メインコンテンツにスキップ

イギリスでは白鳥は王室扱い。駅に進入した2羽の白鳥を追い出すのに悪戦苦闘する駅員たち

記事の本文にスキップ

34件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
駅に進入した白鳥がゴネて駅員とひと悶着 image credit:Alex Wood/Twitter
Advertisement

 イギリスでは国内の開放水域に生息し、所有者を示すタグが足についていない白鳥(コブハクチョウ)は全て、エリザベス女王の所有物として管理されている。つまり王室の白鳥ということだ。

 その為イギリスでは、王室の白鳥に対しては、どれほどのいたずらをされようと攻撃を受けようとも?尊厳の態度で接する習慣があるようだ。

 このほど、とある駅のプラットフォームに2羽の白鳥が侵入した。鉄道職員らは丁寧にお引き取りいただこうとしたのだが、白鳥はかなり抵抗したようで、ちょっとしたコメディーのような展開となった。

駅のプラットフォームに2羽の白鳥が侵入

 11月3日、イギリス西部サマセット州にある都市バースの私鉄駅に、2羽の白鳥が現れた。

 複数の鉄道職員は、白鳥を捕獲しようとプラットフォームを走り回った。

 間もなく、1羽はすんなりと職員の腕に抱きかかえられたようだが、残る1羽は逃げ回り、2人の職員のいち1人がコートを持って追いかけている姿が動画に撮影されている。

 コートを白鳥の後ろから被せて捕まえようとするも、傷つけないようにと力をあまり入れなかったのか、白鳥はコートの下からスルっと回避。

 結局、羽を広げて逃げ惑う白鳥を捕まえることはできず、職員らはジリジリと白鳥を追い詰め、ようやく出口へと繋がるドアへ促した。

なかなかお引き取りいただけない白鳥に駅員らが悪戦苦闘

 この動画は、イギリスの民放テレビ局『ITV News』のジャーナリストにより撮影され、Twitterでシェアされた。

 電車に乗ろうとした白鳥が、切符を持っていなかったためにプラットフォームから追い出されたのかどうかは定かではないが、白鳥2羽に対してドタバタのコメディー劇のようなシーンを複数の職員が繰り広げた様子は、多くのユーザーらの笑いを誘い、それぞれ更なるシナリオの想像を掻き立てられたようだ。

・白鳥は結構攻撃性あるから、職員よくやったね。勇気あるよ。

・プラットフォームにいる女性乗客の唖然とした姿が笑える。

・女王が白鳥の“不正”を知ったらなんと言うだろう。

・傷つけないようにそっと白鳥を抱えている職員がやさしい。

・いろんな意味でなんだかほっこりした。

この画像を大きなサイズで見る
hansbenn/pixabay

イギリスの白鳥を王室扱いする文化

 ちなみに、英王室の公式ウェブサイトによると、イギリスの王室が白鳥の所有権を主張する権利を保持するようになったのは、12世紀からだそうだ。

 そもそも、白鳥はその昔イギリスでは宴会で出されるご馳走として珍重され、国民や組織は国王から白鳥を所持するための権利を与えられていたという。

 現在では、白鳥を食べる人はいないイギリス。しかし、白鳥を所有・管理する伝統は続いており、「スワン・アッピング」という恒例行事では、英女王の公式チームが毎年白鳥の個体数を調査して保全に努めているということだ。

written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 34件

コメントを書く

  1. ガチョウがイタズラするゲーム思い出した笑

    • +6
  2. 凶暴で意外と筋肉質。目を合わせるだけで襲い掛かってくる。

    • +13
    1. ※2
      昔、芦ノ湖畔で早朝散策をしていたら、いきなり湖から水面走ってきた白鳥に蹴られた私が通りますよ。

      …全く予想外のことで、しばらく立ち尽くしてたわ…なんで蹴られたのか、マジで分からん。

      • +20
  3. 悪戦苦闘してるそばで、横からいきなり抱えられた白鳥が登場
    コントでしょ

    • +16
    1. ※4
      庶民が野菜スープやチーズなど健康的な食生活であった
      反面、王族や貴族は肉を焼いたものを好んで食ってたが
      週に1回のみ宗教上の関係で魚と野菜を食ってた
      またその時はスープもあったようだが味に関しては不明

      • +3
    2. ※4
      そういやゴールデンカムイで土方たちが突っついていた白鳥鍋がやたら美味そうだった

      • +1
      1. >>18
        ラッコ鍋はどう?
        アレはホントにそう言う効果あるのかな?

        • 評価
  4. ここは白鳥様のような高貴なお方が来る場所ではございません!

    • +5
  5. こういうのとか、アメリカのサンタ追跡作戦とか国がやってるほっこり事業好き

    • +12
  6. 先に捕まった方が抱き抱えられて画面横切るとこ不意討ちっぽくて笑ったw
    いいねえ

    • +12
  7. 白鳥、ヤカラみたいな鳥だから。
    カピバラさんのご飯強奪するような鳥だから!

    • +4
    1. ※12
      なーんでコブハクはキャベツば陣取っとかなぁ

      • +2
  8. 鶏が好戦的なのは聞いたことあるが、白鳥もとは…
    恐竜の末裔はやっぱ違うな

    • +2
  9. 醜いアヒルの子ってことにしてとっ捕まえようぜ

    • 評価
  10. その国の権威ある存在が後ろ盾につくことで
    何かを守る試みっていろんな国にあるんだな
    日本では皇居一帯の緑地が皇室に守られ存続しているから
    灼熱地獄の東京であの一体だけは何度か涼しいそうだし

    • +3
    1. ※17
      そうだね
      水の匂いに誘われたんだろうね
      判る気がするな

      • 評価
  11. 「鳥類憐みの令」が施行されているんですね?

    • 評価
  12. かかれられた白鳥が横切るところでフフってなった。

    • +4
  13. 幼い頃、名古屋城のお堀端でかっぱえびせん食べてたら、お堀に巣食ってた白鳥に襲われてえびせん強奪されましたよ…。

    • +2
  14. 動画の後半のオレンジの服のおじさん、イッチョメイッチョメ~みたいになってる

    • 評価
  15. 世界各国の風変わりな習慣やルールは本当に面白い
    それ一つからその国の歴史や風土、空気感までダイレクトに伝わってくる気がする

    • +2
  16. 抱っこされてる子が見えた瞬間かわいすぎて噴いた

    • +2
  17. クチバシの切れ目の2つ入ってるのが王室の白鳥なんだっけ?
    むかし本で読んだなぁ。

    • 評価
  18. 屈斜路湖の白鳥は狂暴だった
    パンを指ごと食いかねない勢い

    • 評価
  19. 王侯貴族の象徴だった文化的背景があったものの目出度い食い物としての需要もあって王室が守らないとイギリス人が駆逐する勢いで食い荒らしたからだろ。
    大航海時代や産業革命のときに世界中の生き物絶滅させてるのがイギリス人で今でこそ偉そうに環境だの言ってるけどイギリス人の本質は無計画消費だからな。

    • 評価
  20. 王室「扱い」てのはちょいと違うね。王室の「財産」てだけ。傷つけちゃいけないのは高貴だからでなく他人(王室)の財産だから。なおバース駅は川の真上にあるから白鳥侵入しほうだい。

    • 評価
  21. バース・スパ駅は私鉄じゃないよ。イギリスはかつての国鉄が民営化されてるけど、ちゃんとナショナルレイルの幹線駅。日立製の列車も止まる。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。