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ガレージに迷い込んだ人懐こい猫に心奪われた男性。飼い主の元に帰したものの、猫恋しくて保護猫を迎え入れる

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(著) (編集)

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image credit:Hamel Studio/Facebook
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 全てはニャーゼのシナリオ通りなのかもしれない。そのニャーゼのシナリオを作り上げたのは、猫好きの人間にさらなる猫を派遣し、飼い猫として幸せに暮らさせるため暗躍している地下組織「NNN(ねこねこネットワーク)」に違いないのだ。

 このほど、ガレージで車を修理をしていた写真家の男性の前に、1匹の茶トラ猫が突然現れた。猫はかなり人懐っこく、すりすりと甘えてくる。男性は一発で心を奪われてしまった。

 猫夢中になった男性だが、こんなかわいい猫に飼い主がいないはずがないと、様々な手段を使って探し出すことに。

 最終的に飼い主が見つかり猫は元の家に帰っていったのだが、どうしても猫を忘れられない男性は、新たに保護猫を迎え入れることにしたという。

ガレージに現れた人懐こい迷い猫

 写真家のスティーブ・ハメルさんが、ガレージで車を修理しようとしていた時に、予期せぬかわいい訪問者が訪れた。

 1匹の茶トラ柄の猫がガレージにやって来て、ジープに飛び乗ったのだ。

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 どこから来たのかわからないが、スリスリとハメルさんにすり寄ってきて、とても人懐っこい。

 一撃必殺でその猫に心を奪われてしまったハメルさんは、車の修理を後回しにしてしばらく猫とたわむれていた。

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 肩に乗ってきたり、首にまきついたり、モフモフの毛で甘え続ける猫。これまで猫とあまり接したことのないハメルさんだが、猫の手中に落ちてしまった。

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 初対面とは思えぬほどハメルさんに超接近する猫。修理途中のジープを覗き込んだり、道具箱に入って寝そべったり、まるでハメルさんの家族の一員としてずっと飼われているかのような振る舞いを見せていたという。

 こんな目で見つめられたらそりゃ堕ちちゃうよ。

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とりあえず飼い主を探しつつ、家で飼う準備を

 これほど人懐こいとなると飼い主がいるに違いない。そう思ったハメルさんだが猫は首輪をしていない。また、マイクロチップの確認もしてもらったが、それも埋め込まれていないようだった。

 そこで、近所を訪ねまわったり、SNSに迷い猫の投稿をしたり、様々な手段を使って飼い主を探し出そうとしたが、実はハメルさん、この時にはもう「飼い主が見つからなかったら家で飼おう」と決めていた。

 実は、ハメルさん一家は犬も含めて全員、この人懐こい猫のことが大好きになっていて、娘は既に「サリー」と名付けていたのだ。

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サリーは私の肩に乗るのが好きなようです。仕事用のジャケットは爪を立てられても傷つかないので全然OKです。むしろウェルカムです。猫の世話のために、必要な物や新しいネームタグまで揃えてしまいました。

サリーの飼い主が見つかる

 だがやはり、サリーはよその家の子だった。ハメルさんがFacebookに投稿した記事を見て、飼い主とみられる一家が連絡してきたのだ。

 サリーは飼い主と再会が叶い、家に戻ることができた。

すぐ近所の家族の飼い猫だったんです。飼い主が見つかってよかったと思う反面、寂しい気持ちにもなりました。

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サリーとの出会いがきっかけで猫を飼うことに

 茶トラ猫、サリー(仮名)との出会いによって、ハメルさん一家は、猫を家族に迎え入れたいと思う気持ちが強くなった。というかもう飼う気満々だ。

 早速施設から保護猫を引き取った。

 茶トラ柄ではないが、保護施設にいた黒猫を一目見てすぐに気に入ってしまい、早々に手続きを済ませ、新たな家族の一員を連れ帰った。

 黒猫には、既にサリーのネームタグを作っていたので、そのままサリーと名付けた。黒サリーはハメルさん一家に数匹いる先住犬たちともすぐに仲良くなった。

 黒サリーは完全に一家の一員となったのだ。

 ある日、迷い込んだ茶トラ猫に導かれ、新たな保護猫を迎え入れることになったハメルさん一家。

 ハメルさんは「もう大丈夫でしょ?これで自分がいなくなってもきっと寂しくないよ」という茶トラ猫からのメッセージのようだと話している。

 茶トラ猫がNNN組織の幹部なのかどうかは、神のみぞ知る世界だ。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 36件

コメントを書く

  1. さすがNNN…:(;=^’ω^’):またしても巧妙な手段を編み出しおったか
    善い人を見出す能力、少し分けて欲しいくらいだわw

    • +32
  2. 猫に射抜かれた心の穴は猫にしか埋まらないのだな

    • +28
      1. ※6 

        猫砂でウ〇コを隠すのは苦手だニャ

        • +3
    1. >>3
      うちの子が居ない生活がもう考えられないもの

      • +6
  3. オッサンとネコの組み合わせはサイコー(*´ω`*)

    • +14
    1. ※8
      ぼくもそれが不思議、同じくらい好きならもっと多くの写真があるはず。

      • -4
    2. ※8
      この人のFacebookに黒猫の写真あったで

      • +3
  4. だーかーらー
    これがNNNの
    やり方なんだって

    • +11
  5. 何度も恋に落ちそうになったけど、お別れしました。
    責任が取れそうにないので。
    ごめんニャ・・・

    • +12
    1. 無事におうちに帰れた猫ちゃんも良かったし飼い主さんも安心しただろうし、新しい家族を迎えたハメルさん一家も幸せそうで良いニュースだわ。
      みんな幸せになーーれ!!

      ※11
      それを分かっているあなたは誠実な人だと思う。
      何も調べず軽い気持ちで動物飼って捨てる人も少なくないから、皆あなたみたいな人だったら良いのにと心から感じるよ。

      • +17
    1. >>13
      ネコにはネコ、犬には犬の良さがあるからね!

      • +15
  6. 人を信用してる猫は天使だよね
    落ちそうな時も人間に爪を立てなかったり
    猫との暮らしづらさを感じさせないんだよね

    • +7
  7. おかしい……この男髭が生えてないぞ……?

    • +10
  8. 茶トラサリーの素性がご近所猫だったならまたひょっこり遊びに来そうではあるが、「ご近所」のスケールは国によってかなり違ってきちゃうからな

    • +10
    1. ※24
      「サリー、ご飯だよ〜」
      そして黒と茶トラがトコトコ現れると。

      • +5
  9. 営業が成功した模様です。おしあわせに!

    • +3
  10. 大きい人と小さい人の漫才師思い出した

    • 評価
  11. (ฅ ˙꒳˙ ) 「こんにちは~
    お宅猫いませんよね?
    スリスリ~ 猫いかがですか?(強制)
    ゴロンゴロ~ン ほら猫良いでしょう(強制)
    ウネウネウネウネ~ 猫って最高ですよね(強制)」
    と茶トラさん自らデモ機になって売り込みはすごいね

    ( * ˊ꒳` * ) 「それじゃ後日黒い子が伺いますので、
    可愛がってあげてくださいね」

    • +5
  12. 陰謀論には懐疑的なほうだけど
    NNNはありますわ

    • +4

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