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今度はドイツやオーストリアで。謎の音響攻撃「ハバナ症候群」に見舞われた米国諜報部員や外交官

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(著) (編集)

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 アメリカとカナダの政府関係者らが、最初に原因不明の体調不良を訴えはじめたのは2016年、キューバ米大使館での出来事だ。耳鳴りのような高音が聞こえ、頭痛、めまい、記憶障害といった症状が報告されに悩まされており、音響攻撃の疑惑があがった。

 のちに「ハバナ症候群」と呼ばれるこの音響攻撃疑惑だが、未だ真相は不明である。

 その後も数多くの事例が各地から報告され、発症者は200人にも達しているが、ついにNATO諸国では初となるドイツとオーストリアでも発症者が確認されたそうだ。

ドイツ・オーストリアで米国政府関係者が発症

 NBC Newsによると、このところ特に報告が多いのは、ヨーロッパであるという。

 たとえばドイツ、ベルリン駐在のアメリカ人外交官がハバナ症候群とされる体調不良を訴え、早期に帰国するという事例があった。これはNATO加盟国では初の事例であるという。

 さらにNATOと提携関係にあるオーストリア、ウィーンでは、すでに発症者が20数名にのぼると伝えており、少なくとも1人のアメリカ人がひどく体調を崩し、帰国を余儀なくされている。

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photo by iStock

 また中央アジアも例外ではない。キルギスでも乳児を含む数名のアメリカ人で症状が確認されたそうだ。

発症者はすでに200名。その半数はCIA関係者

 耳をつんざく高音が聞こえた後で、頭痛や気分の悪さなどの症状に襲われる「ハバナ症候群」がキューバ在住のアメリカ人外交官によって最初に報告されたのは、2016年のことだ。

 それから現在にいたるまで原因は不明のままだが、今やハバナ症候群が疑われる症例はすでに200件に達しているという。

 発症の疑いがある人の半数はCIA職員とその家族で、さらに4分の1は国防省職員とその家族、残り4分の1は外交官などの国務省関係者だ。

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ロシアは関与を否定

 原因は謎に包まれているのものの、ロシアの関与を疑う声もある。

 米政府高官の話として伝えたところによると、ロシアがデジタルデータの極秘入手、あるいは米政府関係者への嫌がらせのためにマイクロ波エネルギー装置を使った可能性があるという。

 さらにCIAの調査からは、攻撃を受けたとされる現場の近くにロシアの諜報機関職員がいたらしいことが明らかになっている。しかしアメリカの政府関係者がしばしば監視対象になることを考えると、犯人がロシアであることを示す決定的な証拠とまでは言えないようだ。

 一方、New York Postはドイツ諜報筋の話として、ドイツ国内におけるロシアの攻撃的行為(デマの拡散、スパイ活動、ハッキングなど)は、1980年代以降でもっとも活発になっていると伝えている

 ただし現時点でそれを裏付ける証拠はないし、ロシア側も疑惑を否定しているとのことだ。

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オーストリア当局も調査を開始

 国内で20名のアメリカ人が発症したことを受け、オーストリア当局も独自に捜査を開始したようだ。同国当局はWall Street Journalで次のようにコメントしている。

我々は事態を深刻に受け止めている。我々には外交官の健康と安全を守る責任があり、この件は国際的な対話の中枢としての我が国の評判に挑戦するものだ。

犯罪組織を利用した攻撃である可能性もあるが、ロシアであれ、その他の国であれ、なぜこのようなことをするのか理解に苦しむ。明確な理由もないのに人々を傷つけるだけの活動に思える

At Least 200 Cases Of Havana Syndrome Reported By Americans Abroad

written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 35件

コメントを書く

  1. 日本の社畜はみなハバナ症候群に悩まされてたのだな。
    OK、取り敢えず全員休め。話はそれからだ。
    バナナ食べたい

    • +1
  2. キューバのは、音響解析してあれはコオロギって言ってなかったっけ?

    • +4
  3. ただ業務のストレスや不祥事をソレに押し付けてるだけなんじゃねえの?

