野生のカワウソが水族館のカニを盗み食いしていた件

　今月24日アメリカの水族館が謎の襲撃事件の犯人をつきとめたと発表。その証拠をとらえた映像がヒャッハーすぎると話題になっている。

　この水族館はこのところ生きたカニが消える被害に悩まされていた。桟橋の下にあるカニ用のカゴが夜中のうちにことごとく襲われ、中身が空になる被害が多発していたのだ。

　そこでスタッフがカメラを置いてみたところ、無人の桟橋で「やっぱカニうめえわ！」とばかりに食べまくり、グデゴロしたりうんちっちをしてみたりとやりたい放題な野生のカワウソグループがばっちり映っていたという。

カニうめぇ！深夜にカニで盛り上がるカワウソたち

　映像はノースカロライナ州のロアノーク島にあるノースカロライナ水族館が公開したもの。誰もいない桟橋にはアオサギの姿も映っていたが、深夜には盗んだカニをつまみに盛り上がるカワウソたちが映り込んでいたのだ。

　カゴから奪ったカニを食べるカワウソたち。 　その横でうんちっちをしたりグデゴロしたり、じゃれ合ったりとやりたい放題のカワウソたち。今夜はカニ食べ放題ってか？ 　そのうちカメラもどつかれななめに…
　ごちそうも大量にあるし、いわゆるヒャッハー！な状態なのかしら。

犯人はカワウソ。水族館は「健全な生態系」とコメント

　カワウソたちは水族館が桟橋に置いていたカニカゴから新鮮なカニを奪ってはこっそりいただいていたもよう。 　カニ消失ミステリーを解明した水族館はこうコメントしている。

カニのカゴが空っぽになる謎がようやく解けました！消えたブルークラブ（和名：タイワンガザミ。ワタリガニ科の一種）はカワウソのおやつでした。

カワウソがいる環境は健全な生態系の目安にもなりますし、その活動はとてもエキサイティングです。彼らをもっと見たい人はコメントしてください！

　ちなみに水族館がキープしていたカニは、生き物教育プログラムなどに使う予定だったそうだが、この動画も本来は夜行性といわれるカワウソのありのままをとらえた記録として役立つんじゃないかな？

References:komonews / upi / facebookなど /written by D/ edited by parumo
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