。

 今月1日にギネスに認定されたこちらの車は、全長なんと30.54メートルのスーパーロングカー。タイヤは26本、75人まで収容でき、浴槽やプール、ヘリポートまでついている。

 とんでもなくラグジュアリーだが、実はこれ1986年から13年間アメリカでギネス記録を伸ばし続けた伝説のストレッチリムジン「アメリカンドリーム」がレストアで生まれ変わったもの。

 2000年以降、忘れ去られてボロボロになった車体がピカピカに修復され、過去の記録まで更新したのだ。

Rebuilding the world’s longest car – Guinness World Records

レストアで復活!また世界一長い車になった「アメリカンドリーム」

 今年3月1日、全長30.54メートル(100フィートと1.50インチ)26本のタイヤと最大75人を収容するロングな車が「世界一長い車」に認定された。

 この車は、アメリカのフロリダ州マイアミを拠点とするマイケル・ディザーさんらが修復した、かつての記録保持車でもある。

 その車の名は「アメリカンドリーム」。1986年から13年間、最長記録を何度も更新したレジェンドカーだ。

 アメリカの自動車コレクター兼カスタマイザー、ジェイ・オーバーグさんが改造を重ねたことでも知られているストレッチリムジンが、23年の時を経て復活し昔のように新記録を打ち立てたのだ。

1986年から1999年にかけ長い車体で世界記録を打ち立てた車

 1986年に初めて世界一になったアメリカンドリームの長さは18.28メートル(60フィート)。それから車体は徐々に延ばされ、1999年には30.48メートル(100フィート)でギネスに認定された。

1987年出版のギネスブックよりオリジナルの「アメリカンドリーム」

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 なお一連の改造に使用された車はキャデラックのエルドラドと言われているが、延長につれ多様な部品が使われたという。

王族のように豪華な車を。ハリウッドのセットになった過去

 世界一という輝かしいタイトルを得るために作られたアメリカンドリームは、機能よりも王族のような豪華さが優先された。

 後部のジャグジーやヘリポートもその頃すでに備えており、その重さを支えるために多数のタイヤをつけていた。

 見た目にも華々しかったこの車はハリウッド映画のセットとしては人気だったが、実際の運転はほとんどされなかったという。

 中央に連節バスのようなヒンジが組み込まれていたため、ある程度のターンも可能だったと推測されるが現実にはトレーラーの牽引で移動していたそうだ。

廃車のアメリカンドリームを復元したい!同じ夢をもつ2人が協力

 それから時が流れて2019年、ボロボロになったアメリカンドリームをeBayで落札したのが、車がテーマの展示場や遊戯施設を経営するマイケル・ディザーさんだった。

 一方、出品者のマイケル・マニングさんは技術教育博物館のオーナーで、多くの人に忘れ去られゴミ同然になっていたアメリカンドリームを復元しようと手に入れたものの、資金不足で泣く泣く手放すことにしたという。

廃車になっていたアメリカンドリーム

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image credit:Michael Manning

内部も無残になっていた

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image credit:Michael Manning

かつての栄光は見る影もない

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image credit:Michael Manning

 その出会いをきっかけに2人は意気投合。ディザーさんのレストア計画にマニングさんも協力する運びになり、人を集めて3年がかりで復元をやり遂げた。

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image credit:Michael Manning

遠目だと車と思えないほど長いな

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image credit:Michael Manning

この車はオリジナルの外観をもとに世界最長になるよう伸ばしたリムジンです。改造に使った車もオリジナルのエルドラドですよ

内装もよみがえってさらに豪華に。いずれEVにする計画も

 かかった費用は25万ドル(約3千万円)以上。部品も欠けて壊れているなど状態は悪かったものの、6台のキャデラック エルドラドを調達して面影を取り戻せたという。

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 内装はさらに豪華になり、ヘリポートやプールの他ミニゴルフコースやウォーターベッド、テレビや冷蔵庫までついている。

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 車としての転回は相変わらずスムーズにできないが、運転席が車両の前と後方に1つずつあるので行き止まりにぶつかっても脱出できるようになっている。

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 マニングさんは生まれ変わったアメリカンドリームをまた拡張するだけでなく、いつか電気自動車にしたいと考えている。そうなれば確実に世界一長い電気自動車になるだろう。

 アメリカンドリームは現在フロリダ州オーランドにある。ディザーさんが経営するDezerland ParkCar Museumの敷地に駐車しているそうだ。

 アメリカの80年から90年代を象徴するゴージャスリムジンは再び記録に残るバージョンアップを続けられそうだ。

References: guinnessworldrecords など /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 26件

コメントを書く

  1. 笑った
    30メートルってアンタ、前から後ろまで一分歩かないと辿り着けない車って一体何なんだよw

    • +7
  2. ヘリポート・・・この車どかして空いたスペースに降りる方が楽なのではw

    • +7
  3. 真ん中の4本の軸もハンドル切ったときに左右に動かないと車体ねじ切れそう。
    もちろん曲がる気があればなんだけど

    • +1
  4. こういうの見ちゃうとそれだけのお金があれば貧困で苦しんで生きたくても死ぬしかない人に手を差し伸べる事も出来るだろうに…と思っちゃうんだ😞

    • -21
    1. ※10
      生活以外の自分の遊びや夢につぎ込むお金を他人に捧げろって?
      おっそうだなまずは手本を見せてくれよ

      • +7
    2. ※10
      今このサイト見てる端末を売って募金でもしたらどうだ?
      手を差し伸べる人はたくさんいるぞ、善は急げ!

      • +6
      1. ※27
        そんなこと言うぐらいだから既にしてるんじゃないの

        • +1
  5. 運転席が後ろにもあるらしいけど
    前と同じ左ハンドルなのかな

    • +1
  6. 何故か批判的なコメントが多い気がするけど、ここまでボロボロだったものを美しく修復させる熱意と技術が純粋にすごいと思った
    実用性はなくても夢があって好き

    • +8
  7. 片桐先輩を思い出したのは自分だけではないはずなんだ…

    • 評価
  8. 見た瞬間コラと疑ってしまったほどにはやんちゃな代物ですね
    実用性よりロマンモリモリで見てて楽しい
    今回復元した方の一人が車がテーマの展示場や遊戯施設のオーナーってことだからこの車も目玉として展示されるのかな

    • +4
  9. シートはいくつあるんですか?これで
    4シーターとかじゃないだろうね?笑

    • 評価
    1. ※21
      でも軍用車のベンチシートみたいなシートで人数を数えるのはなぁ…。

      • +1
  10. まぁ、楽しそうではある
    小さい男の子はこういうのを夢見てワクワクして
    大きくなってその夢を叶えたんやな

    • +2
  11. パラッパラッパーに出てくる金持ちキャラのジョー・チンがこんなん乗ってたわ
    あれもプールがついてたけど実在したんだな…

    • 評価
  12. こういうバカを本気でやるアメリカは大好き

    • +5

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