この画像を大きなサイズで見るイタリア・カンパニア州にあるヴェスヴィオ山(ベスビオ山)は、西暦79年の噴火で、ポンペイを死の都市に変えたことで知られている、最も危険な活火山の1つだ。現在は噴火していないが監視体制が敷かれている。
地球観測衛星「ランドサット8号」が、世にも不気味な衛星写真を撮影していた。
あたり一面は真っ白な雲に覆われているのに、ヴェスヴィオ山の上だけは、ぽっかり円形の穴があいているのだ。
丸い雲の切れ目から顔をのぞかせるヴェスヴィオ山
そこだけぽっかりと穴があいたかのような雲の切れ目。そこから顔をのぞかせているのは、世にも恐ろしい活火山、ヴェスヴィオ山だ。
意志を持った目のように、何かを覗いているようにも見え、畏怖の念を抱かざるをえない。以下の写真は一部を切り取ったものだが、NASAの地球観測所のホームページの画像を見ると、本当に周りは延々と真っ白なのだ。

この画像は2022年1月2日に撮影されたもので、1月10日に公開された。
ランドサット8号が撮影したこの画像には、火山の頂上のカルデラ(火山の活動によってできた大きなへこみ)がはっきりと写っている。
北側の大きな山稜の一部はソンマ山で、かつてヴェスヴィオ山と同じ場所にあった古代火山だが、現在はカルデラの縁にあたる尾根の部分を形成している。
標高1,281 mのヴェスヴィオ山は成層火山で、その円錐形は過去の噴火による溶岩と火山灰の層の積み重ねでできている。日本の富士山も成層火山だ。
古代都市ポンペイを飲み込み、今も恐れられている活火山
ヴェスヴィオ火山で最も有名なのは、ローマ帝国の都市ポンペイと隣町のヘルクラネウムを同時に破壊した西暦79年のヴェスヴィオ噴火だ。
一番最近噴火したのは1944年で、溶岩流により、近くのサン・セバスティアーノ村が破壊された。
アメリカ地質調査所(USGS)によると、ヴェスヴィオ山の周囲の溶岩層を地質学的に分析した結果、過去17,000年の間に合計8回の大噴火が起きていることが判明した。
最後の噴火以来、静穏を保っているものの、ヴェスヴィオ山は活火山に分類され、地下の地震活動や山頂からのガス噴出による揺れが時折発生する。
今後噴火が起きれば、300万人以上が住むイタリアの都市ナポリ(北西7.5マイル(12キロメートル))を破壊する可能性があるため、地球上で最も危険な火山の一つと考えられている。
2011年、『nature』に掲載された研究では、ヴェスヴィオ山は “ヨーロッパの時限爆弾 “と評されている。
そんな恐るべき時限爆弾が、偶然にもぽっかりと円形の雲の隙間から顔を出すとか、何かを暗示しているように感じてしまうのは、人間の脳がそういう風にできているからなのかもしれない。
ヴェスヴィオ山が、しばらくの間眠っていてくれることを祈るばかりだ。
References:Striking satellite photo captures Mount Vesuvius peering through a hole in the clouds | Space / written by / parumo
追記:(2022/01/19)本文を一部訂正して再送します。













深渕もまた・・・ってやつか
雲にしては山脈みたいに凸凹してるし、ただの霧で標高が高い所だけ見えてるだけなんじゃ?
偶然なんだろうか?それとも火山の熱でその上だけ気温が高いとかの理由があるのだろうか。
熱い何かが出てて飽和水蒸気量が増えて雲が消えてんじゃないの?
活火山なんでしょ
目には見えないけど熱い空気がコーッと上って雲に穴が開いたのかな?
高低差による雲海だろ?
雲の位置が低いとなるやつ
山頂はさぞ素晴らしい景色だろう
エネルギー充填率120%!!
こんばんは、早野ポンペイです
トンガの直ぐ後に遠い火山の話題かぁ
無関係だとは思うけど気温上昇が地中にも僅かなりとも影響与えてるとかだと怖いな
「穴あき雲(ホール・パンチ)」じゃない?
尾流雲っぽい部分も見えるし。
あー。
上側の黒いトコは雲の影に見えたけどそうじゃないのか。
この影のせいで雲と山が離れてるように見えるよね。
人喰い火山
サウロンの眼