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知ってた?樹木の年齢を知る方法は年輪以外にもある【ライフハック】

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(著) (編集)

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 アメリカで見つかった推定樹齢2624年のラクショウや、樹齢4800年ともいわれるメトシェラの木など、見上げるぐらいの巨木に出くわすたびに、その木がずっと過ごしてきたであろう果てしない時間について想いを馳せてしまいがち。

 そんな気になる樹木の年を調べる方法が海外サイトで話題になっている。

 一般的には切株の年輪を数えればいいが他にも方法がある。専門的な器具がなくてもメジャーと計算でおおよその樹齢がわかるので知っておいても損はないと思うんだ。

切り株なら年輪を数える

 切り株なら、木の年齢を知りたい場合は年輪を数えれば樹齢がわかる。

 断面の中心にある小さな輪を1歳として、外側に向かって順番に濃い色の輪を数えていく。一番外側の最後の輪は樹皮に接しているので忘れずにカウントする。

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Image by 👀 Mabel Amber, who will one day from Pixabay

幹の半径と同種の切り株で樹齢を求める方法

 生えている木の年齢については、以下のように幹の太さを測ってから半径を求め、同種の木の平均年輪幅で割って求める方法がある。

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Image by analogicus from Pixabay

1.幹の太さを測る
 まずメジャーで地面から約1.4mの高さの幹の太さを測る。1.4mは林業でよく使われる平均的な胸の高さだそうだ。

2.半径を計算する
 円周=2×円周率×半径なので、幹の太さ÷3.14÷2で半径を計算する。

3.半径から樹皮の厚さを引く
 樹皮の厚さはその種によっても異なるが、十分育ったクヌギやクリ、ナラなどは2.5cm、カエデやカバノキなど薄いものは0.6cm、その他不明なものは1.3cmを半径から引く。

4.半径と年輪幅の平均で樹齢を求める
 近くに同種の木の切り株があれば、その年輪幅の平均値を求め、その値で前述の樹皮を除いた半径を割ればおおよその樹齢を求められる。

 まずその切り株の半径(樹皮を除く)を測って年輪を数え、その半径を年輪で割って年輪幅の平均値を計算する。

 例えば切り株の半径が30cmで年輪が60あるなら
 年輪幅の平均値は 30÷60=0.5

 つまり1年で平均0.5cmずつ厚くなるので、手順3の半径をその値で割ると大体の樹齢が求められる。仮に半径が50cmなら、50÷0.5で樹齢は100年ほどと推定できる。

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Image by 👀 Mabel Amber, who will one day from Pixabay

幹の太さと平均成長率で樹齢を求める方法

 このやり方は事前に調べる手間が必要だが、その樹種の幹の太さの年間平均成長率を知っていれば、その値で樹齢を知りたい木の太さを割るだけで求められる。

 ちなみにイギリスによくある樹木の平均成長率は以下の通り。

ナラなどブナ科 1.88cm
 パインやトウヒ (共にマツ科) 3.13cm
 セイヨウカジカエデ(カエデ科) 2.74cm

 例えば幹の太さが3mで年間平均成長速率が2.5cmなら、300÷2.5で樹齢は120年ほどと推定できる。

 まああれだ。これは欧米サイトで紹介されてる方法で、平均成長率というものが日本でどの程度使用されているかはちょっとわからない。

 国土が南北に長く気候が多様な日本の場合、国内で育った同種の木でも生育地によって成長速度にもばらつきがありそうな気もする。

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Image by Gennaro Leonardi from Pixabay

 ちなみにこの中で正確なのはやっぱり年輪を数える方法で、生きてる木でも専用の器具でサンプルと少しだけくりぬいて調べることで詳しい樹齢がわかる。木を傷つけてしまうがその穴はたいてい自然とふさがれるそうだよ。

参考:樹齢275年の木のサンプルを採取する様子

Taking a tree core sample – 275 year old Lodgepole Pine in Colorado

References:mirror / wikihowなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 10件

コメントを書く

  1. 国内の地方ごと、種類ごとのデータがあれば使えるね。
    ラワンとか年輪がなくてもその場所の成長率がわかってれば使える式。

    年輪の話をすれば屋久杉年輪から放射性炭素年代測定法の修正がされてる。
    太陽活動の変化(銀河宇宙船の増加)がC14量に反映され、屋久杉の中に1年単位で記録される。
    それを炭素年代法に利用して細かな年齢が特定できるのだ。

    • +4
  2. なるほど!これ、前から疑問だったんだ 年輪を数えるのなら切り倒した木しか樹齢が分からないもんね

    • +5
  3. この方法が通じるのはある程度まで(300年以内?ぐらい)
    で、あとは空洞化したり成長止まったりする木もあるからわからんのよね。
    木の成長率も北海道だとかなり短かかったりする。

    • +2
    1. ※6
      ツリーハウスの作り方(固定方法)で、
      ・木は中心部ではなく表皮の部分で地面からの水や栄養を運んでいる
      ・数本、表皮にボルト貫通や釘を打つのは、木に対してさほどの影響はない。
      ・何かを巻きつけたりする方が、木にとってはかえって迷惑です。首を絞められているようなものです。
      とあるので、この程度の穴なら問題ないのでしょう。

      • +2
      1. ※8
        木って生きているのは表面だけなんですよね。ある意味サンゴとかに近いというか。樹皮付近は生きてるけど、ある一定の深さから中心は死んだ細胞ですね。だから、釘打ったり穴開けたり程度なら、樹皮を剥いたり、針金巻いたりよりはダメージが小さいってね。

        • 評価
    2. ※6
      俺このボーリングの調査手伝ったことあるけど、調査後の傷口は木工用ボンドで塞いでたわw
      そんなもんでいいみたい

      • 評価
  4. 長年のデータの蓄積が無いと分からないことだなあ

    • +2
  5. ちなみに年輪が出来るのは、明確に成長期間と休眠期間がわかれているからで、熱帯みたいに年中だらだら樹木が成長していると年輪は非常にわかりにくくなってしまう。

    • +1

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