    • -9
  4. 仮に誰かの仕業だとして、銃やサイバー犯罪と違って痕跡が残らないし、
    死ぬ訳でもないからそこまで大げさにも騒げない。
    そういう意味では厄介な攻撃だけど、相手に致命的なダメージを与えるほどでもない。
    何が狙いなんだろうね。
    いま実験中とか?

    • +13
  5. 音響兵器は中央アジアの山岳地帯で試す場として使用されてきた
    しかし証拠が残りにくい兵器のため証拠をつかめない
    今回のケースがどこの国の仕業かはともかく
    アメリカも中国も実戦配備していますよ

    • +2
  6. 電磁波を利用したオフラインのPCをのぞき見する
    盗聴器の一種が発する低周波だと思います

    • +1
  7. 「健康な」「表向きは平等自国民」を使って人体実験をやりまくってたのって実はアメリカ合衆国だからなんか信用できない
    ただの神経症をプロパガンダにつかってんじゃねーの?

    • +1
  8. ピロシキ国か餃子国か、、、
    日本は有能な人はあまりいないので狙われることはないかも。

    • +10
  9. また虫の鳴き声だったってオチじゃないだろうな

    • +1
  10. 俺もバナナ症候群に侵されているので毎日バナナを食べる必要がある

    • +2
  11. テロリストが電磁パルス兵器を使う日もそう遠くないだろうね

    • +2
  12. こんな仕様のないことじゃ誰も本気にしないし、嫌がらせとしてはいいかもしれないな
    でも嫌がらせでしかないしな、やっぱり疑わしいよな

    • 評価
  13. そんな便利な攻撃が存在するならアメリカが真っ先に研究して実用化してるんじゃないか

    • +1
    1. >>21
      仮にアメリカも実用化してたとしても、現状戦争中でもないのに実際に運用するのは、やっぱり中露ならではだ。

      • 評価
  14. 耳をつんざく高音ってあるから、実際あったことだと思った
    実行するのはろうあ者か、厳重にヘッドホンしてる工作員かな
    対象者の住居に聞こえない音で攻撃するのは集団ストーカーでもやってるっていうよね

    • -2
    1. >>22
      指向性すごいから対象以外聞こえないし
      集団云々は完全に妄想だから精神科要受診

      • 評価
      1. >>28
        精神科はいやだけど
        どうすればいいの?
        ぜったいにこれある

        日本では対応してくれないのかな?

        • 評価
  15. 中国とインドが国境線で殴り合って死者が出たニュースを思い出した
    中国側の記事で山頂のインド兵にマイクロ波を当てて勝利した!と誇らしく書いてあったな

    • +3
  16. 蝉はロシアの生物兵器だった…?

    いや、むしろクビキリギリスの方が適格か

    • 評価
  17. はばなうなな♪
    はほまいはてぃずぃんはばなうなな♪

    • -1
  18. 100%ロシアの仕業だけど「はい私がやりました」という訳が無かろう。

    • 評価
  19. 実験だとしたら騒がれる大使館を標的にする意味がないし、
    攻撃にしては指向性がなくて実用的でないように見える

    まじでなんなんだ

    • 評価
  20. これ中国が国境でインド兵に使った兵器と同じやつじゃないの?

    • 評価
  21. 技術的には可能というかこれを起こす装置の実物があり
    対テロや暴動鎮圧用に使用されているから
    「何のために彼らを狙った?」という動機や目的が謎な部分を除けば
    こんなのあるわけがない、出来ないとかって否定する事不可能だからなあ

    • 評価
  22. 技術としてそういう事ができるようになってるのは事実なんだろうけど、
    それはそれとしてハバナ症候群だと騒がれた事案が本当にそういう兵器によるものかは怪しいのが多いんだよね
    中露が犯人と言われるしたしかにやってそうだとは思うが、
    裏を返せば中露がそういうことやってきたとプロパガンダ打ちたい動機だって欧米諸国にはあるし

    • +1
  23. MKウルトラみたくCIAだったりしてな

    • 評価
  24. 自分たちがやったことを、他から違う形で受けたら相手側は犯罪で、自分たちは被害者なのか?
    そんなことを、訴えて何になる?
    自分たちから止めて、健全な国際社会の在り方を表現しリードすることでしか、新たな光明は見出だせない。

    • 評価

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